モデリング&シミュレーション 第二回発表資料 第9班 諮問担当:齋野 資料作成:後藤、齋野 メンバー:近藤、三枝、齋藤、坂井
課題3からわかること 理想な補充点をSとする ・補充点がSを下回るとき 慢性的な欠品 在庫維持費ほぼ0 ・補充点がSを上回るとき 慢性的な欠品 在庫維持費ほぼ0 ・補充点がSを上回るとき 2期目で需要を上回る発注が起こる。 在庫があるにも関わらず発注を繰り返す。 補充点が理想値より大きいとき、生産工程の下流で需要とかけ離れた発注がされるとBW効果が顕著に現れ、 また余剰分が在庫として存在してしまう
課題3からわかること(2) もし各段階が在庫ゼロでスタートしたとき、小売が発注してから届くまでは15週間かかる。
問題点の候補 ・BW効果の発生 ・BW効果を問題とする問題 ・目的関数の妥当性、新しい評価尺度の設定
BW効果の発生 ・L(リードタイム)が大きくなる ・SCの段階数が大きくなる 図1. BW効果のグラフ(BW=2.03)
グラフから ・リードタイムが長くなればBW効果も強くなる ・SCの段階数が多くなれば個々のBW効果が弱くても、SC全体としてBW効果が強くなってしまう。
BW効果を抑止するために SC全体で情報の共有化 ・最終消費者の需要を把握 ・同じ発注方式(需要分を発注) ・最終消費者の需要を把握 ・同じ発注方式(需要分を発注) それでもBW効果は発生 ・(情報・製造)リードタイムを減らそう ・SCの段階数を減らそう ・需要変動をなくそう ・VMIなどの戦略的提携をしよう
BW効果を問題とする問題 極端な例(課題4) 需要の分布によっては、 BW効果低減が費用の低減を意味しない BW効果と費用の関係を調べる必要 (やみくもにBW効果を抑止するのは間違い?) 需要変動を小さくしすぎるとBW効果が抑止できない 需要変動が大きいとBW効果が低いにしても費用が高くなる
目的関数の妥当性 (費用=機会損失+在庫維持費) ・機会損失は無視してもいいのでは? 機会損失(実際には発生してない費用) ・目的関数を「利益=売上ー費用」としたらどうなる?