も じ ま ほう 文字の魔法 文字の魔法、っていったいなんでしょう？ 文字は、ものすごい魔法を持っているんですよ。
うるさい さて、この字はなんと読むかな？ 「うるさい」ですね。 では、この字を書いた人は、どんな気持ちで書いたでしょう？ ------------------------- これは、読めば「う・る・さ・い」ですが、パソコンの中では、４つの記号と同じです。 ○×△□ と書くのと同じです。 記号には、気持ちを含めることができません。
うるさい では、こちらの文字はどうでしょう。 さっきの、小さい黒い字と比べると、気持ちが伝わってきますね。 でも、大きさと文字の色、という点を除けば、４つの記号という意味で、さっきと同じです。 色と大きさ、というのは、気持ちを表すのに役に立ちますね。
うるさい！ 次はどうでしょうか。 少し字は小さくなりましたが、最後にびっくりマークが付いています。 このびっくりマークも、記号だけの文字に気持ちを付け加えることができます。
うるさい！ 字がずっと小さくなりました。 意味は同じですが、さっきの大きな字で感じたような、強い気持ちは、少し和らいでいませんか。 大きさ、という一つの性質が変わっただけで、受け取る感じは随分違ってきます。
うるさいなぁ 言葉が少し変わりました。 びっくりマークの付いた文字のときに比べると、この文字に込められた思いが、さっきとは違っているような感じです。 どんな感じになりましたか？
うるさいなぁ (^_-) またまた、違う字が出てきました。 うるさいなぁ (^_-) またまた、違う字が出てきました。 この、最後についているのは、よく「顔文字」などと言われる、記号を使って顔の形を表現したものです。 字だけでは表現しにくい気持ちを、記号を組み合わせることで伝えようとしているのです。 どうですか、伝わりますか？どんな気持ちが伝わってきますか？
うるさいなぁ (^_-) 今度は、同じ文字と記号ですが、色が違っています。 またまた違う気持ちが伝わってきますね。 うるさいなぁ (^_-) 今度は、同じ文字と記号ですが、色が違っています。 またまた違う気持ちが伝わってきますね。 怒った気持ちが少し小さくなったような気がしませんか。
うるさい さて、始めに戻りました。 この４つの文字、という記号の並び、どんな気持ちが伝わってくるでしょうか。
うるさい うるさい！ うるさいなぁ (^_-) うるさい！ うるさいなぁ うるさいなぁ (^_-) うるさい 文字に気持ちを込めるのは難しいです。 読む人によって、同じ文字でもいろんなとらえ方ができてしまいます。 読む人の、そのときの気持ちで、同じ言葉（文字）でも、違う読み方ができてしまいます。 逆に言えば、違う読み方ができにくいように、上手に言葉をつかって人に気持ちが伝えられるといいですね。 それと同じに、読むときには、書いた人がどんな気持ちなのかを考えながら、間違った読み方をしないように気をつけて読みましょう。 もし、間違った気持ちが伝わってしまったときでも、間違ったことに気がつかないこともあります。そういうこともあるんだ、ということを覚えておいてください。 よくわからないときには、書いた人に確かめることも、大切なことです。 勝手に考えてしまわないで、上手に言葉を使っていきましょう。 うるさいなぁ (^_-) うるさい！ うるさいなぁ うるさいなぁ (^_-)