「チーム会議」の方法とは? B チーム支援ガイド Bー3 可視化で 共有ですね! 不登校対策委員会でも情報共有します。

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「チーム会議」の方法とは? B チーム支援ガイド Bー3 可視化で 共有ですね! 不登校対策委員会でも情報共有します。  チーム支援を促進するための研修として,「B-3 『チーム会議』の方法とは?」を始めます。  今回のねらいは,児童生徒へのチーム支援がスムーズに行われるために,「チーム会議の方法」を知ることです。  なお,チーム会議は,慣れてくれば短時間で終わります。慣れていないときは,無理して短時間で終わらせようとせずに,事実を丁寧に共有することを最優先にしてください。 【参考文献】「ちょんせいこのホワイトボード・ミーティング」 小学館 2016  宮城県総合教育センター

チーム会議とは 不登校の早期解決のために ・児童生徒の実態把握 ・アセスメント(見立て) ・プランニング(目標と対応策の設定) ・役割分担  不登校の早期解決を目指すには,学級担任が1人で抱え込まずにチームを組んで支援すること,つまりチーム支援が重要です。このチーム支援の中で,アセスメントやプランニングを効果的に行うために「チーム会議」を実施します。「チーム会議」では,学年(部)主任が中心となり対象児童生徒に関係する人が集まり,情報を共有しながら,アセスメントとプランニング,役割分担を行います。 「中1不登校の解消に向けて」        (宮城県)より  宮城県総合教育センター

チーム会議はいつやるの? 連続3日間の欠席 チーム会議 宮城県総合教育センター 「中1不登校の解消に向けて」(宮城県)より  児童生徒が病気ではなく,理由が分からず連続3日間(累積6日間)欠席した場合,学年(部)主任が中心となり直接支援チームを立ち上げるとともに,「チーム会議」を開きます。 チーム会議  宮城県総合教育センター

チーム会議のメンバー 学級担任 学年 部 主任 ( ) 学年担当 養護教諭 など    など チーム会議は,全員揃わなくてもやります。とにかく,タイミングが大切になってきます!  「チーム会議」のメンバーは,直接支援チームのメンバーになります。「チーム会議」は全員揃わなくても,タイミングを大切にして必ず実施します。  宮城県総合教育センター

チーム会議の活動準備物(例) ホワイトボード(大・小) 黒板 A3のコピー用紙 模造紙 宮城県総合教育センター  チーム会議では,学校の実態と会議の活発な進行を考えて,最適と考えられる活動準備物を事前に準備します。学校によってはホワイトボードが沢山ある,教室が使えないので職員室でA3のコピー用紙や画用紙を使いたいなど,様々なケースが考えられると思います。  本研修では,ホワイトボードとマーカー3色を活用した,チーム会議のモデルプランを紹介します。  宮城県総合教育センター

チーム会議の流れ(欠席3日目) 1 参加者の役割確認 ↓ 2 情報共有 3 アセスメント 4 プランニング 5 振り返り ↓ 1 参加者の役割確認      ↓   2 情報共有 3 アセスメント      ↓ 4 プランニング 5 振り返り  チーム会議は,参加者の役割確認から始めます。その後,児童生徒の情報共有を行い,アセスメントとプランニング,振り返りを実施します。チーム会議を実施することは,学級担任の孤立を防ぎ,チームで児童生徒を支援していくことにつながります。  宮城県総合教育センター

1 参加者の役割確認 (1) ファシリテーター(進行役) (2) 情報提供者 (3) サイドワーカー (協力する人) 1 参加者の役割確認 (1) ファシリテーター(進行役) (2) 情報提供者 (3) サイドワーカー    (協力する人)    チーム会議における参加者の主な役割は,「ファシリテーター(進行役)」,「情報提供者」,「サイドワーカー(協力する人)」になります。 参加者全員に役割があることで,積極的に意見や感情を交流できる機会にしていきます。  宮城県総合教育センター

