第5回 河川GIS・アプリケーション 標準インタフェース作成協議会 説明資料

Slides:



Advertisements
Similar presentations
All Rights Reserved, Copyright © 2001 GeoBasic® & IIMS® Networking GIS データ共有型 GIS 2001年2月 ジーイーネット 株式会社.
Advertisements

受付番号 平成 23 年度 東北復興に向けた地域ヘルスケア構築推進事業 (被災地域における医療・介護周辺サービスの提供拠点整備の推進及び医療情報 等の共有システムの推進のための調査事業) 提案書 事業区分 イ-2:被災地における医療情報等の共有等を可能にするシステム の推進の調査事業 (被災地での地域医療提供体制の再構築のための情報通信技術の活用の在り方、
Web-GIS の開発と地盤情報の 高度利用に関する共同研究について -具体的な共同研究テーマ ( 案 ) - 「地質・地盤情報協議会」・ 「 Web-GIS コンソーシアム」説明会資料 全国地質調査業会連合会・情報化委員会.
5 月 28 日 説明会 1 Kiwi-W コンソーシアム 設立説明会 Kiwi-W コンソーシアム設立準備委員会 アイシン・エイ・ダブリュ株式会社 インクリメント P 株式会社 株式会社ザナヴィ・インフォマティク ス 株式会社ゼンリン 株式会社デンソー 株式会社本田技術研究所 三菱電機株式会社 株式会社トヨタマップマスター.
技能知識講習(1日目) 1 科学的・計画的な鳥獣の保護及び管理 2 鳥獣の保護又は管理に関連する法令 3 認定鳥獣捕獲等事業者制度 4 鳥獣捕獲等事業における捕獲手法 安全管理講習(2日目) 5 鳥獣捕獲等事業の工程管理 6 鳥獣捕獲等事業における安全確保 認定鳥獣捕獲等事業者講習会.
受付番号 平成 23 年度 東北復興に向けた地域ヘルスケア構築推進事業 (被災地域における医療・介護周辺サービスの提供拠点整備の推進及び医療情報 等の共有システムの推進のための調査事業) 提案書 事業区分 イ-1:被災地における医療情報等の共有等を可能にするシステム の推進の調査事業 (平成22年度医療情報化促進事業の検討内容を踏まえ、被災地において被災.
オープンソースCMS「ZOMEKI」を利用した 業務システムの開発手法
インターネット災害訓練 1998・1・23 Lifelineワーキンググループ.
社会福祉法人の財務諸表等開示システムの概要等①
知識情報演習Ⅲ(後半第1回) 辻 慶太(水)
OJT研修 「テスト実施、テスト設計の技術習得」 日時: 8月22日(月)  場所: 本社5階.
資料1-4 平成27年度 第1回技術委員会 2015年度技術委員会の目標と 検討項目(案)
東京西地区大学図書館 相互協力連絡会様 サイトリニューアル案
GIS大縮尺空間データ官民共有化推進協議会 支援グループ
Webサイト運営 09fi118 橋倉伶奈 09fi131 本間昂 09fi137 三上早紀.
Z39.50プロトコルを用いた 検索クライアントの開発
2016年3月10日(木) 内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室
Webを利用した授業支援システムの開発 北海道工業大学 電気電子工学科 H 渋谷 俊彦.
パッケージソフトウェア利用コンピュータシステム構築委託契約書 パッケージソフトウェア、OS、第三者ソフトウェアの使用許諾契約
地方におけるデータ活用人材の育成について
構成管理 構成管理とは、ソフトウェア開発に於ける成果物をある時点で凍結し、 以降の変更を管理する事をいう
「埋設物調査システム」の運用試験について
  資料1 平成27年第3回度長久手市防災会議 説明資料.
(B2) 親: minami, kazuki 多様な認証機器に対応する 認証システム (B2) 親: minami, kazuki.
Kintone 新デザインコンセプト サイボウズ株式会社 2016/10/28 更新.
