学校応援団をつくる 制作者:Hirakaretagakkou.

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学校応援団をつくる 制作者:Hirakaretagakkou

地域の教育力を活用した学校のイメージ図 地域 PTA しかし JA 婦人会 個人 市役所・役場 老人会 PTA 商工会 学校 区長・町内会長 ○○協会 森林組合 ○○会社 しかし ① 地域の教育力を活用した学校のイメージ図です。地域には、学校が活用したい教育力を持った団体や個人がいっぱいあります。JAからは農業、婦人会からは、調理・裁縫・ミシンなど・・・・ ② 学校は、地域の色々な団体や個人と繋がり、学校を支援してもらいます。 ③ しかし、・・・・・ ④ 地域の教育力を活用すればするほど、教頭先生や職員の仕事が益々多くなって、児童と向き合う時間が少なくなります。 公民館 漁業組合 青年団 地域の教育力を活用すればするほど、教頭先生や職員の仕事が益々多くなって、児童生徒と向き合う時間が少なくなる。 2

学校応援団のイメージ 地域 JA 婦人会 個人 市役所・役場 老人会 PTA 学校応援団 区長・町内会長 学校 商工会 ○○協会 青年団 ① このように、学校が直接繋がるのではなく、学校応援団が繋がって、中継をしてもらうと、前のシートのような学校の煩雑さは解消されます。 ② 地域の皆さんに学校応援団を創ってもらって、学校と地域との繋がりの窓口になってもらえれば助かります。 ③ 学校にとっては都合のいい仕組みを考えました。 ④ しかし、このシステムは双方にメリットのある仕組みであることを、次に説明します。 青年団 ○○会社 公民館 森林組合 漁業組合 3

学校支援のメリットは? 子どもたちは? ・ 社会性が身につきます。 ・ 整った環境の中で学校生活ができます。 学校・先生たちは?       ・ 学びを深めることができます。      ・ 社会性が身につきます。      ・ 整った環境の中で学校生活ができます。 学校・先生たちは?      ・ 授業のねらいを効果的に達成できます。      ・ 一人一人の子どもにしっかり向き合えます。      ・ 教師の負担感の軽減につながります。 地域住民の方にとっては?      ・ 生きがいが得られます。      ・ 教員・子ども・地域住民の絆が強まります。      ・ 学校を核とした地域づくりができます。 ① 地域の皆さんから学ぶ学校支援のメリットを、〔子どもたち〕〔学校・先生たち〕〔地域住民の方〕それぞれに確認していきましょう。 ② 子どもたちにとっては、教科書だけでは学べないことが学習でき、学びを深めることができます。 ③ 地域の皆さんと繋がることで、社会性が身に付きます。 ④ 地域の皆さんに学習環境を整えてもらうことで、整った環境で学校生活ができます。 ⑤ 学校・先生たちは、学習の支援をお願いすることで、届かないところにも手が行き届き狙いを効果的に達成できます。 ⑥ 手伝ってもらった分、子どもと向き合う時間が増えます。負担感の軽減に繋がります。 ⑦ 地域住民の方にとっては、培ったものを生かすことができ、生きがいになります。 ⑧ 教員・子ども・地域住民の絆が強まります。 ⑨ 地域住民が学校に集うことで、学校を核とした地域づくりができます。 

学校応援団の仕組みモデル図 (仮称)学校応援団実施協議会 コーディネーター 学習支援 読み聞かせ 環境支援 (小)登下校の 安全支援 (中)生徒指導 ① 基本的な学校応援団の仕組みのモデル図です。 ② この図を見た学校の先生は、下の支援活動を見て「本校には、これもこれもあります。」と言われます。ほとんどの学校にいずれかの支援活動があります。 ③ これに、地域の人材を捜して連れてきていただくコーディネーターがいて、この活動を支援・運営していく協議会を設置すれば、”学校応援団の仕組みができた“となります。 ④ 横の人の図に喩えると手足体が支援活動、体の中央、青がコーディネーター、頭が協議会と考えて下さい。 ⑤ 次に、この人形の姿で詳しく説明します。 放課後学習 行事支援 営繕支援 安全パトロール 青パトなど

