■日本コミュニティ心理学会研修発表用■ DV・虐待被害者のための 回復プログラムSEP

Slides:



Advertisements
Similar presentations
J.Kominato 個別ケアプラン作成の留意点 個別ケアプラン作成の留意点 J.Kominato.
Advertisements

児童虐待防止に関する研修. 児童虐待相談対応件数 (中央及び幡多児童相談所) 約4.4 倍 児童虐待とは 親または親に代わって養育に携わっている大人 等 (不適切な関わ り) 18歳未満の子ど も 心や身体を傷つけたり、健全な成長や発達を損な う 児童虐待 マニュアル P1.2 参照 気づく.
はじめに 近年、飲酒が関与する重大な交通事故が発生しており、未成 年の時からのアルコールについての正しい教育がより重要と なってきている。 タバコは学校において健康被害等の防煙教育が徹底されてき ているが、アルコールは喫煙と異なり健康を促す側面もあり全 否定できないため防酒教育導入の難しさがある。しかし、一方.
生 活 科 (小) 福島県教育委員会 平成20年度小・中学校教育課程研究協議 会. Ⅰ 改訂の要点 1 学年の目標の改善 (1) 目標 (3) を加え、四つに増やした。 (2) 文言を加え、一人一人の児童に育 つことを期待する認識を明確にした。 ① 目標 (1) 「地域のよさに気付き」 ② 目標 (2)
第 2 章 子どもの成長・発達と看護 3. 幼児期の子どもの成長・発達と看護( 2 ) 学習目標 1 .幼児の睡眠と規則正しい生活の必要性を理解する. 2 .幼児の健康維持に対する取り組みとしての清潔行動確 立に向けた援助を理解する. 3 .幼児にとっての遊びの意義と発達を促すために必要な 遊びへの援助を理解する.
カウンセリングナースによる 新しい治療システム -ストレスケア病棟での治療体験と カウンセリングナースの導入- 福岡県大牟田市 不知火病院 院長 徳永雄一郎.
設置者・管理者の責務② ~職員の育成指導等~ 平成 26 年度 青森県障害者虐待防止・権利擁護研修 公益社団法人 日本社会福祉士会 平成 26 年度障害者虐待防止・権利擁護指導者養成研修から.
高等教育機関における軽度発達障害学生の支援について(2) 関東1都3県の大学・短期大学に対する2次調査の結果より
統合失調症ABC 監修 : 昭和大学名誉教授 上島 国利 すまいるナビゲーター ブックレットシリーズ No.1
研修のめあて 授業記録、授業評価等に役立てるためのICT活用について理解し、ディジタルカメラ又はビデオカメラのデータ整理の方法について研修します。 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム.
心理検査の持ち帰り実施が 結果に及ぼす影響について
心理的ストレスに対する心臓血管反応 ー認知的評価の導入ー 社会精神生理学への招待 日本大学大学院理工学研究科 山田クリス孝介
特別養護老人ホームさくら園 副施設長 金谷 龍太郎
研究計画: 「患者の医療安全への参加」促進活動 に関するアクション・リサーチ
児童の抑うつ認知処理過程による登校回避感情生起の検討 df=10, *p<.05, **p<.01, ***p<.001
 テーマ別解説 中学校における 情報モラル指導の実際 千葉県八千代市立八千代中学校 校長 坂本 仁.
いじめ防止全体指導計画 【対応1】 未然防止・早期発見 【対応2】 緊急対応・早期対応 いじめ発生 基本姿勢 雲仙市立千々石第一小学校
論文紹介 青年期における恋愛相手の選択基準とアイデンティティ発達との関係
ノーマライゼーションかしわプラン策定に向けた基礎調査について
平成26年度 診療報酬改定への要望 (精神科専門領域) 【資料】
心理的報酬と課題の難易度が 課題に対する評価に及ぼす影響 社会工学における戦略的思考 動機付け班 池田 遼太 岩渕 佑一朗 清宮 晨博
児童の4年間の成長曲線と給食から見られる 食事の偏りとの関連性の検討
Ⅱ 訪問介護サービス提供プロセスの理解 Ⅱ 訪問介護サービス提供プロセスの理解.
 テーマ別解説 情報モラルの5つの領域 岐阜聖徳学園大学 教育学部 准教授 石原 一彦.
      特別支援学校 高等部学習指導要領 聴覚障害教育について.
5因子性格モデルによる 性格特性とプライベート空間
-レイプ支持態度と回答者の立場による検討-