第6回 河川GIS・アプリケーション 標準インタフェース作成協議会 説明資料
CiNIIほかに関連語提示機能を ~つっこみの第二回~
平成16年度はこれまで最多の10個の台風が上陸するなど、豪雨災害が頻発
東京大学空間情報科学研究センターを 中心とした空間情報データベースの整備
システム名・タイトル 概要 仕様・特徴 使用上の注意点 災害用情報通信ネットワーク・アプリケーション調査票 システム開発・構築企業、機関名
Ⅱ.施行に向けたスケジュール.
平成17年度 第2回三重県CALS/EC地域研修会
GIS等インターフェースの標準化について
平成21年度「新世代ネットワークサービス基盤構築技術に関する研究開発 〜ネットワーク『見える化』の実現にむけて〜」の開発成果について
市町村等から電話照会等を行う場合の対応について
ホームページ 携帯電話で ミニ いつでも 何処でも 見られます パソコン上にホームページ開設するのは、専門知識が必要で大変です
「経理・財務サービス スキルスタンダード研究開発事業」
資料-2 データ管理センターの役割と機能.
ICT活用指導力向上のための ICT教育研修と校内研修
データの品質管理・更新体制 データを正規化するために必要な各段階 河川水辺の国勢調査データの流れ
事務所における情報化の問題点 データが所内で共有されていない、各課ごとに個別に利用されている
Arcserve + 大容量NASサーバで二重化を簡単に! 障害時には、手動、もしくは自動で切替える
技術参照モデルとシステム要件定義 に関する学習システム
ミドルウェア”TSUNAGI”を 用いたWEBアプリケーションの構築
数量分析 第2回 データ解析技法とソフトウェア
“SFC SUBWAY Maniacs” プロジェクト計画書
第3回 河川GIS・アプリケーション 標準インタフェース作成協議会 説明資料
データベース設計 第7回 実用データベースの運用例 クライアント=サーバシステム(1)
事務所における情報管理の問題点 情報管理の現状 “欲しいデータが探せない” 情報管理の現状 “媒体ごとの個別管理”
学校等欠席者・感染症情報 システムの概要について
Garoon on cybozu.com 2014年9月版 新機能 Copyright© 2014 Cybozu.
Firebaseを用いた 位置情報共有システム
平成25年度オープンデータ実証実験 自治体行政情報実証(概要)
資料-5 参考:実証実験参加各社の実装状況.
水防法等の改正に伴う 避難確保計画の作成について
大阪府都市基盤施設 維持管理データベースシステムの概要
事務所における既存ガイドラインデータの整備方針(参考)
広島県商工労働局イノベーション推進チーム
1998年度営業力強化方式研究分科会 第4回発表資料
パッケージソフトウェア利用コンピュータシステム構築委託契約書 パッケージソフトウェア、OS、第三者ソフトウェアの使用許諾契約
平成21年度「新世代ネットワークサービス基盤構築技術に関する研究開発 〜ネットワーク『見える化』の実現にむけて〜」の開発成果について
大学図書館における研究開発 「ライブラリシステム研究会」について 三田図書館・情報学会月例会 2002年9月21日
@MD-NET Web-EDI導入について ~ 説明会資料 ~
6.住民参加による災害情報収集技術 6.1 地域住民参加による情報収集技術の開発に関する研究 1. 研究の概要
1998年度営業力強化方式研究分科会 第4回発表資料
フェールオーバーとリカバリの人的資源を75%削減
大阪府健康づくり支援プラットフォーム整備等事業(概要) ~府全域版健康マイレージシステムの構築~
調査項目:(事業環境/健康投資/品質評価から選択) コンソーシアム等名称:
日本の河川情報の現状と今後 =データ構造の標準化とソフトについて=
オブジェクト指向メトリクスを用いた 開発支援に関する研究 --- VC++とMFCを用いた開発を対象として ---
Presentation transcript:

第5回 河川GIS・アプリケーション 標準インタフェース作成協議会 説明資料 資料-4 第5回 河川GIS・アプリケーション 標準インタフェース作成協議会 説明資料 2006年1月12日

議事内容 第4回までの協議会における議事内容 「河川GIS・河川アプリケーション標準インタフェース」の実証実験について ガイドライン第1.0版(案)における現時点で明らかになった課題と対応案 今後のスケジュール その他

1.第4回までの協議会における議事内容

1.第4回までの協議会における議事内容 協 議 会 開 催 日 協 議 内 容 第1回協議会 2005年1月18日 協 議 会 開 催 日 協   議   内   容 第1回協議会 2005年1月18日 インタフェースの標準化の目的  「ガイドライン0.5版(案)」の提示 第2回協議会 2005年2月10日 標準インタフェースの適用範囲・他の標準との整合性 第3回協議会 2005年3月18日 標準インタフェースの具体的構成 「ガイドライン1.0版(案)(素案)」の提示 2005年5月23日 「河川GIS・河川アプリケーション標準インタフェース」に関する説明会 の開催 98名参加(58社、3財団法人、4大学、1国機関) 第4回協議会 2005年6月23日 追加関数  「ガイドライン1.0版(案)」の承認

2.「河川GIS・河川アプリケーション標準インタフェース」の実証実験について

「河川GIS・河川アプリケーション標準インタフェース」の実証実験の目的 あいまいな記述など、編集上の不具合を明らかにする 技術的な不具合を明らかにする 仕様の精査を行い、実際に開発することで、アプリケーションが動くことを確認する 実利用を意識したアプリケーションを開発することで、実運用上の課題の有無を明らかにし、その対応を整理する 実行速度(データ量、通信速度、トラフィックの負荷) 信頼性 セキュリティ 送受信されるデータの確からしさ 運用管理

実利用を意識したアプリケーションを開発 実利用を意識し、河川事務所、地方整備局、本省で利用可能な2つの場面で利用できるアプリケーションを開発する。 日常業務支援 日常利用として、予算要求・実施計画、平常時の河川巡視等の説明図の作成等に利用可能。 緊急時業務支援 緊急時利用として、洪水時の河川巡視報告、被害状況及び関連情報の整理、参照・修正が可能。 以下を対象に実証実験を実施する 本省 東北地方整備局 阿武隈川水系の2事務所 仙台河川国道事務所 福島河川国道事務所 また、これとは別途、全国の事務所から利用可能なテスト用サイトの構築を行う

開発するアプリケーション 開発するアプリケーション 機能 日常利用 アプリケーション 登録用 ・事務所で利用 ・事業計画箇所等の位置や内容の入力、関連する写真・画像・資料等の登録ができる ・入力したデータを、河川基盤地図等とあわせて参照・修正できる 参照・修正用 ・本省・地整で利用 ・本省-地整-事務所をまたいだデータの利用ができる ・事務所で保有するデータや事務所が入力したデータを、本省・地整で確認できる ・異なる事務所間のデータをシームレスに参照する ・河川基盤地図、河川基幹データなど 緊急時利用 ・上記の日常利用アプリケーションの機能については緊急時アプリケーションでも網羅 ・巡視状況の確認画面や被災状況確認画面など、用途に応じて画面を切り替えられる ・被災状況をリアルタイムに確認できる ・新規に登録された被災箇所などの情報については新着情報として案内表示 ・特に確認を要する地点など、注視ポイントを強調表示 ・被災の状況を時系列的に表示したり、災害種類別に表示する

標準インタフェースに関する確認事項と考えられる課題 実証実験実施にあたっての確認事項 開発するアプリケーション 備考 日常利用 緊急時利用 登録用 参照用 インタフェース仕様に関する確認 GIS基本性能が実現できるかどうか確認する ○ ・あいまいな記述など、編集上の不具合を明らかにする ・技術的な不具合を明らかにする ・Q&Aにより対応する ・必要に応じてガイドラインを改定 河川基盤地図以外の静的なデータベース(基幹DBなど)に対し、接続することができるかどうか確認する 河川基盤地図とあわせて利用ができるかどうか確認する 異なる場所におかれた河川基盤地図を呼び出して利用できるかどうか確認する - ・サーバの配置に留意する ・データの接合について確認 GISソフトウエアを自分で持っていなくても、地図を提供するサービスに接続し参照できるかどうか確認する ○   ・地整側は、事務所のGISを利用するようなアプリケーションとして開発  ネットワークについての確認 どの程度の速度が実現できるか? ・報告書に取りまとめる 異なる地整・事務所間の通信ができるか? △ 本省‐同一地整内 ・プロキシやファイヤーウォールなどのネットワーク機器の設定の確認 ・異なる地整間の通信は未確認であり、ネットワーク管理者への聞き取りにより課題として整理 都道府県・市町村とも接続ができるか? ・未確認 ・ネットワーク管理者への聞き取りにより課題として整理 他省庁、財団、一般企業・大学等とも接続ができるか?