1 参加者の役割確認 (1) ファシリテーター(進行役) ・参加者全員の情報や考えを引き出 し,話合いをまとめる。 1 参加者の役割確認 (1) ファシリテーター(進行役) ・参加者全員の情報や考えを引き出  し,話合いをまとめる。 ・意見をホワイトボードに記入する。 ※参加者全員の意見を聞く。 ※ホワイトボードへの記入は  読めれば十分。スピード重  視,ひらがなでも可です。  「ファシリテーター(進行役)」は,会議の進行役を担います。参加者全員の情報や考えをオープンクエスチョンで引き出しながら,意見をホワイトボードに記入し,話合いをまとめます。  留意点は,ファシリテーターが意見を取捨選択せず,参加者全員の意見を聞くことです。また,1人の意見だけに左右されないよう,全員の意見を聞いていきます。理由は,何が重要な情報になるかは分からないからこそ,多くの情報が必要だからです。  ホワイトボードへの記入は,読めれば十分です。ひらがなで書き表すなど,スピード重視で書いていくことが大切です。  宮城県総合教育センター

話を深めながら,相手からより多くの考えや情報を引き出すのに有効な質問方法である。 オープン・クエスチョンとは  話を深めながら,相手からより多くの考えや情報を引き出すのに有効な質問方法である。 オープン・クエスチョン ○○さんが人に会うのが怖いと言っています。 というと? 具体的に どんな感じ?  「オープン・クエスチョン」とは,話を深めながら,相手からより多くの考えや情報を引き出すのに有効な質問方法です。具体的には,「~というと?」「具体的にどんな感じ?」「他には?」などと質問することで,相手の考えや情報を引き出します。 他には? 具体例次頁参照 オープン・クエスチョンは,「ホワイトボード・ミーティング 質問の技カード」より抜粋 R  宮城県総合教育センター

オープン・クエスチョンの具体例 ○○さんは怖いと言っています。 というと? 人に会うのが怖いのだそうです。 具体的にどんな感じ? 情報提供者 ファシリテーター ○○さんは怖いと言っています。 というと? 人に会うのが怖いのだそうです。 具体的にどんな感じ? 廊下に出たくないとか。  オープン・クエスチョンの具体例になります。(T:情報提供者,F:ファシリテーター) T:「○○さんは怖いと言っています。」 F:「というと?」 T:「人に会うのが怖いのだそうです。」 F:「具体的にどんな感じ?」 T:「廊下に出たくない。」とか「部活の仲間に会うのが怖いみたいです。」 F:「もう少し詳しく教えてください。」  児童生徒の情報について詳しく聞くことが,チーム会議でとても重要です。事実共有やアセスメントの手掛かりになり,ファシリテーターの大きな役割でもあります。 もう少し詳しく教えてください。 部活の仲間に会うのが怖いみたいです。  宮城県総合教育センター

1 参加者の役割確認 (2) 情報提供者 ・該当する児童生徒に関わりの深い 人が情報提供者となる。 ・児童生徒の状況や様子など 1 参加者の役割確認 (2) 情報提供者 ・該当する児童生徒に関わりの深い  人が情報提供者となる。 ・児童生徒の状況や様子など  の知っている情報を出す。 ※学級担任を基本として,状況に応  じて,学年主任や部活動顧問など  も加わる。  「情報提供者」は,該当する児童生徒に関わりの深い人が担い,児童生徒の状況や様子などの知っている情報を出します。このとき,「学級担任」を基本としますが,状況に応じて,「学年(部)主任」や「部活動顧問」なども加わります。  宮城県総合教育センター

1 参加者の役割確認 (3) サイドワーカー(協力する人) ・よき参加者となって,情報の補足 や話合いに協力する。 1 参加者の役割確認 (3) サイドワーカー(協力する人) ・よき参加者となって,情報の補足  や話合いに協力する。 ※どんなに情報でも不登校の要  因や背景を理解する上で,貴  重な意見に変身する可能性が  ある。  「サイドワーカー(協力する人)」は,よき参加者となって,情報の補足やアセスメント,プランニングなどに協力をします。学級や部活動,保健室など,それぞれの場面で児童生徒が見せる行動は異なるかもしれません。サイドワーカーが知っている児童生徒に関する情報が,不登校の要因や背景を理解する上で貴重な意見に変身する可能性があります。  宮城県総合教育センター