分布の非正規性を利用した行動遺伝モデル開発
ICU退室後のPTSDと家族の精神状況 おもしろいとおもいます。 しかし、統計学的手法が難しい研究ですね。
4.「血液透析看護共通転院サマリーVer.2」 の説明
東日本大震災下の子どものストレス反応 〜自分を知ろうチェックリストを用いたストレスマネジメント教育〜 ○山田冨美雄(大阪人間科学大学)
「ICT社会におけるコミュニケーション力の育成」 研修モジュール C-1:パネルディスカッション
大分県立宇佐支援学校 グランドデザイン (平成28年度版)
平成27年度 埼玉県障害者 虐待防止・権利擁護研修
大学生におけるSNSの利用と社会的心理・対人関係との 関連について
Ⅲ.精神医学的アプローチの提案 精神科医 片山知哉 療育研究大会全体会シンポジウム 家族背景の要因で「難支援」に至るケースへの対応
健やか親子21中間評価のための 母性健康管理指導事項連絡カード認識率調査 ~自由記載分析~
女子大学生におけるHIV感染症のイメージと偏見の構造
事例紹介(抜粋) ・特別支援学校高等部卒業後、近隣のB事業所へ2年通うが、トラブルを起こし、平成25年4月に退所。現在まで自宅で過ごしている。1か月経過した頃から「外出したい」と言うようになり、やり取りの中で不安定になる様子も見られ始め、支援に限界を感じ始めた。母が市役所へ相談。市役所は計画相談の対象として、市内のC相談支援事業所に計画相談の依頼を行う。C相談支援事業所はMさん・母と数回面接を実施し、サービス等利用計画を作成。Mさんの特別支援学校の同級生が3名いるK生活介護事業所を日中支援の場として調整を
独立行政法人国立病院機構 舞鶴医療センター認知症疾患医療センター 川島 佳苗
「21世紀型コミュニケーション力の育成」研修モジュール
介護予防サービス・支援計画表 記入のポイント.
老健の作業療法における作業療法士 の問題関心 -日本作業療法学会誌抄録を手がかりとして-
2007年10月14日 精神腫瘍学都道府県指導者研修会 家族ケア・遺族ケア 埼玉医科大学国際医療センター 精神腫瘍科 大西秀樹.
第2回 福祉の現在・現在 厚生労働省(2018) 障害者白書 厚生労働省(2016) これからの精神保健福祉のあり方に          関する検討会資料.
地域・社会貢献をするために人として必要な資質
付箋紙を用いたワークショップ型 授業研究会の進め方
相談支援従事者初任者研修のカリキュラムの改正について
平成19年度青年部会「第2回~第4回研修会」(人材育成研修会)実施計画書
2019/4/8 ストリートチルドレン 村瀬絵里奈 寺島友広 武田剛.
埼玉県立総合教育センター 特別支援教育担当
平成31(2019)年度 ○○○立○○小学校 学力向上プラン(例)
高齢慢性血液透析患者の 主観的幸福感について
【研究題目】 視線不安からの脱却に 影響を与える要因について
目的  成人喫煙率は、東京都や長野県で男性喫煙率が30%台と発表されるなど、全体に減少傾向にはあるが、20代女性の喫煙率がこの10年で倍増するなど、若い女性や未成年者の喫煙増加が問題となっている。特に、妊婦の喫煙は、胎児に深刻な影響を与えており、有効な対策が急務である。そこで、洲本市における妊婦喫煙の実態と喫煙の害についての知識の調査を実施することとした。
子どもの性格は生まれつき? ー性格の決定因と発達ー
平成23年度 大阪府学力・学習状況調査の結果概要 大阪府教育委員会
運動部活動がソーシャルスキル獲得に及ぼす影響について
文学部人文学科心理学専攻 武藤ゼミ 3回生 SK 発表日:2008年10月17日
テキスト理解,論点設定, 論述のスキルを高める アクティブ・ラーニング
介護保険事業(支援)計画策定のための 地域包括ケア 「見える化」システム等を 活用した地域分析の手引き
平成30年度 ○○○立○○中学校 学力向上プラン(例)
南魚沼市民病院 リハビリテーション科 大西康史
派遣先企業の皆様へ ご協力のお願い 聴くチカラ 伝えるチカラ 遂げるチカラ 律するチカラ
図15-1 教師になる人が学ぶべき知識 子どもについての知識 教授方法についての知識 教材内容についての知識.
映像を用いた 「からだ気づき」実習教材の開発
~「依存症対策のあり方について(提言)」(平成29年3月)と府の対応~
メンタルフレンドについて 福島大学総合教育研究センター   中野 明德.
Presentation transcript:

