視点3:情報行動とアイデンティティ 13回.情報行動としてのコミュニケーション

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1 課題の洗い出し. 2 1.本日の日程 ①開会の挨拶 日程説明 ( 5 分) ②自己点検 ( 10分) ③情報モラル指導の必要性(プレゼン) (20分 ) ④課題の洗い出し ( 10分) ⑤全体計画についての協議Ⅰ (15 分) ⑥全体計画についての協議Ⅱ (20 分) ⑦全体計画についての協議Ⅲ.
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視点3:情報行動とアイデンティティ 13回.情報行動としてのコミュニケーション 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/8 視点3:情報行動とアイデンティティ 13回.情報行動としてのコミュニケーション

XIII. 情報行動としてのコミュニケーション コミュニケーションの理解 メッセージの交換 意味の創造 情報行動としてのコミュニケーション 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 視点3:情報行動とアイデンティティ 2018/11/8 XIII. 情報行動としてのコミュニケーション コミュニケーションの理解 メッセージの交換 意味の創造 情報行動としてのコミュニケーション コミュニケーションの3原因 習慣に基づくコミュニケーション 意図に基づくコミュニケーション 感情に基づくコミュニケーション 文化コード

XV グローバルコミュニケーションと個人アイデンティ ティ XIV アイデンティティによる予測 個人アイデンティティと社会アイデンティティによる予測 自己のアイデンティティ 文化コードと社会アイデンティティの確認 XV グローバルコミュニケーションと個人アイデンティ ティ グローバル社会への対応 グローバルコミュニケーションに重要な視点

1. コミュニケーションの理解 1-A) メッセージの交換 メッセージ 主に記号から(言語から)作られる 受信者が認識できるようにしたもの 情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/8 2009/7/21 1. コミュニケーションの理解 1-A) メッセージの交換 メッセージ 主に記号から(言語から)作られる 受信者が認識できるようにしたもの 内容と関係の表現 考え、感情、態度、情報を表現する(内容) 相手との関係を表現する(関係):Context(文脈) 日本人にはわかりやすい アメリカ人は日本人より希薄 交換 情報には受信者と送信者が存在 交互に立場が入れ替わる 情報の交換によりコミュニケーションが成立 4 4

1-B) 意味の創造 意味 意味は伝達されない 発信者の意味に基づきメッセージが発信される 受け取ったメッセージにより受信者が意味を解釈する 情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/8 2009/7/21 1-B) 意味の創造 意味 意味は伝達されない 発信者の意味に基づきメッセージが発信される 受け取ったメッセージにより受信者が意味を解釈する 受信者による意味の創造 メッセージの意味を見つける メッセージの意味を解釈する 受信者の知識・文化が大きく影響する 5 5

1-C) 情報行動としてのコミュニケーション コミュニケーションは基本的な情報行動 メッセージを発信 → 相手が意味を創造 (情報発信)        (情報受信)  相互に情報発信と受信を繰り返す コミュニケーションは目的を達成するための情報行動としての側面を持つ 目的や目標の実現には他者との協働が必要 意味の創造には文化が大きな影響を持つ 情報機器の利用は情報行動の一部

2. コミュニケーションの3原因 2-A) 習慣に基づくコミュニケーション 習慣的な行動によりコミュニケーションが取れる 情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/8 2009/7/21 2. コミュニケーションの3原因 2-A) 習慣に基づくコミュニケーション 習慣的な行動によりコミュニケーションが取れる 挨拶など社会生活を円滑にする 地域社会 行動のための台本(スクリプト)  挨拶 など 方式は地域・文化により全く異なる場合があるので相手の方式を理解・ 習得する必要 7 7

ドアー 90° 自由にお入りください 60° お入りください 45° 御用があればどうぞ 30° 在室だが忙しい 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2009/7/21 2018/11/8 ドアー 日本 90°  自由にお入りください 60°  お入りください 45°  御用があればどうぞ 30°   在室だが忙しい 締切   作業中・会議中で入らないで 日本   必要な時にあける、許可を得て開ける 8 8

2-B) 意図に基づくコミュニケーション 意図(目的)を達成するためのコミュニケーション 何かをしようとするときに必要 情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/8 2009/7/21 2-B) 意図に基づくコミュニケーション 意図(目的)を達成するためのコミュニケーション 何かをしようとするときに必要 意図(目的)を達成するために必要な要素 意志(動機)・意図・企図 相手の理解を得るため、相手の文化(生活様式,行動様式)・価値 観に基づいたコミュニケーションが必要 文化コード 9 9

