JAFEE2004 冬季大会 金融商品特別セッション 為替オーバーレイ取引 12月24日 13:10-14:10 住商キャピタルマネジメント チーフストラテジスト 森谷博之 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
円の相場の特徴 趨勢的な動き 循環的な動き 円高トレンド フォワード・レート・ディスカウント 円安カウンター・トレンド 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
為替レートの趨勢的な動き 名目為替レートの動き 戦前:1ドル1円から4.25円へ 戦後:1ドル360円から100円へ 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
為替レートの趨勢的な動き 実質為替レートの動き 戦前戦後も円高 もっと円安 になるべき ? もっと円安になるべき ? 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
為替レートの趨勢的な動き フォワードレートの趨勢的なディスカウント 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
為替レートの趨勢的な動き 実質為替レート上昇の理由 交易条件から求めた適正水準 ケネス・ロゴフ氏(IMF前調査局長) 交易条件 非貿易財相対価格 部門間生産性 累積経常収支 交易条件から求めた適正水準 数年以内に60円台も可能 ケネス・ロゴフ氏(IMF前調査局長) 米住宅バブルの崩壊などを原因に是正が急ピッチで進むと最大4割下がる(日経12月1日) 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
為替レートの循環的な動き トレンドとカウンタートレンドの発生 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント トレンド カウンタートレンド レンジ相場 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
為替レートの循環的な動き 長い相場でも短い相場でも同じようにトレンドとカウンタートレンドがある 12/24/2004 レンジ相場 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
為替レートの循環的な動き カウンタートレンドの発生理由 景気循環 フォワードレート・バイアス ホームバイアス 金利差の拡大 日本の経常収支を還流できない投資体質 海外投資家の日本のリスク資産への投資 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
ヘッジ戦略の基本 円の趨勢的な動きをヘッジするには? 円の循環的な動きを捉えるには? フルヘッジ(パッシブヘッジ) パッシブヘッジ(0-100%ヘッジ)+アクティブ運用 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
ヘッジ戦略の基本 グローバルスタンダード ヨーロッパ 日本 最適戦略 最適戦略 最適戦略 米国 ヘッジ無し+アクティブ運用 為替レート 趨勢的な円高 フォワードレート プレミアム 最適戦略 部分ヘッジ+アクティブ運用 最適戦略 ? 米国 為替レート 循環的な動きのみ フォワードレート ディスカウントとプレミアムの循環的な動き 為替レート 趨勢的な円高 フォワードレート ディスカウント 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
ヘッジ戦略の基礎 為替ヘッジの効果 パッシブヘッジ アクティブヘッジ 満足できるか? 十分な効果が得られるか?毎年3-5%近い超過収益が必要 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
ヘッジ戦略の基礎 為替ヘッジの効果 パッシブヘッジ アクティブヘッジ 満足できるか? 十分な効果が得られるか?毎年1%-3%程度の超過収益が必要 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
ヘッジ戦略の基礎 グローバルスタンダード戦略が通用しない日本の事情 趨勢的円高トレンドとフォワード・ディスカウント 解決策 CTA的な運用 オーバーヘッジを許す クロスヘッジを許す ダイナミックなベンチマークの採用 円高時にはフルヘッジ・ベンチマーク 円安時にはヘッジ無し・ベンチマーク フルヘッジ+絶対収益戦略 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
ダイナミックヘッジを用いた フルヘッジ+絶対収益型戦略の効果 シミュレーション 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
ダイナミックヘッジを用いた フルヘッジ+絶対収益型戦略の効果 シミュレーション 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
ダイナミックヘッジの実例:為替ヘッジ比率の推移 2000年3月~2004年11月(実績値) ダイナミックヘッジの実例:為替ヘッジ比率の推移 2000年3月~2004年11月(実績値) 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
為替オーバーレイ運用実績:円ドルレートとの回帰分析 為替オーバーレイ運用実績:円ドルレートとの回帰分析 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
ダイナミックヘッジを用いた フルヘッジ+絶対収益型戦略の効果 為替オーバーレイ+ドル3ヶ月預金(実績値を基に計算) 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント
結論 日本の事情に 最も適した ヘッジ基準と ヘッジ戦略が必要 12/24/2004 住商キャピタルマネジメント