標準インタフェースに関する確認事項と考えられる課題 実証実験実施にあたっての課題 開発するアプリケーション 備考 日常利用 緊急時利用 登録用 参照用 インタフェース仕様に関する課題 ガイドライン1.0版で定義していない関数仕様以外のものを利用する場合に、ガイドラインにもとづいて関数仕様等を拡張ができるか △ ・Q&Aにより対応する ・必要に応じてガイドラインを改定 ガイドラインをもとに、事務局以外の第三者がアプリケーションを開発できるか ○ ・協議会参加会社の協力を得て実施 異なる機関(業者)が開発したデータベースの標準インタフェースを介して、そのデータを取得できるか ・ガイドラインの解釈の違い ・異なる開発言語での開発 ・協議会参加会社の協力を得て、標準インタフェースを実装するデータベースとそれを利用するアプリケーションを異なる会社が開発することで対応 解析等を実施するアプリケーションに対し、解析等の処理を依頼し、その結果を呼び出して、別のアプリケーションで利用できるか(動的なデータベースに対する接続) - ・今回実証については未対応 ・今回開発した内容をもとに、課題を整理する

標準インタフェースに関する確認事項と考えられる課題 実証実験実施にあたっての課題 開発するアプリケーション 備考 日常利用 緊急時利用 登録用 参照用 登録に関する課題 登録、検索の試行を実施し、実際に標準インタフェースの登録検索がおこなえるかどうか確認する △ ・登録用文書の作成まで ・文書の作成はQ&Aで対応 ・登録管理システムについては別途業務で検討 ネットワークに関する課題 都道府県・市町村、他省庁や大学等、外部機関との間で標準インタフェースによる接続を行う場合に、セキュリティが確保できるか? - ・未確認 ・ネットワーク管理者への聞き取りにより課題として整理 ネットワークへの負荷はどの程度か? ・必要に応じてネットワーク負荷試験を実施 データベースのデータと、取得したデータが同一のものであるか? ○ ・とりまとめで対応 データの暗号化が可能か? ・ネットワークの設定を確認する

開発するアプリケーションとその構成1(事務局案) 基本的にすべてのデータは事務所のサーバで管理する。 地整からは、地整の参照・修正用サーバにより事務所のデータを参照・修正する 地整参照・修正用 緊急時には 画面切替 本省 日常・緊急時利用アプリ 東北地方整備局 事務所 イントラネット 仙台河川国道事務所 福島河川国道事務所 事務所登録用 事務所登録用 日常・緊急時利用アプリ 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F PG PG PG PG GIS PG ※仙台河川国道事務所と同じ構成 観測記録 データ サーバ (水文水質DB) 備蓄資材 データ サーバ A事務所 河川基盤地図 河川基幹DB サーバ 緊急時 河川巡視・被災 データサーバ 河川縦横断 測量データ サーバ 事業計画 データサーバ

開発するアプリケーションとその構成2(代替案1) 地整参照・修正用 東北地方整備局 仙台河川国道事務所 福島河川国道 事務所 事務所登録用 事務所登録用 本省 日常・緊急時利用アプリ 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F PG PG PG PG PG PG 観測記録 データ サーバ (水文水質DB) 備蓄資材 データ サーバ 被災 データ サーバ 緊急時 河川巡視 データサーバ 河川縦横断 測量データ サーバ 事業計画 データサーバ 河川基盤地図 河川基幹DB サーバ GIS 標準I/F 標準I/F GIS 基本的にデータは地整のサーバですべての事務所のデータを管理する。 事務所では、事務所のサーバにある登録用アプリケーションで入力を行い、その結果は地整のサーバに登録される。 河川基盤地図 河川基幹DB サーバ