■日本コミュニティ心理学会研修発表用■ DV・虐待被害者のための 回復プログラムSEP ~母子生活支援施設における シングルマザーに対するSSTの効果~ 2013.03.02 藤木美奈子 (龍谷大学) 

<1> 問題と目的 ・・・など、立ち直りのプロセスは困難を極め、 支援対象者は減っていない <1> 問題と目的 ドメスティック・バイオレンス(DV)や児童虐待の被害者    ⇒様々な心身の健康障害 加害行為からのがれたあとも長引く、                <うつ病>や<PTSD>の症状 再び暴力的な関係性に身を置く  etc. 対人関係に課題を持ち、就労も支障をきたす   ・・・など、立ち直りのプロセスは困難を極め、    支援対象者は減っていない

<2> 回復のポイント これまでそれらの効果について 実証的に検討した研究は少ない 「長期的な視点に立ち、 <2> 回復のポイント  「長期的な視点に立ち、   失われた自尊心や主体性を取り戻すことが大事」      ⇒ 再発防止に向けたさまざまな対応や取組                  しかし、      これまでそれらの効果について      実証的に検討した研究は少ない                 つまり、           『家族からの暴力被害体験により、         社会不適応傾向を示す成人』を対象とした    心理学的支援プログラムの評価研究は進んでいない

<3> 多く報告されている研究 学校場面における認知行動的技法を用いた 心理学的介入プログラムの実践 ⇓ <3> 多く報告されている研究 学校場面における認知行動的技法を用いた            心理学的介入プログラムの実践  (児童青年の抑うつに対する早期対応の試み etc)               ⇓    そこでは、 抑うつ予防のために本人が身につけるべき 適応的な認知行動的スキルの一つとして,     <社会的スキル>が指摘されている

<4> 現在、全国の母子生活支援施設で 生活する利用者(母親)の現状 <4> 現在、全国の母子生活支援施設で 生活する利用者(母親)の現状    ⇒半数以上がDV・児童虐待の被害者 【傾向として】 抑うつ傾向 対人関係への苦手意識から就労や生活自立が進まない わが子への加害傾向を示す母親   etc. ⇒そこで本研究では、   認知行動的技法を用いたプログラム(集団SST)   を実施、その効果を検討した

その前に・・・母子生活支援施設とは (全母協 - 社会福祉法人 全国社会福祉協議会・全国母子生活支援施設協議会資料より) その前に・・・母子生活支援施設とは (全母協 - 社会福祉法人 全国社会福祉協議会・全国母子生活支援施設協議会資料より) 18歳未満の子どもを養育している母子家庭、または何らかの事情で離婚の届出ができないなど、母子家庭に準じる家庭の女性が、子どもと一緒に利用できる施設(1947年 昭和22年に制定された児童福祉法に定められる) ・ 全国に261施設、全国で3911世帯、8589(児童6250)人の利用者の方々が生活する(2012年11月厚労省) <入所の理由(2010年)> *入所理由の8割が「暴力」と「貧困」 ①夫などの暴力 43.2% ②住宅事情 23.5% ③経済事情 11.2% ④入所前の家庭環境の不適切 7.3% ⑤児童虐待 2.2% ⑥母親の心身の不安定 2.0% ⑦職業上の理由 0.2% ⑧その他 6.8%    *身体障害、知的障害、精神障害などがある方(お母さん)の割合は23.5%