【仕組み】 【はたらき】 基本的な学校応援団の仕組みとはたらき 〈(仮称)学校応援団実施協議会〉 【仕組み】     【はたらき】 〈(仮称)学校応援団実施協議会〉 学校応援団の設置・方針・運営などについて協議する。 協議会委員はコーディネーターを支援する。 〈コーディネーター〉  学校の求めに応じて、地域の支援ボランティアを  捜す。  学校と支援ボランティアとの連絡・調整をする。 ① 基本的な学校応援団の仕組みとはたらきを説明します。 ② 下の方から手足体が〔支援活動〕です。ここは、学校に支援活動をしてくれる〔支援ボランティア〕がいます。 ③ 中央の青い部分が〔コーディネーター〕です。地域のボランティアと学校をつなぐ役割を果たしてくれます。具体的には、学校が「こんなことを何時にどこでして欲しい」とコーディネーターに頼むと、条件に合う人を捜してきます。予め人材を募集しておくとその中から捜せます。 ④ 一番上の赤いところ、つまり”頭“にあたるところが〔(仮称)学校応援団実施協議会〕です。「学校の求めがあって、それに応じて人材を派遣するシステム」を創る・運営する・改善する・問題を解決するなどの機能を備えていなければなりません。自立した組織となるためには必ず必ず必要です。 ⑤ 地域の皆さんが参加して(仮称)学校応援団実施協議会が組織できれば、それだけで”学校応援団ができた”と言えます。ここでは、まず校長先生の学校応援団構想案に沿って協議を重ねて、どのような学校応援団にすればよいかを検討してください。したがって、この協議会は学校応援団の中核となるものです。学校応援団ができて動き出したら、運営と改善の機能を発揮します。 〈支援活動〉  地域の団体・個人が支援ボランティアとして学校  の支援活動を行う。

学校支援地域本部 事業連絡協議会(既存の組織をもって代替可) ・ 学校・家庭の教育支援活動の運営方法等 を検討  学校を支援するため、学校が必要とする活動について地域の方々をボランティアとして派遣する組織です。期待される効果は、    ① 教員が子どもと向き合う時間が増え、学校の教育活動が充実する。    ② 地域住民が自ら学習成果を活かす場となる。    ③ 地域の教育力が向上する。     などが考えられる。 事業連絡協議会(既存の組織をもって代替可) ・ 学校・家庭の教育支援活動の運営方法等 を検討 ・ 事業計画の策定、広報活動方策、ボランティア等の 地域の協力者の人材確保方策、事業実施の成果について検討 ① これは、“学校支援地域本部”です。学校が支援を求めるとき、地域のボランティアを派遣する組織です。 ② 〔基本的な学校応援団〕を文部科学省が示した枠にしたがって創る学校応援団と思ってください。 ③ したがって、仕組みやはたらきは、“基本的な学校応援団”と同じです。 ④ 頭が、事業連絡協議会です。協議する内容も、このように定められています。〔広報活動〕なども明記されています。 ⑤ 地域教育コーディネーターがいます。学校教育に加え、家庭教育も視野に入れた連絡・調整役です。  市町村の嘱託として働いてもらいますのでボランティアではありません。ボランティアで営まれる学校応援団のコーディネーターに比べて、人材を捜し派遣するだけではなく、支援ボランティアと学校の先生の間で連絡・調整をします。 ⑥ 下の〔支援活動〕は基本的な学校応援団と同じです。全てボランティアとして支援活動します。  地域教育コーディネーター ・ 学校・家庭教育支援活動の総合的な調整役 ・ 1市町村あたり1ヶ所1人を原則(実情に応じて協議) 支援活動(支援ボランティア)

学校支援地域本部 求め 支援 教育活動 教育環境安全 など 経営 学校支援地域本部 学 校  学校支援地域本部      学 校   経営 [方針・計画・評価など] 求め 教育活動 教育環境安全 など ① 学校支援地域本部を学校との関係図に示すと”学校の求めに応じて、支援ボランティアを派遣する”このような図になります。 ② シンプルな関係図です。 支援

