「自分を理解し、理解してもらいたい」 自然な感情 表現すること 1 コミュニケーションの形 伝達内容 伝達内容 メッセージ メッセージ ノイズ 他者に向けて 一歩進んで “表現すること”とは・・・ 自分の感情や思想・意志などを形として残したり、態度や言語で 示したりすること 社会生活をする上で 「自分を理解し、理解してもらいたい」 自然な感情
他者とは誰か? 表現すること 2 自分に関係のない人? 目の前にいる人? 目の前にいない人? 姿やかたちのない自分? 表現すること 2 他者とは誰か? 目の前にいない人(想像力) 自分に関係のない人? 自己との対話 目の前にいる人? 未来の人 目の前にいない人? 姿やかたちのない自分? なんらかの関係を持っている人 他者とは、たんなる他人ではない!=自分を受け止めてくれる(映し出す)鏡
表現すること 3 今、表現力(プレゼンテーション能力)を子どもに求める声は大きい そのために、学習の中で、 調べ学習 紙芝居 演劇 音楽会 朗読など多くの場面が用意されている 1対多数の関係の中で表現することが多いけれども、 それはかなり難しい課題である コミュニケーションの一つとしての立場から、発表の場を考えるてみよう
表現すること 4 よく見かける光景 × 何が問題なのか! 形式が重視されることで、「伝えたい」思いが軽くなってしまう
× 表現の一つとして朗読を取り上げる 話すとは、声で(聞き手の心に)書くこと 比例している 表現すること 5 表現すること 5 表現の一つとして朗読を取り上げる 話すとは、声で(聞き手の心に)書くこと 松丸春生 『朗読 声の贈りもの』 平凡社新書 ことばに馴染むこと ことばのイメージを広げること 子ども達に言ってきたこと 生きたことばを紡ぎだす 知りたいと思うこと(好奇心) 伝えたい思い(生きたことば) 手ごたえ(伝わっている実感) 比例している × 理解(分かったという実感)
なぜ? 表現すること 6 では、教室の中にいる教師の役割はなにか? 別の問いとしては、教育方法の研究とはなにか?でもある 表現すること 6 では、教室の中にいる教師の役割はなにか? 別の問いとしては、教育方法の研究とはなにか?でもある これまでの講義のまとめとして 問いを立てる 技術に 頼らないで 実態を見て 試行錯誤する なぜ? 教育方法のBASIC “コーディネータとして子どもの表現を豊かにすること”
『声が生まれる 聞く力・話す力』 竹内敏晴 中公新書 表現すること 7 『声が生まれる 聞く力・話す力』 竹内敏晴 中公新書 ひとつの方法として⇒ 目線 声の方向 体の向き 基本的には、表現もコミュニケーションだと考えられる