さっと文書が出せる 職員室ファイル& 机上整頓術 大川典子
あなたの机は、今どんな様子? コンピューターが 開けない とりあえず 置いておこう 整頓は後で 教室に持っていくはずが、忘れている 平積みが習慣になっている
立てて置くことが 習慣になっている 毎日使うから 手近に置こう もう、日直は 終わっているよ 使いっぱなし 置き場所が 決まっていない 仕事のスペースが とれない 子どもに配布し忘れる
思い切って 変えましょう 5つのキーワード すぐ運ぶ すぐに出す 捨てる 入れる ファイリング 声をそろえて 言ってみましょう
すぐ運ぶ すぐに出す ○教室にすぐ持っていき、配布。 ○アンケート用紙・反省用紙 後でやった方がいいものが書ける? 後でやった方がいいものが書ける? しまう→探す→取り出す→思い出せない →書けない 期限に間に合わない、提出を忘れる 係りの先生に迷惑をかける
捨てる まずは、 机上のものを全部下に置く 考え方 × 「分別しよう」 ○ 「全部捨て必要なものを拾う」 一度何もなくなれば、後は 日々、それを維持するだけ
とにかく捨てる ゴミ箱は絶えず、机のすぐ横に 筆記用具→必要最小限に 行事関係の書類→済んだら 職員会議録→その月が終われば 他の人の分掌→その人に見せてもらう 何でも聞く 取っておくのは、自分の分掌の書類のみ →きちんとファイリングor データで残す
入れる 1番上の引き出し 文房具類 仕切り このままごっそり引越しできる
入れる 2番目の引き出し プライベートゾーン 手紙・便箋・糸と針・バッグ・ハンカチ・ガム
入れる 広い引き出し CD-R,カセットテープ、やりかけ仕事(すぐ出せる)
ファイリング ノート 1つのことに1冊用意 貼る、書きこむ
プリント類のファイリング バインダー 穴あけパンチ式ファイル 袋ファイル
刑部恒男 「WI式袋ファイル」 「山根式袋ファイル」 「野口式押し出しファイリング」
「山根式袋ファイル」 「野口式押し出しファイリング」 1993年 野口悠紀雄 1986年 山根一眞 『「超」整理法』 1993年 野口悠紀雄 『「超」整理法』 いっさいの分類作業をやめ、 袋を単純に時間順で並べる ○分類しないので簡単 ○新しいファイル、使ったファイルを 左側に置くだけ ○使わないファイルが右に押し出される ので、それをふるい分ければよい ×関連するファイルが近くにない ×ファイルが増えてくると検索スピードが 落ちる ×検索手段が個人の時間記憶による 1986年 山根一眞 「スーパー書斎の仕事術」 角型2号の袋ファイルの採用により、 全ての書類をA4の大きさに統一 インデックスを書き、50音順に並べる ○検索が速い ×関連したファイルがまとめら れない ダンス 徒競走 組体操
刑部式「WI式袋ファイル」の良さ 机の上の少ないファイルなら野口式押し出しファイリングで、使いやすく 本棚に移動した保存版ファイルは山根式50音順で検索しやすく さらに、 WI(ダブルインデックス)・・・2つの索引(大項目・小項目) により、関連したファイルを系統別に保存できる 運動会 ダンス 運動会 徒競走 運動会 組体操
袋ファイルの作り方 市販の角型2号(A4サイズ)封筒 上2cmを切る インデックスの欄を印刷 インデックスに最初に思いついた言葉を書く 書類などを入れる メモを書く 五十音順に 並べる (1、A、アの順)
厚さが半分以下になった 検索も楽
袋ファイルの良さ ・家庭生活でも使える方法 ・バインダーやファイルより安価 ・穴あけ、綴じるなどの手間がかからない ・厚さが自在 ・スペースが少なくて済む ・そのまま捨てられる ・何でも入れられる CD・本・ノート・切抜き・写真・手紙・領収書・ クリアーホルダー・保証書・使用説明書・ 生命保険証書・・・・・・・・ ・家庭生活でも使える方法
5つのキーワード すぐ運ぶ すぐに出す 捨てる 入れる ファイリング 年度末の今がチャンス 思い切って、捨てることから 始めてみませんか?