2013年度 情報文化学部共通科目 担当:小宮山智志 情報社会論 2013年度 情報文化学部共通科目 担当:小宮山智志
本日の資料 情報社会論(配布テキスト:21-23ページ) プレジデント 2010年4月3日配信 「雑誌記事なぜ「100円マック」でも儲かるのか:マック式ファイナンス論」 映像資料:2010年1月13日 クローズアップ現代 激安に異変? 消費者つかむ新戦略 行動科学で紹介
グループワークの仕方:テキスト事前準備編16-17 マックのハンバーガー 価格100円 価格210円 営業利益 12.9円 営業利益 34.7円 原材料費57.5円 グループワーク課題1:なぜ価格を下げて、営業利益が 上がったのか。資料をよみ、グループで確認。 グループワークの仕方:テキスト事前準備編16-17
グループワーク2 問題はないだろうか? グループで考えてみよう! ヒント:社会的ジレンマ(行動科学) 個人において、ある選択が効用大 しかし、皆がその選択をすると、皆がその選択をしないよりも集団全体として、損。 例:情報社会論(配布テキスト:12ページ)
問題点(テキスト24ページに記入:この画面ではなく、口頭を含めて説明全体を記入) 値下げすることで、販売個数が増えるから固定費が下がり、利益増大。 皆が、マネし始めたら、、、、 他の外食産業も追随 販売個数が伸び悩む。 利益でない。 すると、、、
問題点続き(テキスト24ページに記入:この画面ではなく、口頭を含めて説明全体を記入) 価格競争 コスト削減競争 労働賃金カット:非正規社員→労働意欲低下 原材料費カット→安全性 お互い死活問題に。 価格競争→給料下がる→貧乏→値下げしないと売れない→さらに価格競争→需要激減・雇用激減 デフレスパイラル
社会的ジレンマを起こさない方法は? スーパーマーケット オオゼキ 1平方メートル当たりの売上 業界平均の「 」倍 スーパーマーケット オオゼキ 1平方メートル当たりの売上 業界平均の「 」倍 正社員を70%(通常 正社員30%) →仕入れ・価格・チームで決定。 コメンテーター:お客さんをみて「 」 を考えて実際に検証する作業 近藤さん、生き生きと働いている グループワーク課題3:オオゼキの例からデフレスパイラルで雇用激減という社会的ジレンマを起こさない方法を考えよう。
非正規社員化・マニュアル職場VSアイディア創出職場 ・非正規社員・マニュアル化 ・つまらない。しかもデフレで給料カット ・意欲減退。さぼる。手を抜く。 ・さらに利益減少 アイディア(仮説)出せる方が楽しい。 楽しければさらにアイディア(仮説)を出す。 アイディアを出せば、さらに儲かる。
働く人も、利用する人も、 社会全体も 幸せになれる“情報化社会”を考える 結局、利益が続く。 しかも、プライドが持てる。 プライド:監視がなくても不正しない。 子どもたちも“働きたい” 新潟モデルが世界を変える。
しかし そのためには、アイディアを考える能力 アイディアを形にする能力が必要 集団で問題を解決する能力
お互いが楽しく働け、さらに環境破壊を起こさない“情報社会” この講義では グループワークを通して、基礎的な能力の育成 この能力の使い方によっては お互いが楽しく働け、さらに環境破壊を起こさない“情報社会” お互いがお互いを苦しめ合う“情報社会”
情報化社会の誕生 参考文献:見田宗介 1996 『現代社会の理論~情報化・消費社会の現在と未来~』岩波新書(465) 講義と並行してこの文献を読むことで「抽象的な理論を具体的な事例にあてはめて考える力」が効果的に身に付きます。 来週:仮説の立て方+情報化/消費化社会の展開(第2回・第3回)
<成績評価方法> 第1~15回のグループワーク・個人ワーク(35%) 最終レポート(65%) オリジナリティを高く評価 第1~15回のグループワーク・個人ワーク(35%) 最終レポート(65%) オリジナリティを高く評価 ×剽窃:他者のアイディアを自分のアイディアと偽る ○他者のアイディアを紹介し、それと異なる自分の仮説を展開
<受講に当たっての留意事項> 1.体調不良、忌引き、就職活動、部活動などで欠席した場合 第16回の授業での補講 2.授業中、私が説明しているときは、誰も話してはいけません。 小声でもダメです。私が聞こえなくてもあなたの周りの人が迷惑です。個人ワーク・グループワークのときは、どんどん周りの人と話してください。
補講までします:不正はやめてください。厳正に対処します。 *レポート用紙に他者の筆跡があってはいけません。レポートは自分で書いてください。 *他者の字を消して、自分の字で上からなぞっても不正とします。 *違反した場合、定期試験同様に、学則に則って処罰されます。 (過去のものも含む。常に処罰の対象になります。発覚した場合、単位取得が取り消されます)
その他、厳正に対処する場合 2011年 行動科学 課題に答えていない(行っていない)。 課題を行っていない=行っているフリ 2011年 行動科学 課題に答えていない(行っていない)。 課題を行っていない=行っているフリ あまりに不誠実な例 一回でもあればD評価とします。 次ページ 事例
グループワーク1(1/3) グループでお互いのレポートを読む →説明不足のところを指摘し合おう。 自分が指摘したことを、グループワーク用紙に書こう。
例 ○グループのメンバー:お互いのレポートについて自分が指摘したところレポートしていた。 しかしあるメンバー ×「○○君のレポートは誰が見ても理解できるものだった」「○○君のレポートはとてもわかりやすかった」 ⇒グループワークに参加していれば「誰が見ても理解できる」ということはないことが明らか。 一回でも課題を行わずにレポートを書いた場合、 D評価にします(なんで大学に来ているのだろう?)。