第四章ケース紹介
GMは1908年にミシガン州で創業された自動車会社で、1920年代にはフォードを追い抜き、全米No GMは1908年にミシガン州で創業された自動車会社で、1920年代にはフォードを追い抜き、全米No.1の自動車会社であった。しかし2009年6月1日、GMは連邦破産法第11条の適用を申請、法的整理に入ったことで、事実上破産し国有化された。また、2013年12月9日にアメリカ合衆国財務省が保有するGMの株式を全て売却し国有化が終了した。製造業では、世界最大規模の破産となった。 事実上破産 ゼネラルモータース
1970年代 5.治療策が病気そのもの より問題なことがある オイルショック時、政府の補助金に頼り 自ら改善する努力をしなかった より問題なことがある 補助金に依存する体質に 破綻寸前のとなった際にも補助金を頼る 廃案となり破綻へ
日本の低燃費車が国内で売上げを伸ばすため、政府から圧力をかけてもらう 1980年代 日本の低燃費車が国内で売上げを伸ばすため、政府から圧力をかけてもらう 4.安易な出口は通常元に戻る 問題の根本は解決しないまま 需要を取り戻すことはできずに 日本車に市場を奪われる
7.原因と結果は時間的・空間的に近接しているとは限らない 1990年代 医療保険、年金制度などの 社員に対する充実した保障制度 7.原因と結果は時間的・空間的に近接しているとは限らない 業績良好の頃は発現しなかった問題 業績の悪化に伴って 巨額の負担となって財政を圧迫する
1990年代 3.状況はいったん好転してから悪化する 売上が伸びず、負担が増えていく 自動車ローン、サブプライムローン等の 金融戦略への依存で売上、収益増 サブプライムローン問題による 世界金融危機等で巨額の債権の焦げ付き
そして経営破綻へ あれ、 JALに似てない?
ツムラ 明治時代創業の漢方薬品メーカー。代表的な商品に「バスクリン」がある。前社長の背任事件や漢方の副作用報道で経営危機に陥る。 何故復活出来たのだろうか? 楽しいクイズ
著名商品に集中 原点回帰 原点回帰 他社の資本 受け入れ 現状維持 楽しいクイズ
楽しいクイズ 富士重工業(スバル) 航空機製造で培った独自技術を用いて発展してきた自動車メーカー。円高の進行等で徐々に経営難に陥る。 航空機製造で培った独自技術を用いて発展してきた自動車メーカー。円高の進行等で徐々に経営難に陥る。 何故復活出来たのだろうか? 楽しいクイズ
現状維持 スモールカー路線 ニッチ戦略 社外から 代表取締役を採用 ニッチ戦略 楽しいクイズ
シオノギ製薬 明治時代創業で和漢薬、洋薬輸入、自家製薬と主要部門を変遷して「新薬の塩野義」と呼ばれるも、耐性菌問題から経営不振に陥る。 何故復活出来たのだろうか? 楽しいクイズ
多角化戦略 他社の 資本受け入れ 集中戦略 現状維持 集中戦略 楽しいクイズ
問題から目を逸らさない 原因は自社にある 目先の問題ばかりに気をとられてはいけない その解決策のもたらす影響を考慮する まとめ
ありがとうございました。