2-C) 感情に基づくコミュニケーション 知識とは関係ない感情的な反応 経験や知識で抑制できる 日本では抑制的 情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/8 2009/7/21 2-C) 感情に基づくコミュニケーション 知識とは関係ない感情的な反応 経験や知識で抑制できる 日本では抑制的 10 10

7.社会アイデンティティの再認識:文化コード グローバル時代の文化の世界地図,渥美育子,2008よりP25-32 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/8 3.文化コード:社会のルールの基盤 グローバル時代の文化の世界地図,渥美育子,2008よりP25-32 7.社会アイデンティティの再認識:文化コード グローバル時代の文化の世界地図,渥美育子,2008よりP25-32 リーガルコード  法律的様式 legal code 法律が社会価値の基盤 モラルコード   道徳的様式  moral code 徳を身につけ良い人間関係を構築することが社会価値の基盤 レリジャスコード 宗教上の様式 religious code 政治も経済も生活も神の教えに従うことが社会価値の基盤 Code:(行動・道徳・社会生活上の)規準,慣例,礼儀作法 eプログレッシブ英和中辞典 文化の基準

リーガルコード文化 ルールが社会の中心的な価値 キリスト教(プロテスタント) 公正なルールが全ての人に公平に適応される 契約 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/8 リーガルコード文化 ルールが社会の中心的な価値 公正なルールが全ての人に公平に適応される 契約 キリスト教(プロテスタント) 神と人間の交流(創造・堕落・救済・終末)を、三種の「贖い の契約」「行いの契約」「恵みの契約」で捉える。 契約は絶対性を持つ

モラルコード文化 道徳が社会の中心的な価値 高コンテキスト文化 お返し 誠実、忠誠、献身 階層社会で場をわきまえ、人間関係に波風を立てない 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/8 モラルコード文化 道徳が社会の中心的な価値 誠実、忠誠、献身 階層社会で場をわきまえ、人間関係に波風を立てない 身分、地位、家柄、分をわきまえる 高コンテキスト文化 コミュニケーションの基盤である、言語・生活習慣、文化、知識、 経験などに共通点が多く、明確に表現しなくても相手とコミュニ ケーションが成立する状況依存環境 エドワード.T.ホール 同じ釜の飯を食う、相手の意図を察する 仲間意識、休日のゴルフ、飲み会 お返し

レリジャスコード文化 宗教的規範が政治も経済も裁判もコントロールする イスラム教 絶対にしてはいけないこと できればしないほうがよいこと 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/8 レリジャスコード文化 宗教的規範が政治も経済も裁判もコントロールする イスラム教 絶対にしてはいけないこと できればしないほうがよいこと できればしたほうがよいこと 絶対にすべきこと(5行) 信仰告白 ・ 礼拝5回/日 ・ 喜捨 ・ 断食 ・ 巡礼

文化と価値観 出典:グローバル時代の文化の世界地図 北米 ヨーロッパ 中東 アフリカ アジア オセアニア ラテンアメリカ 文化コード 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/8 文化と価値観 出典:グローバル時代の文化の世界地図 北米 ヨーロッパ 中東 アフリカ アジア オセアニア ラテンアメリカ 文化コード リーガル リーガル・モラル レリジャス レリジジャス・モラル モラル (数カ国はレリジャス) リーガル・モラルミックス モラル ビジネスの仕方 製品・専門知識 専門知識・人間関係 人間関係 人間関係・製品 人間関係・製品・専門知識 人間関係の基軸 横割り(平等) 縦割り・階層的 縦割り 縦割り(平等) 空間アプローチ 自己中心 核心から全体像へ (例:新技術の事業展開) 自己中心 全体像から核心へ グループ中心 部族中心 全体像から核心へ(特に中国・日本・韓国) 「我々」中心 全体像から核心へ(ブラジルを除く)

