地域のゴミについてPart1 一年 井上 美優 鈴木 千咲 操作 今井 優太 私たちは、地域のゴミについて調べました。
研究の動機 1 地球温暖化の原因の中で身近な問題 2 神栖市(地域)を ゴミの落ちていない きれいな街にしたい 研究の動機 1 地球温暖化の原因の中で身近な問題 2 神栖市(地域)を ゴミの落ちていない きれいな街にしたい 研究の動機 この研究について調べようと思った動機は2つあります。 一つ目は、「地球温暖化」についてです。その中の原因の一つであるゴミ問題は、特に私たちの身近に起きていると思ったからです。 二つ目は、神栖市を、ゴミの落ちていないキレイな町にしたい。と、思ったからです。
研究のめあて 1 落ちているゴミ を減らすこと 2 ポイ捨てする人 がいなくなること そこで研究のめあては, 1 落ちているゴミ を減らすこと 2 ポイ捨てする人 がいなくなること そこで研究のめあては, 1.落ちているゴミを減らすこと, 2.ゴミを捨てる人がいなくなること にしました。
研究の方法・内容 研究1 波崎三中周辺の道路や歩道など に落ちているゴミの量や種類を 調べる 研究1 波崎三中周辺の道路や歩道など に落ちているゴミの量や種類を 調べる 研究2 インターネットや図書からポイ 捨てをなくすための取り組みな どについて調べる 研究3 自分たちでできる取り組みを考 える 研究の方法・内容 まずは,研究1として波崎三中周辺の道路や歩道などに,どのような種類のゴミがどれくらい落ちているのかを調べました。 次に,研究2としてインターネットや図書から,ポイ捨てをなくすための取り組みを調べました。 そして,研究3では,研究1や2をもとに,自分たちでできる取り組みを考えました。
研究1 道路のゴミの量と種類 ~波崎三中周辺のゴミ~ 研究1 道路のゴミの量と種類 ~波崎三中周辺のゴミ~ (予想) よく使われる可燃ごみが多そう (結果) 予想通り 可燃ゴミが多かった 研究1 道路のゴミの量と種類 波崎三中前の道路,波崎三中からミヤスズの交差点までの道路や歩道に落ちているゴミの種類や量を調べました。 私たちは,普段の生活でよく使われる可燃系のゴミが多いと予想して はじめました。 結果は、可燃ごみが207個,資源ごみが83個,不燃ごみが40個, 粗大ゴミが2個,衣類が2個,有害ゴミが0個でした。 予想通り,よく使われる可燃ごみが多かったです。
研究1 道路のゴミの量と種類 ~波崎三中周辺のゴミ~ 研究1 道路のゴミの量と種類 ~波崎三中周辺のゴミ~ さらに、ゴミを詳しく種類ごとに分別してみると、 次のグラフのような結果になりました。 ビニール109,紙98,缶53,プラスチック19,ペットボトル8,ビン3,布2。 意外と可燃ゴミのほかに資源ゴミのカンや、ペットボトルも多くあり,驚きました。
研究1 結果 どこでも飲食が可能な ゴミが多い ビニールやペットボトル・缶・紙が多い →食べ物のビニール 飲み物の缶ペットボトル・・・ 研究1 結果 ビニールやペットボトル・缶・紙が多い →食べ物のビニール 飲み物の缶ペットボトル・・・ どこでも飲食が可能な ゴミが多い 研究1結果 これらのゴミは、食べ物の袋の紙やビニール、 飲み物の缶やペットボトルでした。 どこでも食べたり飲んだりできるもののゴミが 多くポイ捨てされていることが分かりました。
研究2 ポイ捨てはなぜ起こる? ~ポイ捨てされやすい街~ 研究2 ポイ捨てはなぜ起こる? ~ポイ捨てされやすい街~ 「ポイ捨てゴミ専門家」天野耕二さん (立命館大学教授) <ポイ捨てされやすい街の弱点> 1 人目につきにくい「死角」が多いこと 2 ゴミを置きやすい「高さ」のものが多いこと 3 人の出入りが少なく「管理されていない場所」 があること 4 見た目が汚い、サイズが小さい、投入口が わかりにくいなど、「中途半端なゴミ箱」が 多いこと ※http://www.nhk.or.jp/gokinjo/backnumber/040506.html 研究2では、インターネットで、なぜポイ捨てが起こるのか について調べました。 立命館大学・理工学部の天野耕二教授は、 「ポイ捨てゴミ専門家」 です。 人は、どういう心理で、どういう場所にポイ捨てしやすいのか。 その傾向を数量的に分析・研究しています。 天野さんが今まで調査した所、 ポイ捨てされやすい街の弱点が4つあるそうです。 1 人目につきにくい「死角」が多いこと 2 ゴミを置きやすい「高さ」のものが多いこと 3 人の出入りが少なく「管理されていない場所」があること 4 見た目が汚い、サイズが小さい、投入口がわかりにくいなど、 「中途半端なゴミ箱」が多いこと だそうです。 私たちがゴミ拾いをしたときも,管理されてない草むらの中や, 電柱などの影の人目につきにくいところにゴミが落ちていました。 また,私たちが調べた通りでゴミ箱があったのは, ファミリーマートとミヤスズのゴミ箱2カ所でした。