2 児童生徒の情報共有 情報提供者は,児童生徒の情報を 伝える。 (2) サイドワーカー(協力する人)は, 補足情報を伝える。 2 児童生徒の情報共有 情報提供者は,児童生徒の情報を 伝える。 (2) サイドワーカー(協力する人)は, 補足情報を伝える。  ファシリテーターは,情報提供を無理して短時間で終わらせようとせずに,事実を丁寧に引き出し共有することを最優先にします。  「アセスメント」を効果的に行うためにも,児童生徒の情報共有では,最初に「情報提供者」が児童生徒の情報を話し,その後,知っている補足情報を「サイドワーカー(協力する人)」に話してもらいます。「ファシリテーター(進行役)」は,それらの情報を「ホワイトボード」に黒マーカーで記入していきます。「ファシリテーター」は,情報提供を無理して短時間で終わらせようとせずに,事実を丁寧に引き出し共有することを最優先にします。  宮城県総合教育センター

 それでは,ホワイトボードへの記入例を紹介します。まず,左上に,日付,学年学級,氏名,その下に欠席日数を書きます。かっこの中は,年間欠席日数,遅刻早退日数,別室登校日数を書きます。  宮城県総合教育センター

縦線2本書きます  次に,ホワイトボードが3等分になるように,縦線を2本書きます。  宮城県総合教育センター

ファシリテーターは,オープンクエスチョンで,丁寧に情報を引き出し,どんな情報でもホワイトボードに書き出しましょう。 該当する 児童生徒の情報  3等分した左側には,「児童生徒の情報」を黒マーカーで記入していきます。ファシリテーターはオープンクエスチョンで,丁寧に情報を引き出し,ホワイトボードに書き出します。その際,以下の4点については,必ず確認します。  ①最近のトラブルについて  ②授業中の様子  ③友達との関係  ④家族との関係  宮城県総合教育センター

3 アセスメント (1) 情報の中から,「児童生徒の困って いること」を全て見付け,その中か ら優先順位を決め,3つ選ぶ。 3 アセスメント (1) 情報の中から,「児童生徒の困って   いること」を全て見付け,その中か   ら優先順位を決め,3つ選ぶ。 (2) 困っていることが,なぜそのような   状態に至ったのか,背景・要因を探   る。   ※行動の背景,児童生徒の特性,   周りの環境  など (3) 支援の手掛かりになる強みを探す。  実際のチーム会議で行われる「アセスメント」は,3つの段階に即して行っていきます。  初めに黒マーカーで記入した情報の中から,児童生徒の立場になって彼,彼女が「困っている,苦しんでいる」と思われることを見付け,赤マーカーで線を引きます。  宮城県総合教育センター

「困っていること」を選ぶ際の3つの観点 生命・身体の危険に関する 情報 (2) 児童生徒のプレッシャーに なっている情報 (3) 児童生徒の過剰反応による 行動の情報 「児童生徒の過剰反応による行動の情報」とは,良い状態の時には現れない と考えられる不穏な行動のことですね。  「困っていること」を見付ける際は, 「(1)生命・身体の危険に関する情報」 「(2)児童生徒のプレッシャーになっている情報」 「(3)児童生徒の過剰反応による行動の情報」 の3つの観点から探します。  「児童生徒の過剰反応の情報」とは,良い状態の時には現れないと考えられる不穏な行動のことです。例えば,「表情が暗い」「孤立する」「大きな声を出す」「友達に攻撃的になる」などの行動で,周囲から「あれ!おかしいなぁ」などと思われてしまうような行動のことです。  このように,情報の中から「困っていること」を見付けます。 アセスメントのポイントは,「ホワイトボード・ミーティング アセスメントスケール」より抜粋 R  宮城県総合教育センター

っているがゆえの行動と捉えて,優先順位を決めていきましょう。 児童生徒の「困っていること」を困 っているがゆえの行動と捉えて,優先順位を決めていきましょう。  この「困っていること」を全て見つけたら,この情報の中から分析をして,早急に対応しなければならない「困っていること」の優先順位を決め,3つ選びます。  宮城県総合教育センター

