ハイブリッドカーは本当にエコなのか 2010-07-07 経営学部市場戦略学科 MR8084 長谷川 裕太
・はじめに ハイブリッドカーにおいて、エコはエコロジー(環境)とエコノミー(経済)という2つの意味をもつ。
・ハイブリッドカーとは ハイブリッドカーとは複数の動力源(ガソリン、電力、水素など)を組み合わせ,状況に応じて動力源を作動させて走行する自動車のことである。 ここで取り上げるのは,現在もっともポピュラーなガソリン+電気の組合せ。
・ガソリンエンジン+電気モーター エンジン+モーターのハイブリッドカーといっても、その方式は3つに分類され、それぞれ「シリーズ方式」「パラレル方式」「スプリット方式」と呼ばれる。
ハイブリッドカーの環境に対するメリット、デメリット モーターを使用するため低速でのトルクに 非常に優れている 走行時のCo2を削減できる。 道路やトンネル内の空気が多少良くなる。 回生ブレーキにより、減速時のエネルギーロスをカバーできる。
デメリット 10年、10万km程ほど走らなければ、製造時の環境負荷の方が大きい。 充電回数に限界があるので、バッテリーを交換しなければならない。そのバッテリーは産業廃棄物として処理される。 アイドリングストップ機能搭載車のほうが効率的である。
・ハイブリッドカーは経済的か ・期間内であれば、エコカー減税などの税制優遇措置が受けられる。 バッテリーや回生システムを搭載しなければならないため、車両価格は割高である。 ・低燃費であるといわれているが、ガソリン車と比べてそれほど高燃費であるわけではない。
・まとめ ・ハイブリッドカーの多くは回生ブレーキを用いているため、ストップ&ゴーを繰り返す場所ではガソリン車よりも燃費をのばすことが出来る。しかし、高速道路など一定の速度で巡航する場合、ガソリン車よりも車体重量が重いため悪条件となってしまう。
まとめ2 ・エコカー減税や低燃費というメリットもあるが、ほとんどの人は10万キロ/10年も同じエコカーに乗り続けることはないように思う。故に経済的にも環境的にもプラスになるとは考え難い。本当にエコなのは今あるクルマを出来る限り大切に乗ることである。 ・個人的感想であるが、ハイブリッドカーは基本的に機能性を優先しているため、デザインはあまり重視されていない。
・現在のエコカー減税はハイブリッドカーばかりを優先し、アイドリングストップ搭載車や軽自動車を軽視している。つまり、大手2社に重点を置いた経済刺激としか思えない。 本当にエコなのは今あるクルマを出来る限り大切に乗ることである。
出典、参考 ハイブリッドカーは本当にエコか?http://90326214.at.webry.info/200904/article_69.html.最終閲覧日2010-07-07 ちょいワル猫の日記.http://blogs.yahoo.co.jp/nekorin65/57603498.html.最終閲覧日2010-07-07 サイエンスポータブルQ&A.http://sqa.scienceportal.jp/qa5291754.html.最終閲覧日2010-07-07 武田邦男 ブログ. 2009.05 http://takedanet.com/2009/05/post_7ade.html.最終閲覧日2010-07-07
ハイブリッドカーは本当にエコなのか 2010-07-07 経営学部市場戦略学科 MR8084 長谷川 裕太