研究2 ポイ捨てをなくすために ~神栖市での取り組み~ 研究2 ポイ捨てをなくすために ~神栖市での取り組み~ ・個人のモラルに訴える ・清掃活動 次に,私たちは,神栖市で何かポイ捨てをなくすための取り組みを 行っているのかを調べました。 8月15日付けの広報かみすには,つぎのような内容が掲載されていました。 「ゴミのポイ捨てについて何とかならないか」という問いに対し 神栖市の対応は、取り締まりにも限界があり個人のモラルに訴えていく以外に対策がない状況。地道だが美化の日の市内一斉清掃活動のほか各行政区や、事業所、学校などを通じ啓発、啓蒙に、努めているそうです。 (8月15日の広報かみすより)
研究2 ポイ捨てをなくすために ~他の地域での取り組み~ 研究2 ポイ捨てをなくすために ~他の地域での取り組み~ エスプラナードアカサカ (東京・赤坂) 早稲田商店会 (東京・早稲田) 大阪大学 (大阪) 次に,他の地域でポイ捨てをなくすために行っている3つの活動を紹介します。
事例1 アピール大作戦 (エスプラナードアカサカ) 事例1 アピール大作戦 (エスプラナードアカサカ) 事例1 アピール大作戦 エスプラナードアカサカの活動 東京、赤坂の商店街、エスプラナードアカサカには、 月に二回奇妙な集団が現れます。20人くらいの人達が、 おそろいのド派手な衣装で町を練り歩くのです。 実は、この人達はゴミ拾いを行っているのです。 「掃除していても、見てもらえなきゃ意味が無い」 と始めたこの方法、時間は人通りの多い平日の昼を狙い撃ち、 人々の興味をひきました。 ・ド派手な衣装でのゴミ拾い →ゴミ拾いをしている姿を見せる
事例2 時間差攻撃 (東京中目黒) 〈方法のポイント〉 キレイ好きな街を 印象づける 管理されていない 場所を無くす 放置されている 事例2 時間差攻撃 (東京中目黒) 〈方法のポイント〉 キレイ好きな街を 印象づける 管理されていない 場所を無くす 放置されている ゴミを無くす 事例2 時間差攻撃 中目黒、山手通りでは、毎日清掃活動が行われています。 仕組みは通りを企業ごとにやれる時間帯、 場所を選びおそろいのユニフォームで、掃除します。 日時を調整すれば、「毎日どこかで、誰かが掃除している」ことになるのです。 〈方法のポイント〉 道行く人は、同じユニフォームを着た人達が、掃除する姿を、何度も見ることになり、 「キレイ好きな町」 を印象付けることができる。 みんなで協力して通り全体を掃除することで、 「管理されていない場所」がなくなる。 「放置されたゴミが新たなゴミを呼びやすい」 という悪循環を断ち切ることができるのです。
事例3 思わず空き缶を拾いたくなる ~空き缶回収機~ 事例3 思わず空き缶を拾いたくなる ~空き缶回収機~ エコステーションに 空き缶の回収機を設置 商店街のお客さん集め 事例3 思わず空き缶を拾いたくなる空き缶回収機 商店街の中に空き缶回収機を設置したエコステーションをつくります。 この空き缶回収機には、2つの要素があります。 一つは、空き缶をプレスでつぶし回収する。そしてリサイクルするということです。 もう一つは、空き缶を機械に入れたとき、ゲームが始まり、 あたればラッキーチケットが出てくるということです。 このラッキーチケットを持ってお客さんが買い物に行くことによって 商店街の客集めにもなるということです。 集めた空き缶をつぶす機械はたくさんありましたが、 みんながおもしろがって空き缶をつぶすのは最初だけで、 すぐに飽きてしまい空き缶が集まらなくなってしまった。 という体験から、空き缶をもってくれば得をするこの機械を考え出したそうです。
