東アジア域内物流の準国内化 逆転 逆転 2000年~2007年の相手国別貿易額の推移 2007年の貿易額内訳 中国 32.6兆円

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東アジア域内物流の準国内化 逆転 逆転 2000年~2007年の相手国別貿易額の推移 2007年の貿易額内訳 中国 32.6兆円 ■ 欧米との貿易額はほぼ横ばいだが、中国との貿易額が急増(2000年から2007年で貿易額は約2.7倍、年平均15%以上の増加)。 ■ 2007年の貿易額の内訳は、主なアジア地域(中国、韓国、ASEAN等)で71.4兆円(45.4%)。 ■ 2007年には、香港を含まない中国単独との貿易額合計でも米国を上回った。                                    ※対中国(香港を含まず):27.9兆円、対米国:25.2兆円 2000年~2007年の相手国別貿易額の推移 2007年の貿易額内訳 (兆円) 5 10 15 20 25 30 35 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 逆転 中国 32.6兆円 (20.7%) その他 49.1兆円 (31.2%) 逆転 韓国 9.6兆円 (6.1%) 総額 157.1兆円 ○ 第一章では日本と中国の物流の現状を分析。  この頁は日本の貿易相手国の変化を示したもの。 ○ 2004年に対中国貿易額が、対米国貿易額を追い抜く。  それ以降、3年連続で中国が第1位。  最新情報の2007年上半期の数値では、  香港を除いた中国単独でも米国を抜いて第1位。  (中国と香港:15.7兆円、中国単独:13.3兆円、米国:12.5兆円) ○ 主なアジア地域(中国、韓国、ASEAN、台湾、インド)  で64.7兆円、貿易総額の45%超を占める。 ○ 米国との貿易量は横ばいだが、中国との貿易量が激増し、  結果的にシェアが逆転。  中国との貿易で大きな伸びを示しているものは、  輸出入ともに機械製品(パソコン、エアコン、テレビ等の製品と部品)。  中国への輸出については、自動車部品や液晶の伸びも大。 ○ 例えば、中国からの計算機(パソコン等)の輸入は、  1990年:ほぼゼロ → 2006年:約1兆2000億円。  中国への半導体の輸出は、  1990年:1000億円以下 → 2006年:1兆円超。 ○ 米国からの輸入は食品(穀物類、肉類等総計で1兆5000億円)、  航空機(約5300億円)、半導体(約5300億円)等、  米国への輸出は自動車(製品が約5兆4000億円、部品が約1兆円)が多い。 EU27ヶ国 20.1兆円 (12.8%) ASEAN10ヶ国 20.4兆円 (13.0%) 台湾 7.6兆円(4.8%) 米国 25.2兆円 (16.0%) (年) インド 1.2兆円(0.8%) 中国(香港を含む) 米国 EU27ヶ国 韓国 ASEAN10カ国 中国(香港を含まず) 主なアジア地域で71.4兆円 (45.4%) ※この頁の図表中の「中国」には香港を含む。 (財務省「貿易統計」より国土交通省 政策統括官付作成)