開発するアプリケーションとその構成3(代替案2) 日常・緊急時利用アプリ 東北地方整備局 仙台河川国道事務所 福島河川国道 事務所 地整参照・修正用 事務所登録用 本省 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F 標準I/F PG PG PG PG PG PG 観測記録 データ サーバ (水文水質DB) 備蓄資材 データ サーバ 被災 データ サーバ 緊急時 河川巡視 データサーバ 河川縦横断 測量データ サーバ 事業計画 データサーバ A事務所 河川基盤地図 河川基幹DB サーバ GIS 標準I/F 標準I/F GIS 基本的にデータとアプリケーションは地整のサーバで管理する。 事務所では、地整のサーバにある登録用アプリケーションで入力を行い、その結果は地整のサーバに登録される。 B事務所 河川基盤地図 河川基幹DB サーバ

実証実験の進め方 日常利用・緊急時利用アプリケーションの開発を事務局で実施する 日常利用・緊急時利用アプリケーションから呼び出されるデータベースおよびそのデータベースへの標準インタフェースの開発を協議会のメンバーにご参加いただきたい 開発におけるガイドライン1.0版(案)の編集上の疑問・技術的な疑問については、事務局で対応方法を検討し、参加者へフィードバックする

河川GIS・河川アプリケーション標準インタフェースの 実装・実証における必要な技術 必要な作業・技術 対応内容 ① 各種データベースサーバに標準インタフェースを実装し、アプリケーションの開発をおこなう GISエンジンに標準インタフェースを実装する 各種データベースに標準インタフェースを実装する ② ①で開発した各種データベース・アプリケーションの標準インタフェースに接続する処理をおこなう 日常利用、緊急時利用アプリケーションを開発する ③ 国交省内で分散するサーバ間の接続の確認をおこなう ネットワーク、セキュリティについて、ネットワーク管理者と確認する ④ 実装された標準インタフェースに対し、ガイドラインの検証、レスポンス等の確認をおこなう ガイドラインどおりに標準インタフェースが実装されているか確認 標準インタフェースによる接続のレスポンス等の確認 ⑤ ソフトウエアによる標準インタフェースの管理・運営をおこなう(将来像) 管理運営に向けての準備をおこなう

構成案1における開発体制(案) 開発項目 開発会社 確認・実験事項 標準インタフェースの実装 仙台河川国道事務所用 河川基盤地図データ 河川基幹データ ・市販GISエンジンに標準インタフェースを実装する ・標準インタフェースを実装した場合の地図操作の速度について確認する ・GISを利用した標準インタフェース対応のアプリケーションを開発する 福島河川国道事務所用 仙台・福島河川国道事務所 河川縦横断測量データ ・ガイドラインをもとに、標準インタフェースを実装する ・ガイドラインで定義した関数の不足等について確認する ・関数が不足する場合には、ガイドラインに基づいて拡張をおこなう ・標準インタフェース登録用の文書の作成をおこなう 事業計画データ 緊急時河川巡視データ 被災データ 備蓄資材 観測記録

構成案1における開発体制(案) 開発項目 開発会社 確認・実験事項 標準インタフェースに接続するアプリケーションの開発 仙台・福島河川国道事務所 日常利用アプリケーション (登録用) 事務局 ・アプリケーションの開発をおこない、他社が作成した標準インタフェースを実装したデータベースに接続する ・GISエンジンがなくても、地図を提供するアプリケーションに接続し参照できるアプリケーションを開発する 東北地整・本省 日常利用アプリケーション (参照用) 緊急時利用アプリケーション (登録用) 緊急時利用アプリケーション (参照用)

サブシステムを利用した 全国の事務所職員が利用可能なテスト用サイトの構築 水情報国土データ管理センターサブシステム 全国の 各事務所の職員 インターネット 日常利用アプリ 標準I/F 標準I/F PG GIS 河川基盤地図 河川基幹DB サーバ 事業計画 データサーバ