コミュニティ・スクール〔学校運営協議会制度〕  開かれた学校づくりの観点から、保護者や地域の方々が参加する学校運営協議会を設置し、一定の権限をもって学校の様々な課題解決に参画する仕組みです。教育委員会が指定して設置します。〔地方教育行政の組織及び運営に関する法律第47条の5〕 ○○学校運営協議会〔法律上権限が与えられている。〕 ・ 校長の作成した学校経営の基本的な方針を承認する。 ・ 学校運営の全般について、教育委員会又は校長に意見を述べることができる。 ・ 職員の採用その他の任用に関する事項について、任命権者に対して意見を述べることができる。 ※ 保護者や地域の皆さんが責任と権限を持って意見を述べることが制度的に保障され、その意見を踏まえた学校運営が進められる。 ※委員の構成  (法律上)保護者・地域の住民、(それ以外)学校の校長や教諭、学校教育・社会教育の有識者など 身分:非常勤特別職地方公務員 ① コミュニティ・スクールは、開かれた学校づくりの観点から、保護者や地域の方々が参加する学校運営協議会を設置し、一定の権限をもって学校の様々な課題解決に参画する法に定められた仕組みです。 ② 一番上は学校運営協議会です。市町村からコミュニティ・スクールの指定を受けると、必ず設置しなければなりません。学校運営協議会については〔地方教育行政の組織及び運営に関する法律第47条の5項〕に定められています。(1)学校経営方針の承認。 (2)教育委員会・校長に意見を述べることができる。(3)採用・任用について、任命権者に意見を述べることができる。意見は尊重される。などです。 ③ これによって、制度上、保護者や地域の皆さんの意見を踏まえた学校運営が進められることになります。 ④ 熟議、協働とマネジメントを掲げて取り組みます。 ⑤ みんなでよく考え話し合う〔熟議〕  同じ目標に向かい一緒になって活動する〔協働〕 校長を中心に、人をつなぎ、学校の組織としての力を上手く引き出す 〔学校のマネジメント〕 ⑥ 地域住民の学校支援については定めはありません。権限と責任ですから、意見を言った以上は、学校支援に取り組むことが保護者や地域住民の責任です。 ⑦ つまり、「学校応援団を創る」は、保護者や地域住民の責任です。 熟議          協働     マネジメント 同じ目標に向かって、一緒になって活動する 校長を中心に、人をつなぎ、学校の組織の力を引き出す みんなでよく考え話し合う

コミュニティ・スクール 教育活動 教育環境 安全 など 説明 経営 承認 意見 熟議 協働 マネジメントの力を引き出す  学校運営協議会       学 校 説明   経営 [方針・計画・評価など] 承認 意見 熟議 協働 教育活動 教育環境 安全 など マネジメントの力を引き出す ① コミュニティスクールの学校と学校運営協議会の関係図です。 ② 学校の説明、学校運営協議会の承認と意見 ③ 家庭と地域住民が、熟議・協働・マネジメントを掲げて学校経営・運営に参画するという関係です。 ④ 〔クリック〕 学校支援地域本部と比較すると、コミュニティ・スクールは、学校経営・運営についての参画が主で、〔学校の求めに対する支援〕については、”協働する“とあるだけです。 ⑤ “協働”は学校とともに取り組むことですから、どのように取り組むかは、学校運営協議会に任されています。 ⑥〔クリック〕 協働の仕組みが無い場合には、“意見を言うだけのコミュニティスクール“で、学校は“言われてする・支援もない状況で忙しくなり、モチベーションも上がりません。 ⑦ 学校に、しっかりとした学校応援団があれば、“協働する”が実現できます。