事例4 魔法のゴミ箱 (大阪大学) 〈ゴミ箱のポイント〉 投入口が入れやすい高さにある きちんと投入口に入れるよう誘導する 事例4 魔法のゴミ箱 (大阪大学) 〈ゴミ箱のポイント〉 投入口が入れやすい高さにある きちんと投入口に入れるよう誘導する 分別が分かりやすいよう、目立つ単色でデザインされている 事例4 魔法のゴミ箱 「ゴミはゴミ箱に捨てる」この当たり前の状況作り出したのが、大阪大学。 大阪大学では、ポイ捨て、ゴミの増加が深刻な問題になりました。 そこで、生協の購買物が、どんな場所に、どう捨てられるのか調査。 動線に基づき、適切な場所にゴミ箱を配置し、また、ゴミ箱自体も捨てる人に負担をかけない 「人に優しいゴミ箱」にし、ポイ捨てを激減させました。 〈ゴミ箱のポイント〉 投入口が入れやすい高さにある きちんと投入口に入れるよう誘導するため、 ゴミ箱の上に物を置きにくくする傾斜がついている。 分別が分かりやすいよう目立つ単色で、デザインされていることです。
研究3 自分たちで出来る取り組み ゴミ箱を市に設置する そのアイディアを考える 研究3 自分たちで出来る取り組みを考える。 研究3 自分たちで出来る取り組み ゴミ箱を市に設置する そのアイディアを考える 研究3 自分たちで出来る取り組みを考える。 研究1,2を基に,私たちは市内にゴミ箱を設置するのがいいのではないかと考えました。そしてそのためのアイディアを考えました。
ゴミ箱のアイディア ~ゴミを捨てたくなるゴミ箱~ ゴミ箱のアイディア ゴミを捨てたくなるゴミ箱を考えましたので紹介していきたいと思います。
ゲーム感覚で入れられるゴミ箱 ゲーム感覚で入れられるゴミ箱 このゴミ箱は、ゲーム感覚でゴミを投げ入れられるゴミ箱です。 ゲーム感覚で入れられるゴミ箱 このゴミ箱は、ゲーム感覚でゴミを投げ入れられるゴミ箱です。 投げ入れられたりと、遊びながらゴミを捨てられるので、 ゴミを捨てるということの大切さを訴えていけると思ったからです。
券が出てくるゴミ箱 券が出てくるゴミ箱 このゴミ箱は、ゴミを捨てた人にお店の割引券などをくれるゴミ箱です。 券が出てくるゴミ箱 このゴミ箱は、ゴミを捨てた人にお店の割引券などをくれるゴミ箱です。 町がキレイになるとともに、券ももらえるので、 みんなゴミを捨てたくなると思います。 このゴミ箱は、「エコステーション」と言って 茨城県ひたちなか市などで、 実際に行われています。 早稲田(わせだ)エコステーション研究所は 全国に、この企画を呼びかけているので、 神栖市にも「エコステーション」を取り入れられると ゴミが減っていいと思います。
ほめてくれるゴミ箱 えらいね! すごいね! このゴミ箱は、ゴミを捨てると「えらいね!」「すごいね!」などと、 ほめてくれるゴミ箱です。 ほめてくれるゴミ箱 このゴミ箱は、ゴミを捨てると「えらいね!」「すごいね!」などと、 ほめてくれるゴミ箱です。 ほめられると、誰もが気持ちが良くなるので、また捨てたくなると思います。
ゲームが出来るゴミ箱 ゲームが出来るゴミ箱 ゴミ箱に、ゴミを入れるとゲームが出来る仕組みとなっています。 ゲームが出来るゴミ箱 ゴミ箱に、ゴミを入れるとゲームが出来る仕組みとなっています。 ゲームが出来ると小さな子も、ゲームをやりたいという気持ちから 落ちているゴミも拾って捨ててくれると思い考えました。
ユニークなゴミ箱 ユニークなゴミ箱 このゴミ箱は、ついついゴミを入れてみたくなる様な ユニークな形をしているゴミ箱です。 ユニークなゴミ箱 このゴミ箱は、ついついゴミを入れてみたくなる様な ユニークな形をしているゴミ箱です。 ユニークな形だと、ゴミの汚らしさが、無く飾りにもなるからです。
からくりゴミ箱 アルミ缶とスチール缶を、分別してくれるので、 ゴミを集めるとき集めやすい工夫となっています。 からくりゴミ箱 アルミ缶とスチール缶を、分別してくれるので、 ゴミを集めるとき集めやすい工夫となっています。 他にも、中が見えるようになっているので 見ているのもおもしろいと思ったからです。
研究のまとめ 〈研究の成果〉 ・私たちが考えたことが他の地域で行われていたことが分かった。 〈今後の課題〉 ・ゴミ箱アイディアを基に作り、 〈研究の成果〉 ・私たちが考えたことが他の地域で行われていたことが分かった。 〈今後の課題〉 ・ゴミ箱アイディアを基に作り、 設置する。 研究のまとめ 研究の成果 私たちが考えたことが他の地域で行われていたことが分かりました。 今後の課題 研究の結果に基づき実際にゴミ箱を作り設置することです。
提言 神栖市全体で取り組める活動を実施 道路にゴミ箱を設置 ゴミの捨て方のマナーをきちんとする 提言 神栖市全体で取り組める活動を実施すること。 道路にゴミ箱を設置すること。 個人個人のマナーをきちんとすること。 この3つを提言します。 以上で私たちの発表を終わりにします。