高コンテキスト(状況・人間関係による調整)・間接的 高コンテキスト・直線的 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/8 北米 ヨーロッパ 中東 アフリカ アジア オセアニア ラテンアメリカ 時間的アプローチ 直線的 非直線的 非直線的・環状 コミュニケーション スタイル 低コンテキスト メッセージ、事実中心 中~高コンテキスト 間接的 高コンテキスト 間接的 高コンテキスト 高コンテキスト(状況・人間関係による調整)・間接的 高コンテキスト・直線的 メンタリティー 白か黒か 階層的 (灰色を含む) 宗教的教えによる 白か黒か 北部:宗教的教えによる白か黒か 南部:階層的 階層的・階層的(灰色を含む)

リーガルコードの国はグローバルトップ20国 論理的思考 科学技術の発展 ICT 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 リーガルコードの国はグローバルトップ20国 2018/11/8 Country/Economy Rank Score Rank* Switzerland 1 5.60 2 United States 5.59 Singapore 3 5.55 5 Sweden 4 5.51 Denmark 5.46 Finland 6 5.43 Germany 7 5.37 Japan 8 9 Canada 5.33 10 Netherlands 5.32 Hong Kong SAR 11 5.22 Taiwan, China 12 5.20 17 United Kingdom 13 5.19 Norway 14 5.17 15 Australia 5.15 18 France 16 5.13 Austria Belgium 5.09 19 Korea, Rep. 5.00 New Zealand 20 4.98 24 Iceland (20位外に) 26 4.80 論理的思考 科学技術の発展 ICT 出典The Global Competitiveness Report 2009-2010 http://www.weforum.org/en/initiatives/gcp/Global%20Competitiveness%20Report/index.htm

問 コミュニケーションの3原因について説明しなさい。 習慣に基づくコミュニケーションが重要な理由を説 明しなさい。 情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/8 2009/7/21 問 コミュニケーションの3原因について説明しなさい。 習慣に基づくコミュニケーションが重要な理由を説 明しなさい。 18 18

4. グローバルコミュニケーションに必要な認識 情報文化11,12回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化14回目 アイデンティティとグローバルコミュニケーション情報文化 13回目 2007/07/12 2018/11/8 4. グローバルコミュニケーションに必要な認識 情報技術が実現した新しい社会様式の是認 03, 04, 05, 06 コミュニケーション(情報行動)の理解 メッセージの交換と意味の創造 コミュニケーションの3原因 アイデンティティの確認 文化コード 情報社会/グローバル社会における人の行動 情報技術が実現した新しい生活様式や行動様式の理解 グローバル化による多文化間コミュニケーションの必要性

III.情報技術から生みだされた新しい行動様式 ~利便性の追求と時空間の拡大~ 情報文化2回目 情報通信技術の人間/社会への影響 2018/11/8 III.情報技術から生みだされた新しい行動様式 ~利便性の追求と時空間の拡大~ 1.利便性の追求 2.時空間の拡大 3.忙しい行動様式(生活様式) 4.情報の発信ができる行動様式 5.膨大な情報利用 6.人間関係の希薄化 7.脳機能の拡大 8.生涯学習 9.考える時間の増加 10.クラウドソーシング

IV.情報技術が個人の情報処理行動(様式)に与える影響 ~選択行動と情報の断片化~ 情報文化2回目 情報通信技術の人間/社会への影響 2018/11/8 IV.情報技術が個人の情報処理行動(様式)に与える影響 ~選択行動と情報の断片化~ 1.選択行動 2.画一化情報の利用 3.思考・情報の断片化 4.皮相的な判断 5. ランキング情報の利用 6.外付け脳 7.ライフログ ×考える ×知識ベース

V.情報技術から生みだされた新しい社会様式 ~社会の効率化と管理/監視社会 情報文化2回目 情報通信技術の人間/社会への影響 2018/11/8 V.情報技術から生みだされた新しい社会様式 ~社会の効率化と管理/監視社会 新らしい社会様式 1.効率を優先した社会 2.管理社会 3.監視社会 4.情報公開 5.ビッグデータの利用

情報文化2回目 情報通信技術の人間/社会への影響 情報文化2回目 情報通信技術の人間/社会への影響 2018/11/8 VI. 人間と情報技術の役割 情報技術(コンピュータ)が人に優る点 演算:情報処理速度 演算:処理エラーが無い 記憶:大量の記憶 人間にしかできないこと 目的や意志を持つこと 判断すること 学習すること・考えること 創造すること コンピュータは処理手順を書けないと作業ができ ない