熊本版コミュニティ・スクール 〈○○学校地域づくり協議会〔名称は各学校で工夫〕〉 ・ 学校運営方針の周知と共有 ・ 学校の課題や情報等の共有  熊本版コミュニティ・スクールは、どの学校も設置できるように、コミュニティ・スクールの権限と要件を緩和し、保護者と地域住民が参加する協議会を設置するものです。この協議会の運用については、各学校が独自に定めます。 〈○○学校地域づくり協議会〔名称は各学校で工夫〕〉 ・ 学校運営方針の周知と共有 ・ 学校の課題や情報等の共有 ・ 課題解決に向けた協議 ※委員の構成  保護者や地域住民の方々に参加いただくこと  地域の既存の組織や団体等の協力を得て、学校や地域の実態に応じた無理のない構成を考えること。 課題に応じた  部会を作ってはどうか 自由に! ① 熊本版CSは、市町村の指定が無くても取り組めるように、CSの権限と要件を緩和して、保護者と地域住民が参加する地域づくり協議会を設置するものです。 ② 地域づくり協議会には、何の権限もありません。“信頼”で結ばれています。 ③ 要件は、いくらか定められていますが、自由に変更できます。 ④ その要件とは、(1)経営方針の周知と共有 (2)課題や情報の共有 (3)課題解決に向けた協議 (4)協議会委員に保護者と地域住民が参加する。など。 ⑤ 協議して決めた共通目標〔学校でやるべきこと〕〔家庭でやるべきこと〕〔地域でできること〕〔連携・協働してすること〕に取組みます。 ⑥ 協議会と活動の間に、分科会を持つことも、有効な活動を引き出すには必要ではないかと思います。そんなのも自由に設置できます。 ⑦ 学校支援については、”共通目標を持つ“という記述が、CSより一歩進んでいます。しかし、共通目標を持って学校・家庭・地域が共に連携・協働するということをおろそかにして仕組み作りをすれば、CSと同様に”意見を言うだけ“になってしまう危険性があります。 ⑧ “信頼”を大切にして重みのある意見・協議がなされる為には、「私たちも一緒に取り組みます」という学校応援団が必要です。 〈連携・協働〉  協議会で話し合った〈共通目標〉 ・ 学校でやるべきこと  ・ 家庭でやるべきこと  ・ 地域でできること について、 それぞれの立場で、連携・協働して取り組みを進める。

熊本版コミュニティ・スクール 周知 共有 協議 連携 協働 教育活動 教育環境 安全 など 経営 地域づくり協議会 学 校  地域づくり協議会      学 校 周知 共有   協議   経営 [方針・計画・評価など] 教育活動 教育環境 安全 など 連携 協働 ① 地域づくり協議会と学校の関係図です。 ② コミュニティ・スクールと同様、経営への参加がメインです。 ③〔クリック〕 しかし、権限が無い分、コミュニティ・スクールと比較すると、簡単な仕組みになっています。 ④ しかし、取り組みやすい仕組みです。

学校評議員(類似制度) 求め 意見 教育活動 教育環境 安全 など 経営 〈趣旨〉 学校評議員 学 校 ○学校・家庭・地域が連携 協力しながら一体となって子どもの健やかな成長を担っていくため、地域に開かれた学校づくりをより一層推進する観点から、学校に、学校評議員を置くことができる。 ○これにより、学校運営に関し保護者や地域住民の意向を把握・反映しながらその協力を得るとともに、学校の説明責任を果たすことができる。 〈概要〉 ○学校評議員は、校長の求めに応じ、学校運営に関し意見を述べることができる。  学校評議員       学 校 〔学校運営に関し〕 求め   経営 [方針・計画・評価など] 意見 教育活動 教育環境 安全 など ① 参考のために、学校評議員制度も人形で置き換えてみます。 ② 学校評議員制度には学校評議員会など会議体の設置の定めはありません。 ③ 学校評議員ひとりひとりに学校経営に関して、校長先生が意見を求めて、学校評議員は、地域住民を背景として、学識者としての意見を述べると言うわけです。 ④ つまり、校長先生の相談役です。 ⑤ 校長先生が意見を聞くとき、学校評議員さんを集めて評議員会を開くことは、校長先生の裁量でできることです。 ⑥ 人形でいうと、首から下の支援活動は全く意図されていない制度です。

仕組みの比較 権限 責任 協働 共有 協議 学校を支援する仕組み 学校支援地域本部 コミュニティ・スクール 熊本版コミュニティ・スクール ① 各種の学校応援団を比較してみましょう。 ② まず、一番左の学校支援地域本部です。学校を支援するだけの仕組みです。基本的な学校応援団と同じです。指定を受けると行政から指導や財政的な支援がありますので、強靱な支援システムとなります。しかし、いずれその支援は無くなりますので、その準備が必要です。 ③ 中央は熊本版CSです。規定されているのは、頭の部分です。中央の赤○の外側の茶色の○が学校経営方針や課題・情報の共有、課題をみんなで協議して解決のために行動目標を決める部分です。少し頭でっかちです。 ④ 学校を支援する仕組みについては、共通目標を定めて協働するとあり、各学校に任されています。 ⑤ 一番右側がCSです。熊本版CSに法に基づいた権限と責任があり、紫色の部分です。更に頭でっかちになりました。 ⑥ 動き出すと、こけてしまわないか心配ですね! その心配が〔意見を言うだけのCS〕です。CSの指定を受けたら強力に学校を支援する学校応援団を創る必要があります。 ⑦ このことから基本的な学校応援団〔左クリック〕熊本版CS〔左クリック〕CSと創っていくのが堅実です。

