~生活文化の伝承と創造~ 日本の伝統的な お正月について あなたは日本人として、 未来の子どもたちに、日本のお正月を伝えられるかな?
正月料理について 新年の祝膳料理は、古くから伝わっており、言葉のうえの“縁起”から取り上げられているものが多い。 正月料理はおせち料理で代表され、「この1年家族が無事に暮らせるように」という願いを込めて趣向を凝らし、手をかけてつくられる。
おせち料理について 新年早々の台所仕事を省くという意味で保存できるものが多い。 正式には、一の膳から二の膳に出る祝いざかなと口取り・煮物・焼き物・なますなどを重詰めにしておく。
日本の伝統的な お正月に関するクイズ 日本の正月に登場する、 料理や飾りについてのクイズです。 あなたはお正月に詳しいかな? 日本の伝統的な お正月に関するクイズ 日本の正月に登場する、 料理や飾りについてのクイズです。 あなたはお正月に詳しいかな? 日本の正月を未来の子どもたちに伝えら れるでしょうか?
クイズの方法 さぁ、準備はいいですか? ワークシートの語群から、答えを選んで記入します。 クイズは全部で15問です。 解説をしながら進みます。必要なことをメモしましょう。 さぁ、準備はいいですか?
腰が曲がるまでという意味で長寿を祈り、用いられる。 クイズ① A.海老(えび) 腰が曲がるまでという意味で長寿を祈り、用いられる。 お正月はこの意味のため、丸まったまま食べる。
災いの神が入らないように、新年に門口に張る縄。 クイズ② A.しめ縄 災いの神が入らないように、新年に門口に張る縄。
クイズ③ A.七草がゆ 古来、春一番に芽吹いた野の草を摘んで、冬に不足しがちなビタミンを補おうとしたもの。 また、消化吸収の良いかゆを食べることにより、疲れた胃を休める意味もある。 約千年前からの行事で、かゆの中に7種類の草を入れる。
※七草がゆを作るのは1月7日。鹿児島では、 数え歳で7才の七草に、7箇所のかゆ(ずし)「ななとこのずし」をもらうの風習がある。 クイズ③の解説 A.七草がゆ 七草がゆに入れる、「春の七草」知ってる? せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな(カブ) すずしろ(大根) ※七草がゆを作るのは1月7日。鹿児島では、 数え歳で7才の七草に、7箇所のかゆ(ずし)「ななとこのずし」をもらうの風習がある。
クイズ④ A.橙(だいだい) 「代々」になぞらえ、子孫繁栄を祈る。
健康で「まめ=健康」に暮らせるようにと願う。 煮詰めて豆の表面にしわをつくり、しわのよるまでと長寿を祈る。 クイズ⑤ A.黒豆 健康で「まめ=健康」に暮らせるようにと願う。 煮詰めて豆の表面にしわをつくり、しわのよるまでと長寿を祈る。
クイズ⑥ A.鯛(たい) 目を見開いた鯛をめでたいととる。
クイズ⑦ A.れんこん 穴から、見通しが良くなるようにと祈る。
枝が長く「歳垂(しだ)る」にかけて長寿を意味する。 クイズ⑧ A.うらじろ シダとも呼ばれる。 枝が長く「歳垂(しだ)る」にかけて長寿を意味する。
書物の巻物に見立てて、学問の発達を祈る。 クイズ⑨ A.伊達巻き 書物の巻物に見立てて、学問の発達を祈る。
子ども・孫・ひ孫とたくさん集まることを意味する。 細かい鰯は、昔の田の肥料にしていたので、田を作るという意味で「田作り」とも言う。 クイズ⑩ A.ごまめ 子ども・孫・ひ孫とたくさん集まることを意味する。 細かい鰯は、昔の田の肥料にしていたので、田を作るという意味で「田作り」とも言う。
喜ぶ(よろこぶ)にかけて、正月料理に用いられる。 中に魚や鶏肉を巻いて料理される。 クイズ⑪ A.昆布巻き 喜ぶ(よろこぶ)にかけて、正月料理に用いられる。 中に魚や鶏肉を巻いて料理される。
門松や鏡餅に飾る植物。 新葉が出てから古い葉が落ちる特性から、新旧相譲るという縁起を祝って用いる。 クイズ⑫ A.ゆずり葉 門松や鏡餅に飾る植物。 新葉が出てから古い葉が落ちる特性から、新旧相譲るという縁起を祝って用いる。
昔から行われた歯固め(歳を伸ばして、歯を固める)で、正月に備えた鏡餅を割って汁粉を作る。 クイズ⑬ A.鏡開き 昔から行われた歯固め(歳を伸ばして、歯を固める)で、正月に備えた鏡餅を割って汁粉を作る。 ※鏡開きは、1月11日に行う。
クイズ⑭ A.かずのこ 子宝を得て、子孫繁栄に通じる。
年の初めに1年の邪気をはらい延命を願って飲む薬酒。 クイズ⑮ A.屠蘇(とそ) 年の初めに1年の邪気をはらい延命を願って飲む薬酒。 ※歳の若い者から順に飲む。
さぁ、何問できましたか? 日本のお正月を未来の子どもたちに伝えられそうですか? お・わ・り さぁ、何問できましたか? 日本のお正月を未来の子どもたちに伝えられそうですか?