施設でのSSTの様子

<5> 測定尺度 プレ(前)、ポスト(後)、フォロー(4ケ月以後) の計3回、自記式質問紙調査を実施 <5> 測定尺度  プレ(前)、ポスト(後)、フォロー(4ケ月以後)           の計3回、自記式質問紙調査を実施 1) 心理的ストレス反応尺度(SRS-18)   鈴木ら(1997)によって標準化され、「抑うつ・不安」(6項目)、「不機嫌・怒り」(6項目)、「無気力」(6項目)の3因子、合計18項目から構成される。4件法で回答し、得点が高いほどストレスが高いことを示す 2) Rosenberg(1965)の日本語版自尊感情測定尺度      山本ら(1982)によって邦訳された尺度。単因子構造と考えられ、合計10項目から構成される。5件法で回答を求め、得点が高いほど自尊感情は高いことを示す

<6> 方 法 対象: 母子生活支援施設で生活する 10代から30代のシングルマザー10名 <6> 方 法    対象:  母子生活支援施設で生活する         10代から30代のシングルマザー10名 方法:  1回90分、隔週、計5回で終了するプログラムの実施 面接:  実施前に各40分ずつ面接を行い、プログラム内容と結果の取り             扱いにおける倫理的配慮について説明、同意を得たうえで              フェイスシートと質問紙への記入を実施した 内容:  2施設2グループに対し、ファシリテーターによる心理教育や, 認知修正を組み込んだSST方式の学習プログラムを実施した テーマ:  「自己理解と他者理解」、「社会的スキルとは」、「認知モデル            と修正」、 「自動思考」、「対人関係と感情コントロール」、などを         中心に、毎回各自の体験を話し合う。         プログラム後、各自感想文を提出

<7> 結 果① データ数10 各尺度得点ごとに被験者内の一元配置分散分析を行った ▲自尊感情は有意に増加(F(2, 18)=4 <7>  結 果①   データ数10                        各尺度得点ごとに被験者内の一元配置分散分析を行った ▲自尊感情は有意に増加(F(2, 18)=4.13, p<.05) ⇒介入直後だけでなく4ヵ月後にも高い状態が維持された ▲ストレス反応については有意な変化なし(F(2, 18)=0.12, ns) 図 1 自尊感情得点の推移 22 23 24 25 26 27 28 29 30 時期1  ←介入期→ 時期2  ←非介入期→ 時期3 時 期 平 均 値  自尊感情

<8> 考 察 自尊感情を高めた可能性として <8> 考 察 自尊感情を高めた可能性として ① 社会的スキル概念を中心とした心理教育によるもの ② 認知行動療法の学習によるもの ③ 当事者同士の語らいによる共感と孤独感の軽減 ④ ファシリテーターによる利用者に対する尊重       具体的には・・・・・丁寧語・尊敬語の徹底                 非審判的態度                 受容・共感的態度 etc.

ストレス反応に有意な変化が見られなかった要因 (2011年07月の考察) ① 数値の平均では有意差は示されなかったが、 個別には有意を示している ➾個人差が大きい ② 参加者全員が入所後、数カ月~数年経過している ➾DV直後の高ストレスはすでに緩和していた ③ 施設内での規則や高密度の人間関係 ➾低下してもすぐに新たなストレス出現 ④ 本プログラムはリラクゼーションなど、直接的に ➾ストレス解消に働きかける内容ではない ⑤ 学習に不慣れな参加者にとっては、 ➾プログラム参加そのものが緊張感を持った可能性も *ところが、実施を重ねるにつれ、結果に変化が・・・?