学校支援地域本部+コミュニティ・スクール ① 堅実なCSを説明します。 ② 左右の学校支援地域本部とCS、 ③ 中央がそれをたしたものです。大きな頭には強靱な体があり、バランスのよいものになります。 ④ 学校支援地域本部を受けて、数年後にCSを重ねて指定するのはこういう理由です。 ⑤ 国と県は、将来、全ての学校をCSにする目標をかかげています。

「学校応援団の仕組み」の立ち上げ(1) ① 校長は、地域に足を運んで、地域の人々と触れ合い、地域の状況を把握する。 ① 校長は、地域に足を運んで、地域の人々と触れ合い、地域の状況を把握する。     (既存の学校を応援する組織があるか!) ② PTAや地域の核になる方々と話をして〔学校応援団〕立ち上げへの協力を依頼する。 ③ 自校における学校応援団の構想を考え作成する。 ④ 校内においては、下記の研修をする。  ・ 教基法第13条(学校・家庭・地域の連携協力)  ・ 開かれた学校づくり  ・ 学校応援団とは! など ⑤ 研修内容の周知を重ねる(重要)→校内組織をつくる→担当者を中心に、どこにどのような支援が必要か計画する。 これから基本的な学校応援団を立ち上げる手順を説明します。 最初に「学校応援団を創ろう」と声を上げるのは学校です。つまり校長先生です。 ① まず、校長先生は、地域に足を運んで地域の人々と触れ合い地域の状況を把握してください。 既存の〔学校を応援する組織〕があれば、それはどんな組織か調べてください。 ② PTAや地域の核になる方々と話をして〔学校応援団立ち上げ〕への協力を依頼してください。 ③ 校長先生は、学校応援団の構想を考え作成します。 ④ 校内では、下記の研修をして、職員の理解を得ることが必要です。教室に人は入れたくないという拒否的な教師もいます。  ・ 教基法第13条(学校・家庭・地域の連携協力) ・ 開かれた学校づくり ・ 学校応援団とは! など ⑤ 必要性の周知(重要)→校内組織をつくる→担当者を中心に、どこにどのような支援が必要か年間支援計画を作成する。

「学校応援団の仕組み」の立ち上げ(2) ⑥ PTA役員や地域の核となる人々にお願いして、学校応援団準備委員会を開く。学校応援団の仕組み案 ○○協議会会則案 学校応援団の名称 協議会委員やコーディネーターの人選 資金調達 などを協議して決定する。 ⑦ 準備委員会の推薦のあった○○協議会委員候補者の了解を得て、○○協議会発足会を開催する。発足後は、第1回○○協議会を開催、準備会で協議された内容を再度検討して決定する。 ⑧ 支援ボランティアの募集・支援活動を開始する。 ⑨ 協議会は、学校応援団の実施状況を把握して、スムーズな運営ができるよう協議して改善に努める。 ⑩ 協議会委員は、地域人材の紹介など、学校応援団の運営に協力する。  ⑥ PTA役員や地域の核となる人々にお願いして、学校応援団準備委員会を開きます。学校応援団の仕組み案 ○○協議会規約案 学校応援団の名称 協議会委員やコーディネーターの人選 資金調達法 などを協議して決定してください。 ⑦ 準備委員会の推薦のあった○○協議会委員候補者を集めて、○○協議会発足会を開催します。発足後は、第1回○○協議会を開催、準備会で協議された内容を再度検討して決定してください。 ⑧ 支援ボランティアを募集して、支援活動を開始する。ということになります。 ⑨ 協議会は、学校応援団の実施状況を把握して、スムーズな運営ができるよう協議して改善に努めます。 ⑩ 協議会委員は、地域人材の紹介など、学校応援団の運営に協力することが必要です。 立ち上げの手順が頭に入りましたか。各校状況も違いますので柔軟に考えてください。