3 アセスメント (1) 情報の中から,「児童生徒の困って いること」を全て見付け,その中か ら優先順位を決め,3つ選ぶ。 3 アセスメント (1) 情報の中から,「児童生徒の困って   いること」を全て見付け,その中か   ら優先順位を決め,3つ選ぶ。 (2) 困っていることが,なぜそのような   状態に至ったのか,背景・要因を探   る。   ※行動の背景,児童生徒の特性,   周りの環境  など (3) 支援の手掛かりになる強みを探す。  選んだ3つの「困っていること」について,なぜそのような状態に至ったのか,「背景・要因」から探ります。その際は,「行動の背景」や「児童生徒の特性」,「周りの環境」などを系統的に見取り,明らかにしていきます。  宮城県総合教育センター

困っていることの背景・要因を見取り,文章化していきます。  「困っていること」の①から順番に「背景・要因」を見取り,文章化しながら,なぜそのような状態に至ったのかを明らかにしていきます。文章化する際は,3等分した真ん中に赤マーカーで記入していきます。  宮城県総合教育センター

3 アセスメント (1) 情報の中から,「児童生徒の困って いること」を全て見付け,その中か ら優先順位を決め,3つ選ぶ。 3 アセスメント (1) 情報の中から,「児童生徒の困って   いること」を全て見付け,その中か   ら優先順位を決め,3つ選ぶ。 (2) 困っていることが,なぜそのような   状態に至ったのか,背景・要因を探   る。   ※行動の背景,児童生徒の特性,   周りの環境  など (3) 支援の手掛かりになる強みを探す。  「アセスメント」の最後は,「強み」を探すことです。児童生徒の長所,頑張っていること,好きなこと,趣味・特技などが「強み」になります。不登校の支援においては,「できないこと」を「できるようにする」という考えだけでなく,「できていること」をより生かしていくという考えこそ重要です。その子が既に持っている「強み」を生かして具体的な支援目標を立て,支援につなげていきます。  宮城県総合教育センター

「強み」は誰にでもあります。情報提供で漏れていた場合は,追記します。  「強み」は,青マーカーで線を引きます。「強み」は,児童生徒の長所,頑張っていること,好きなこと,趣味・特技などです。また,支援につながる本人を取り巻く人やモノも「強み」になります。情報提供で漏れていた場合は,余白を利用して追記していきます。  宮城県総合教育センター

4 プランニング (1) 具体的な支援目標を立てる。 (2) 具体的な支援策を考える。 (3) 参加者全員で誰がいつ支援するか決 める。 4 プランニング (1) 具体的な支援目標を立てる。 (2) 具体的な支援策を考える。 (3) 参加者全員で誰がいつ支援するか決 める。 「できない」ことを「できるようにする」という目標だけではなく,児童生徒の1週間後の姿を想像して,強みをいかした「具体的な支援目標」を立てましょう。  次は「4 プランニング」に入ります。「プランニング」では,初めに,アセスメントの内容から「具体的な支援目標」を立てます。「支援目標」は短期目標とします。児童生徒が1週間後どうなっていてほしいか,具体的な姿をイメージして,チーム全員で支援目標を考えます。「できない」ことを「できるようにする」という目標だけではなく,「できていること」をさらに強化するという強みをいかした「具体的な支援目標」にしていきます。  宮城県総合教育センター

具体的な支援目標が決まったら,青マーカーで記入し,四角で囲みましょう。  「具体的な支援目標」が決まったら,ホワイトボード右上に青マーカーで記入し,四角で囲みます。支援目標の立て方の例について,スライドの内容を基に説明します。「頼れる人がいると頑張る」という強みを生かした支援目標は,「担任が信頼関係を築き,Aから更に頼られる存在になる。周りの生徒たちに話を聞き,それをAに伝えて安心させる」となります。強みをいかした具体的な目標にすることが大切です。  宮城県総合教育センター

4 プランニング (1) 具体的な支援目標を立てる。 (2) 具体的な支援策を考える。 (3) 参加者全員で誰がいつ支援するか決 める。 4 プランニング (1) 具体的な支援目標を立てる。 (2) 具体的な支援策を考える。 (3) 参加者全員で誰がいつ支援するか決 める。 アセスメントで引いた赤線や書き加えた本人の強みを探り,実行性の高い支援策を立てていきます。  「具体的な支援策」を考える際は,支援目標を達成するための支援策を考えていきます。特に,アセスメントで引いた青線や書き加えた本人の強みを探り,「実行性の高い支援策」を立てていきます。  宮城県総合教育センター

