例: 彼女は働きすぎて病気になった。 この辺りは、昔は静かなところだったのですが、ずいぶんにぎやかになったものですね。 木が切り倒されて山が裸になってしまった。 お酒を飲んで顔が赤くなりました。 以前は無口だったが、最近はよくしゃべるようになりました。 彼と一緒に仕事をするようになって、ずいぶんいろいろなことを学びました。
・・・なる「ものごとが変化することを表す」 名詞+になる 例:アライさんは大学を卒業して先生になった。 な形容詞+になる 例:両親からもらったお金を全部使ったので、貧乏になった。 ィ形容詞+くなる これからだんだん暖かくなる。 動詞+ようになる 日本に留学して、日本語でよく話せるようになった。
Vて+くる (継続) 田中さんは子供のころからずっと、カメラの 仕事をしてきました。 この伝統は5百年も続いてきたのだ。 Vて+くる (継続) 田中さんは子供のころからずっと、カメラの 仕事をしてきました。 この伝統は5百年も続いてきたのだ。 17歳のときからずっとこの店で働いてきました。 今まで一生懸命頑張ってきたんだから、絶対に大丈夫だ。
Vて+くる (継続) 「Vてきた」 は過去から現在まで続いていることを表す。話す人の視点は現在。「今まで」などの言葉とともい使う。
Vて+いく(継続) これからもこの仕事を続けていくつもりです。 今日まで一人で頑張ってきました。これからあなたといっしょになかよくやっていきましょう。 今まで両親と一緒に暮らしてきたが、就職したら一人で生活していこうと思う。
「Vて+いく」は現在から未来へ続くことを表す。話す人の視点は現在。「これから」などの言葉とともに使う。 Vて+いく(継続) 「Vて+いく」は現在から未来へ続くことを表す。話す人の視点は現在。「これから」などの言葉とともに使う。 例:国に帰ってからも日本語の勉強を続けていくつもりです。
Vてくる Vていく 変化 例:1. 日本語の授業はだんだん難しくなってきました。 2. 日本の生活にだいぶ慣れてきました。 3. (天気予報)今夜から風邪と雨がだんだん強くなっていくでしょう。 4. 日本では子供の数がだんだん減っていくだろうと言われています。 5. 新しい駅ができたので、この町の人々の生活は少しずつ変わっていくだろう。
Vて+くる / Vて+いく=変化 「Vてくる」は、過去から現在(話す人の見ている時点)まで変わり続けていることを表す。 「Vていく」は現在(話す人の見ている時点)から未来に向かって変わり続けることを表す。 変化を表す動詞と使う。
Vて+くる(話者への接近) となりの部屋から何かいいにおいがしてきます。 小学校が近いので、いつも子供たちの元気な声が聞こえてきます。 ものや感覚(におい、声など)話者に接近する ことを表す。この使い方に「Vていく」の形はない。
~につれて 町の発展につれて、前になかった新しい問題が生まれてきた。 設備が古くなるにつれて、故障のところが増えてきた。 成長するにつれて、娘は無口になってきた。 人口が増えるにつれて住宅問題が起こってくる。 品質がよくなるにつれて、値段が高くなる。 時代の変化につれて、結婚の形も変わってきた。
時間がたつにつれてあのときのことを忘れてしまうから、今のうちに書いておこう。 日本語が上手になるにつれて、友達が増え、日本での生活が楽しくなってきた。 調査が進むにつれ、地震の被害のひどさが明らかになってきた。(~につれ書き言葉)
~につれて N+につれて V+につれて ある事態の発展とともに、ほかの事態も発展するという、比例関係を表す。 ~すると、だんだん
~したがって 私の合図にしたがって行動してください。 人口が増えるにしたがって、住宅問題が起こってくる。 警察の調べが進むにしたがって、次々と新しい疑問点が出てきた。
~にしたがって 「~にしたがって、・・・」の形で「~が変化すると、・・・の変化も起こってくる」という表現。 れい:私の合図にしたがって行動してください。
~ほどだ ずいぶん元気になって昨日なんか外の散歩に出かけたほどです。 彼は犬が大変嫌いだ。道に犬がいればわざわざ遠回りするほどだ。 コンサートはたいへん人気で、立ち見が出るほどだった。
~ほどだ 先に述べられたことがらについて、 具体的に例を挙げて、どの程度か説明するのに使う。
~ほど きのうは山登りに行って、もう1歩も歩けないほど疲れました。 A:足、けがしたんですか? B:はい、きのうまでは泣きたいほど痛かったけど、今日は大分よくなったよ。 悩んでいたとき、友人が話を聞いてくれて、うれしくて涙が出るほどだった。 いじめは子供にとっては死にたいほどのつらい経験なのかもしれない。
~ほど ある状態がどのくらいそうなのか、その程度を強調して言いたいときに使う。
~ほどではない 天気が暖かくなったけれど、まだ薄着を着るほどではない。 ちょっと熱があるけれど、病院に行くほどではない。 日本語が上手になったけれど、まだ通訳できるほどではない。
~ほどではない 「程度の軽いものである」という意味を表す。 「たいしたことではない」、「重大な問題ではない」という意味を表す。