学校応援団の構想(1) 〈目指す学校応援団の姿〉 ○ 学校を支援する仕組みのみの学校応援団  ○ 学校を支援する仕組みのみの学校応援団  ○ 学校の経営方針を共有し、課題を協議して解決に向かって協働する学校応援団  ○ 将来コミュニティ・スクールを目指す学校応援団(CSの規定に従って)  ○ コミュニティ・スクール 〈名称〉○○実施協議会 ○○っ子育成会 ○○地域づくり協議会 ○○運営協議会 〈組織〉 会長(   ) 副会長(   )(   ) 委員(コーディネーター) (   )(   )(   ) 委員(   )(   ) 会計(   ) 広報(   )(   ) 事務(   )(   ) 顧問(  )(  )(  ) 〈事業〉                                例   4月第1回○○協議会(以後、6・10・12・3月に実施する。)    PTA総会における説明とボランティア募集 5月支援活動の開始式(児童生徒から「よろしくお願いします」)    開始式後、学校と各ボランティア種別ごとの協議打合せ  6月ボランティアの授業参観&交流(11月も実施) 2月ボランティア感謝の会    感謝の会後、学校とボランティア種別ごとに反省会        ・・・ 年間を通して ・・・、 ○学校行事にボランティアを招待 ○学校応援団活動広報紙の発行 ○学校応援団掲示板を活用して広報   ① 次は〔学校応援団の構想〕です。これまで紹介した〔学校を支援する仕組みの学校応援団〕〔・・・〕〔・・・〕〔・・・〕〔・・・〕の中で、どの学校応援団にしますか。できれば〔学校を支援する仕組みのみの学校応援団〕を勧めます。これから先はこの学校応援団を創るという構想で説明していきます。 ② 協議会の名称は何にしますか。地域の既存の組織で協議会のはたらきを備えることができるものがあれば、その名前にすることを勧めます。立ち上げの苦労を背負ってくれるのはPTA以外にありませんので、PTAにたくさん関わって欲しいと思います。 ③ 協議会の組織、例えば会長1名・副会長2名・委員8名・会計1名・・・ 協議会は地域にありますので、学校は入りません。顧問として、提案したり意見を言ったりします。CSの場合は学校も協議会の一員となります。 ④ 協議会の〔事業〕の例です。学校支援が円滑に行われるようこのような活動を考えて見ました。     4月第1回○○協議会(以後、6・10・12・3月に実施する。)         PTA総会における説明とボランティア募集      5月支援活動の開始式(児童生徒から「よろしくお願いします」)         開始式後、学校と各ボランティア種別ごとの協議打合せ       6月ボランティアの授業参観&交流(11月も実施)      2月ボランティア感謝の会         感謝の会後、学校とボランティア種別ごとに反省会           ・・・ 年間を通して ・・・、    ○学校行事にボランティアを招待   ○学校応援団活動広報紙の発行    ○学校応援団掲示板を活用して広報

【提案】ボランティアで創る学校応援団の仕組み例 PTA+地域 PTA ○○っ子育成会 問題点①: 支援の円滑な運営問題を 協議する機関がない コーディ  ネーター 学  校 学習支援 放課後学習 行事支援 読み聞かせ 環境支援 登下校の安全支援 安全パトロール 青パトなど ①ここで、ひとつ提案をします。 ② 学校応援団を、どの学校でも創ることができるように、ボランティアだけで創る学校応援団を紹介します。 ③ コーディネーターもボランティアですから、仕事を少なくします。したがって、“学校ができるところは学校がする”ということは避けられません。 ④ これをご覧になると、学校応援団を創るには、まず〔クリック〕問題点①学校応援団組織の“頭”(仮)実施協議会を創ることです。これができれば”学校応援団ができた”といっても過言ではありません。 ⑤ 協議会を創るには、「○○っ子育成会」や「○○会」などの既存のそしきの利用やまったく新しい組織として立ち上げる方法がありますが、学校支援として最も頼りになるのはPTAです。PTAに学校応援団になってもらうのは、地域への広がりに欠けるので、〔PTA+地域住民〕で協議会を創り、数年後には地域住民を増やしていくというのがいいのではないかと提案します。 ⑤ 協議会ができたら、そこでどんな学校応援団を創るか話し合って創っていけばいいのです。 ⑥ 〔クリック〕問題点②“学校がコーディネートする”ところが多いので、それを容易にする工夫を考えます。 ⑦ ここからは、これを加味して、提案していきます。 問題点②: 学校がコーディネートするところが多い。軽くする工夫は! 19