 「具体的な支援策」が決まったら,ホワイトボード右側に青マーカーで記入します。支援策の考え方の例について,スライドの内容を基に説明します。「運動が好きやアニメの話」という強みを生かした支援策は,「アニメやスポーツなどを糸口にAと話をする。そして,Aが今どう思っているのかじっくり話を聞く」となります。実行でき,本人の負担にならないような具体的な支援になるようにします。  また,次回のチーム会議の初めに,支援策ができたかどうか確認できるように,□1というようにチェックボックスを記入しておきます。  宮城県総合教育センター

4 プランニング (1) 具体的な支援目標を立てる。 (2) 具体的な支援策を考える。 (3) 参加者全員で誰がいつ支援するか決 める。 4 プランニング (1) 具体的な支援目標を立てる。 (2) 具体的な支援策を考える。 (3) 参加者全員で誰がいつ支援するか決 める。 学級担任の困り感やプレッシャーが高まることは,児童生徒にとっても不利益です。チームで効果的に関わることを最優先に考え,役割分担していきましょう。  「具体的な支援策」を考える際は,参加者全員で「誰がいつ支援するか」も決めていきます。学級担任1人に役割が偏ると,学級担任の負担やプレッシャーが高まってしまいます。学級担任の困り感やプレッシャーが高まることは,児童生徒にとっても不利益です。チームで効果的に関わることを最優先に考え,役割分担していきます。  宮城県総合教育センター

 「いつ誰がどこで支援するか」が決まったら,青マーカーで記入します。記入の仕方は,それぞれの支援策の下に( )を書きます。スライドの例で見てみると,支援策1では,「担任,1月31日,放課後,家庭訪問」とあります。これは,「学級担任が1月31日の放課後,家庭訪問を行い,支援する」という内容となります。  ここまでが,ホワイトボードを使った児童生徒の情報共有からアセスメント,プランニングまでのモデルプランになります。  宮城県総合教育センター

プランニング 支援目標 日時,氏名,欠席状況 情報共有 困って いること 強み アセスメント 支援策 役割分担  最後に,ホワイトボードを使ったチーム会議の大まかな流れの確認です。別紙,「チーム会議進行マニュアル」を印刷して,手元に置いた状態でチーム会議を進めると効率的に進めることができます。  宮城県総合教育センター

5 振り返り 振り返りでは,アセスメント,プランニングの内容について,参加者全員で共有する。また,状況によっては,再びチーム会議が開かれる可能性があることを確認する。 振り返り後は,ホワイトボードに書き込んだアセスメントとプランニングの内容を写真で記録し,チーム会議報告シートに貼付する。  振り返りと今後の予定では,チーム会議で行ったアセスメント,プランニングの内容について,参加者全員で共有します。また,状況によっては,再びチーム会議が開かれる可能性があることを確認します。その際は,学年主任がチーム会議のメンバーに連絡することも合わせて伝えておきます。  宮城県総合教育センター

研修のまとめ 「チーム会議」の方法とは? 1 チーム会議は,児童生徒へのチーム支援が遅れ ることを防ぐ。 B チーム支援ガイド Bー3 1 チーム会議は,児童生徒へのチーム支援が遅れ   ることを防ぐ。 2 情報共有をした上で,アセスメントとプランニ   ングを実施することが重要である。 研修のまとめ  今回の研修のまとめです。  1点目は「チーム会議は,児童生徒へのチーム支援が遅れることを防ぐ」ということです。チーム会議は,全員揃わなくても,スピード感を大切にして必ず実施します。  2点目は「情報共有をした上で,アセスメントとプランニングを実施することが重要である」ということです。児童生徒の情報を共有した上で,アセスメントとプランニングを実施することで,具体的な対応を共有でき,問題が先送りされることを防ぎます。  以上で,チーム支援を促進するための研修「『チーム会議』の方法とは?」を終わります。  宮城県総合教育センター