3つのデータ数 時間経過と結果の関係 ①2009年9月~2011年3月 データ数10 プレ・ポスト・フォロー ➾自尊感情が有意に変化 3つのデータ数 時間経過と結果の関係 <実施時期>   ①2009年9月~2011年3月  データ数10   プレ・ポスト・フォロー    ➾自尊感情が有意に変化 ②2009年9月~2012年8月  データ数26   プレ・ポスト・フォロー   ➾ストレス反応が有意に変化 ③2009年9月~2012年8月  データ数40   プレ・ポストのみ (4ヶ月後は未採取)               ➾ストレス反応が有意に変化           *②と③の分析結果ほぼ同じだった

<10>  結 果②  データ数26                       各尺度得点ごとに被験者内の一元配置分散分析を行った ▲ストレス反応は有意に増加 (F (2, 50)=1.85, n.s.) ▲自尊感情については有意な変化なし(F (2, 50)=3.53, p<0.5)

データ数が増すにつれ、 自尊感情とストレス反応の結果が逆転した要因(仮説) ① 本プログラムがストレス解消に働きかけた                       ➾前半の対象者のストレスは容易に下がるレベルではなかった? ② 入所理由の変化: 経済的理由での入所が増えている ➾後半の対象者は、心理的不可が重くなく、もともとの自尊感情がそれほど低くなかった(前半の対象者はもともと低めだった) ③ 対象者の質の変化: 若年シングルマザーの増加 ➾自己理解度が乏しい傾向    (「私は何も問題がありません」と発言する)など *では、自己理解が高め、もしくはDV被害が重いケースは   どのような傾向を示すのか?(一般対象の実践から)

方法 一般対象のプログラム実践 対象: 現在、大阪府内の自宅で居住中で、DV被害の後遺症に悩む30代~40 代のシングルマザー5名 方法 一般対象のプログラム実践  対象:  現在、大阪府内の自宅で居住中で、DV被害の後遺症に悩む30代~40            代のシングルマザー5名            (大卒以上3名、心理カウンセラー1、ケアワーク従事者1) ・  場所:  大阪府内の中核都市にある男女共生フロア(ここへの来談者に公募) 方法:  1回90分、隔週、計5回で終了するプログラムの実施(無料) 時期:  2012年9月24日~2012年12月3日 面接:  実施前に各40分ずつ面接を行い、プログラム内容と結果の取り扱いに おける倫理的配慮について説明、同意を得たうえでフェイスシートと 質問紙への記入を実施した 内容:  5名に対し、ファシリテーターによる心理教育や, 認知修正を組み込んだSST方式の学習プログラムを実施した テーマ:  「自己理解と他者理解」、「社会的スキルとは」、「認知モデルと修正」、 「自動思考」、「対人関係と感情コントロール」、などを中心に、 毎回各自の体験を話し合う。プログラム後、各自感想文を提出

結果(SRS-18) 平均値25.8ポイントマイナス *分散分析は未実施

結果(SE)平均値10.2ポイントプラス *分散分析は未実施

【考察】 ここまでのまとめ   ●『家族による暴力の被害体験』を持つ成人に対する SSTなどの介入プログラムは、自尊感情とストレス反応になんらかの   影響を与える     *今後も、実証的研究を重ね、その効果を明らかにする   【課題】   ・自尊感情とストレスの関係の検討   ・自尊感情と自己理解の関係の検討   ・自尊感情の高い群と低い群、それぞれの変化の検討   ・因子別(自尊感情/SRS抑うつ・不安・無気力)の検討   ・対象者の養育環境と自尊感情の関係の検討   ・データ採取の工夫(退所後 欠損確認)の検討   ・一般者対象のプログラム実施の検討               *目標: 3水準のデータを50集める!

おわり ・・・この研究に関心をいただき、感謝いたします プログラムを広め、虐待の連鎖にストップを おわり      ・・・この研究に関心をいただき、感謝いたします                    プログラムを広め、虐待の連鎖にストップを <連絡先>  龍谷大学  藤木 美奈子 (研究室508)                  fujiki@human.ryukoku.ac.jp