学校応援団の構想(2) 〈学校応援団活動の仕組み〉 ①支援活動の種類は? ②コーディネーターの活動内容を決める。(学校とコーディネーター、PTAの分担) ③コーディネーターの人数は1人、複数人? ④年度始めに募集する支援ボランティアの目標人数は!30人 40人 ⑤資金調達の方法は? ボランティアの保険代 活動経費(消耗品代 材料代) (例)   コーディネーター   グループ代表者   支援活動の種類    PTA   校内コーディネーター ②③ 学習支援 行事支援 放課後学習支援 図書館支援  読み聞かせ  営繕支援 環境支援 花樹木支援  登下校安全支援 青パト支援 次に〈学校応援団の活動の仕組み〉について考えます。①から順番に! ①備えたい支援活動の種類は?  黄色い□で表したものです。今、自校にある支援活動、これから備えたい支援活動などを考えます。 ②青い□で表したのがコーディネーターです。コーディネーターの活動内容を決めてください。コーディネーターはボランティアですから、仕事を少なくしてください。上記例では、学習支援は学校と協力して!行事支援はPTAと協力して!これだけが担当です。   ③コーディネーターの人数は1人、複数人?0人のところもあります。 ④募集する支援ボランティアの目標人数は30人40人? プリントを配っただけでは応募はありません。知恵を絞ってください。 ⑤資金調達の方法は? 募金・寄付・廃品回収・物品販売など    目標は、地域支援ボランティア数×300円  例)30人×300円=9000円 40×300=12000   300円は年間保険料です。 ①

学校応援団の構想(2) (例) コーディネーター グループ代表者 支援活動の種類 PTA 校内コーディネーター 学習支援 行事支援 放課後学習支援 図書館支援  読み聞かせ  営繕支援 環境支援 花樹木支援  登下校安全支援 青パト支援 自立化?       自立化               できた! 自 立 化   ×      ×      ○      ○     ○      ×      ○     ×      ○     ○  ○○支援年間計画  学校が○○支援年間計画を作成して、ボランティアグループ代表と打合せをすることで、支援活動が実施できるようにするとよい。 ① まず、この図を説明します。 ② ピンク色□はPTA、茶色い□は支援グループの代表者です。この例ですと、行事支援と環境支援はPTAに任せてあります。 ③ その上にある□が支援をお願いする側です。青パト支援で例えると、緑□の学校と茶色□の青パト支援の代表者が打ち合わせをします。〔クリック〕打合せの時、青パト支援年間計画をもとに打合せをしてください。このように支援年間計画で活動してもらえたら学校としては手間いらずで助かります。 ④ 〔クリック〕花樹木支援と営繕支援、学習支援には代表者がいません。ここは学校が花樹木支援ボランティアひとりひとりと度毎(たびごと)に連絡しなければなりません。これでは大変ですから「自立化」です。 ⑤〔クリック〕自立化とは、花樹木支援を〔お爺ちゃんお婆ちゃんの会〕にお願いしているとします。その会に代表者を決め、連絡網をつくっておくと、年度始めに花樹木支援年間計画を作って代表者と学校が話し合っておくと、計画にしたがって順次支援活動が実施されることになります。代表者が来て、「あそこの花壇の花を植え替えたい!」と言ってこられる状況になれば素晴らしいです。 ⑥〔クリック〕花樹木支援は「自立化できた!」と言えます。 ⑦営繕支援は、木工・看板・溶接・小物製作・何でも屋さんなどですから、自立化しなくても支障なしです。   自立化とは:  花樹木支援を〔お爺ちゃんお婆ちゃんの会〕にお願いしているとします。その会に会長・花部長・樹木部長を決め、連絡網をつくっておくと、年度始めに花樹木支援年間計画を作って会長と学校が話し合っておくと、計画にしたがって順次支援活動が実施されることになります。花部長さんと会長さんが学校に来て、「あそこの花壇の花を植え替えたい!」と言ってこられる状況になれば素晴らしいです。 

