この章のポイント: ①有形固定資産=長期にわたり使用 ②減価償却費=価値の減少 ③減価償却費=現金支出なき費用 第5章 有形固定資産 ケース/京セラ この章のポイント: ①有形固定資産=長期にわたり使用 ②減価償却費=価値の減少 ③減価償却費=現金支出なき費用
1.有形固定資産とは(p.55) 流動資産 当座資産 棚卸資産 流動負債 未償却残高 (期末) 未償却残高 (期首) 固定負債 有形固定資産の動向 B/S表示 流動資産 当座資産 棚卸資産 流動負債 未償却残高 (期末) 未償却残高 (期首) 固定負債 固定資産 有形固定資産 建物構築物 機械装置 車両運搬具 工具備品 土地 無形/投資等 資本 払込資本 (資本金) 留保利益 (剰余金) 減価償却費(P/L) 資産合計 負債資本合計
2.減価償却とは(p.77~) 減価償却の3要素(①~③)と償却方法を決め、規則的・計画的に償却 ①取得原価 ③耐用年数 減価総額 物理的減価・機能的減価 ② 残存価額 ①取得原価 ③耐用年数 減価償却費 (定額法・定率法等) 製造原価・売上原価 販売費及び一般管理費
3.減価償却の目的(p.80~) ⇒適切な資産価額の表示、費用の期間配分 1年目 2年目 3年目 売上 1000 1000 1000 1年目 2年目 3年目 売上 1000 1000 1000 費用 500 500 500 減価償却費① 200 200 200 利益① 300 300 300 減価償却費② 0 0 600 利益② 500 500 ▲100 ⇒適切な資産価額の表示、費用の期間配分
4.減価償却の効果(p.81) 投資回収か! 現金 現金+有固=資本+損益 ① 100+100 =200 ②+400 = +400 現金+有固=資本+損益 ① 100+100 =200 ②+400 = +400 ③-250 = -250 ④ -100 = -100 ⑤ 250+ 0 =200+ 50 収益400-費用350=利益50 利益50+減価償却費100= 現金増加額150 売掛金 有形固定 資産 売上高 減価 償却費 売上原価 製造原価 投資回収か!
5.京都ベンチャー 借金ゼロ経営「どんどん償却して、自由な資金を潤沢に!」 ①税法よりも早く償却 ②キャッシュフローの増大 ③迅速な投資決定