作業のリスト(※開発するアプリケーションは、サーバの構成により変更あり) 開発項目 作業内容 標準インタフェースに接続するアプリケーションの開発 日常利用アプリケーション 福島河川国道事務所 日常利用アプリケーション (登録用) 福島河川国道事務所で利用する日常利用アプリケーションの開発 日常利用機能の設計・開発 GUIの設計・開発 他システム(標準インタフェース)との接続処理 サーバへのプログラムの格納 仙台河川国道事務所 仙台河川国道事務所で利用する日常利用アプリケーションの開発 基本的な機能・構成は福島河川国道事務所用と同様 GUIや利用できるデータ等について福島河川国道事務所用のカスタマイズ 東北地整・本省 日常利用アプリケーション (参照・修正用) 東北地整・本省で利用する日常利用アプリケーションの開発 基本的な機能・構成は福島河川国道事務所用と同様であるが、本省・地整での参照・修正を中心とした機能 福島・仙台のデータを重ね合わせて参照・修正できる機能開発 緊急時利用アプリケーション 緊急時利用アプリケーション (登録用) 福島河川国道事務所で利用する緊急時利用アプリケーションの開発 基本的な機能・構成は福島河川国道事務所の日常利用アプリケーションと同様 緊急時利用に特化した機能開発・GUI設計 仙台河川国道事務所で利用する緊急時利用アプリケーションの開発 GUIや利用できるデータ等について仙台河川国道事務所用のカスタマイズ 緊急時利用アプリケーション (参照・修正用) 東北地整・本省で利用する緊急時利用アプリケーションの開発 基本的な機能・構成は福島河川国道事務所緊急時利用アプリケーションと同様であるが、本省・地整での参照・修正を中心とした機能

作業のリスト(※開発するアプリケーションは、サーバの構成により変更あり) 開発項目 作業内容 データベースの開発と標準インタフェースの実装 福島河川国道事務所用 河川基盤地図データ 河川基幹データ 福島河川国道事務所の河川基盤地図・河川基幹DBのGIS・データベースの開発 GISとDBエンジンへの標準インタフェースの実装 福島河川国道事務所の河川基盤地図・河川基幹DBの格納 仙台河川国道事務所用 仙台河川国道事務所の河川基盤地図・河川基幹DBのGIS・データベースの開発 基本的には福島河川国道事務所で開発するものと同じ 仙台河川国道事務所の河川基盤地図・河川基幹DBの格納 福島河川国道事務所 河川縦横断測量データ 福島河川国道事務所の河川縦横断測量データを格納するデータベースの開発 標準インタフェースの実装、データベースの開発 福島河川国道事務所の河川縦横断測量データの格納 仙台河川国道事務所 仙台河川国道事務所の河川縦横断測量データを格納するデータベースの開発 仙台河川国道事務所の河川縦横断測量データの格納 福島・仙台河川国道事務所 事業計画データ 仙台河川国道事務所、福島河川国道事務所で保有もしくは登録等行うデータベースの構築 標準インタフェースの実装 データベースの構築 サンプル用データの作成 サーバへのデータベースエンジンと開発したプログラムの格納 (備蓄資材については、福島・仙台のそれぞれの河川国道事務所のデータを格納) 緊急時河川巡視データ 被災データ 備蓄資材 観測記録 標準インタフェースに対応した水文水質データベースの試作 水文水質DBへの標準インタフェースの実装(試作) 河川基盤地図の観測所等との調整

3.ガイドライン第1.0版(案)における 現時点で明らかになった課題と対応案 第4回協議会開催以降、ガイドライン第1.0版(案)に対して、指摘や質問が寄せられた 事務局でも、実証実験の計画作成の段階で、ガイドラインとしてあいまいな表現等を確認した 資料5に、「河川GIS・河川アプリケーション標準インタフェースガイドライン第1.0版(案)における課題と対応案」として整理した

4.今後のスケジュール

ガイドライン1.0版作成に向けて 第4回協議会 H17年6月末 実証実験期間中 実証実験終了後(H18年6月まで) 1.0版(案)作成までの経緯 第4回協議会  「ガイドライン1.0版(案)(6月23日版)」 H17年6月末 「ガイドライン1.0版(案)」 誤字脱字の修正 索引における目次の不整合の修正 実証実験期間中 実験において判明した「ガイドライン1.0版(案)」の問題点等については、「Q&A」として対応方法を提示する 技術的な事項など、重要な事項については、協議会参加者へ照会の上、対応方法を検討する 修正内容は、開発するアプリケーションへ反映する 実装上不明な事項が生じた場合には、事務局へ問い合わせをお願いします 実証実験終了後(H18年6月まで) Q&Aの内容、および最終的な課題等を「ガイドライン1.0版(案)」に反映 「ガイドライン1.0版」としてガイドラインの改定を行う 「ガイドライン1.0版」の作成に向けて