地域 学校応援団のイメージ図(例) JA PTA 婦人会 市役所・役場 老人会 個人 商工会 学校応援団 学校 ○○会社 公民館 ① 構想した学校応援団のイメージ図です。 ② 全てがボランティアですから、コーディネーターもボランティアです。コーディネーターのはたらきを少なくしてあります。 ③ 昨年も実施した支援活動とか支援年間計画に書いてある支援活動は直接学校が対応するなど、学校で無理なくできるところは学校がするということを心がけてください。そのためには、次の実施に役立つように、記録を取って、みんなが活用出来るよう保管してください。 区長・町内会長 青年団 漁業組合 ○○協会 森林組合 全てがボランティアで営まれるため、コーディネーターのはたらきを限定する。 学校でできることは学校でする。〔年間計画にある支援・年間を通した支援など〕 22

自校の学校応援団構想 (学校名) 作成者(職名) (氏名)       自校の学校応援団構想            (学校名)              作成者(職名)   (氏名)           1 目指す学校応援団  ①支援のみの組織 ②支援活動に共有協議を加えた組織 ③コミュニティ・スクールを目指す  組織 ④その他の組織(                                      ) 2 学校応援団の名称〔              〕 協議会の名称〔           〕 3 協議会の構成員  会長(   ) 副会長(   )(   ) 委員(   )(   )(   )(   )(   )(   ) 委員(コーディネーター)(   ) 会計(   ) 事務(   ) 広報(   )(   )  顧問(   )(   )(   ) 4○○協議会の活動 5 資金調達計画(                                          ) 6 ボランティアの保険は? ①ボランティア保険 ②公民館保険 ③民間保険 ④市町村保険 7 自校のボランティア支援活動はどのようなものを整備するか? (    )(    )(    )(    )(    )(    )(    )(    )(    )(    ) 8 コーディネーターの人数と役割(                                   )  4月 5月 6月 ・ ・ ・ 1月 2月 3月 これまで考えられた〔自校の学校応援団構想〕をこのような簡単なシートに記入してみてください。 1 目指す学校応援団 2 学校応援団の名称 協議会の名称 3 協議会の構成員 4 協議会の活動 5 資金調達計画 6 ボランティアの保険は? 7 自校のボランティア支援活動は 8 コーディネーターの人数と役割

学校応援団の運営方法(例) 年間を通して行われる支援は、年度始めに学校と支援グループ代表者と打合せを行い実施する。 行事支援年間計画にある支援活動は、年度始めに協議会委員やPTA役員で担当者を割り振り、担当者はその件について学校と打合せ、予め支援ボランティアを集めて準備しておく。 随時行われる学習支援や行事支援は、毎月の登録ボランティアへの連絡(プリント)で知らせて募集する。  ・ 校内コーディネーターがプリントを作成して連絡、返事の集計から協議会コーディネーターが担当して支援ボランティアを集める。  ・ 集まらなければ協議会委員やPTA役員が協力する。  ・ 連絡児童生徒がプリントを持参して、連絡返事を担当する。  協議会コーディネーターは、決定した支援ボランティアの氏名等を校内コーディネーターに報告する。担任と支援ボランティアが、直接打ち合わせを行う。  ・ 協議会コーディネーターは、支援ボランティアと担任の間を結ぶ働き“のみ”をする。 次は運営方法の例です。 ① 年間を通して行われる支援は、年度始めに学校と支援グループ代表者と打合せを行い実施します。 ② 行事支援年間計画にある支援活動は、年度始めに協議会委員やPTA役員で担当者を割り振り、担当者はその件について学校と打合せ、予め支援ボランティアを集めて準備しておきます。 ③ 随時行われる学習支援や行事支援は、登録ボランティアへ毎月連絡して募集します。(プリントなど)  ・ 校内コーディネーターがプリントを作成して登録ボランティアと保護者へ配布する。返事の集計から協議会コディネーターが担当して支援ボランティアを集めます。  ・ 集まらなければ協議会コーディネーターは協議会委員やPTA役員の協力を得て、支援ボランティアを集めます。  ・ 連絡の方法は、連絡児童がプリントを持参して、返事を持って帰る。県南地区で2校がこの方法を採用しています。良好に実施されています。責任をもって児童がしてくれるとか、支援ボランティアと児童が繋がるというメリットもあります。  ④ 協議会コーディネーターは、決定した支援ボランティアの氏名等を校内コーディネーターに報告します。担任と支援ボランティアが、直接打ち合わせを行います。  ・ 協議会コーディネーターは、支援ボランティアと担任の間を結ぶ働きノミをして、連絡調整はしません。

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