EDAMAME
EDAMAME 藤原未沙子・前原美誉・宮崎よと・増田昇三
枝豆 マメ科の一年草。中国北部原産といわれる。古代から中国では五穀の一つとして栽培され、日本にも古く伝来した。現在では、世界中で栽培され、品種数は一〇〇〇をこえる。ふつう、高さ六〇~七〇センチメートルで、茎は直立するが、時につる性で二メートルに達する品種もある。
枝豆の栄養成分 えだまめの栄養価は野菜の中でも トップクラス! えぇっ!! 本当なのか。
ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、 カルシウム、タンパク質を豊富に含みます。 神経の機能を正常に保ったり糖分の代謝をよくします。 ビタミンB2 肌や粘膜の健康を維持し蛋白質・脂肪・糖質の代謝をよくします。 ビタミンC コラーゲンの生成や抗酸化作用があり鉄の吸収を促進します。
モリモリ ビタミンE 血の流れを正常にします。老化防止や抗酸化作用があります。ホルモン分泌を円滑にします。 カルシウム 骨や歯の形成を促進し、心筋の収縮作用を増進します。 たんぱく質 体をつくる 血や肉のもとになります。細胞の主な成分となります。 アミノ酸 人間の生命活動を支える大切な栄養素。疲労回復力を高める効果もあります。 モリモリ
ビールとえだまめのいい関係。 大豆と野菜のいいとこどり。 ビールとえだまめ。定番の組み合わせですが、科学的にも相性抜群です。えだまめには、良質のたんぱく質とアルコールの代謝を促進させ、肝臓の働きを向上させるビタミンB群が豊富に含まれているため、二日酔い予防にもなるのです。また、えだまめは大豆を未熟なうちに食べるので、大豆と野菜の長所を兼ね備え、抜群の栄養バランスを誇ります。
亜鉛の働きにご注目。 亜鉛といったら、さび止めメッキを思いうかべ、野菜や健康と何の関係があるの?と思うかも知れません。でも、この亜鉛は人体には鉄の次に多く含まれる微量要素で、代謝、免疫、生殖機能などに深くかかわっています。亜鉛が欠乏すると、味を感じなくなる味覚障害を起こすこともあり、この欠乏症が発生していることに気付いていない人も多いといわれています。えだまめやそらまめなど豆類には亜鉛が豊富。健康はおいしさから取り戻してください。
正しい枝豆のゆで方 1.生の枝豆は軽く水で洗い、塩でよく揉む →サヤの毛が取れて発色がよくなる 冷凍の枝豆は洗ってはいけない (冷凍でもゆでる方が美味しい!) 1.生の枝豆は軽く水で洗い、塩でよく揉む →サヤの毛が取れて発色がよくなる 冷凍の枝豆は洗ってはいけない →塩分を逃がさないため 2.必ず沸騰したお湯でゆでる →水溶性の栄養成分を溶け出させないため お湯の量は枝豆の3倍 生の枝豆は2%の塩で約7分(500gの場合) 冷凍の枝豆は約2分(500gの場合) 3.ゆでる時にふたをしない →揮発性の酸を鍋にこもらせないため 4.ゆでた後は自然に冷ますか、うちわであおぐ →水で冷やすとふやけてしまう
枝豆売り 「あわれさは 枝豆売りに 首二つ」