課題研究ルーブリック評価の 活用マニュアル 平成30年1月10日 愛媛大学高大接続推進委員会 「課題研究」評価ワーキンググループ 活用マニュアル 平成30年1月10日 愛媛大学高大接続推進委員会 「課題研究」評価ワーキンググループ 愛媛大学課題研究ルーブリック評価の活用マニュアルVer1.0
目 次 Ⅰ 生徒編 (1)課題研究を始める段階 ・・・3 (2)課題研究の中間発表等の途中段階 ・・・4 Ⅰ 生徒編 (1)課題研究を始める段階 ・・・3 (2)課題研究の中間発表等の途中段階 ・・・4 (3)課題研究の最終発表段階 ・・・5 Ⅱ 指導者編 (1)課題研究を始める段階 ・・・6 (2)課題研究の中間発表等の途中段階 ・・・7 (3)課題研究の最終発表段階 ・・・8 愛媛大学課題研究ルーブリック評価の活用マニュアルVer1.0
課題研究を始める段階 Ⅰ 生徒編 ・ どんなことに注意して課題研究に取り組んでいけばよいかを考える ・ 課題研究をどう進めたらよいかを考える Ⅰ 生徒編 ポイント ・ どんなことに注意して課題研究に取り組んでいけばよいかを考える ・ 課題研究をどう進めたらよいかを考える ・ 目標とすべき課題研究の取組をグループで共有する (1) 自分の課題意識に着目 ・興味関心の高い事柄を課題として考えているのかを確認する ・検討している課題の発展性を考えてみる (2) 課題研究のプロセスの確認 ・テーマ設定に必要な情報を確認する ・データ収集、分析、原稿作成などの実施時期や方法の計画を立てる ・研究方法を具体的に検討する ・先行研究に関する情報を収集し同種のテーマによる研究をきちんと調べる (3) グループでの情報共有 ・役割分担を行い、議論や情報交換が必要な場合には全員で行う ・グループ内で課題研究の目標を確認する 愛媛大学課題研究ルーブリック評価の活用マニュアルVer1.0
課題研究の中間発表等の途中段階 Ⅰ 生徒編 ・ 課題研究の進捗状況を把握する ・ 改善点を見つけ軌道修正する Ⅰ 生徒編 ポイント ・ 課題研究の進捗状況を把握する ・ 改善点を見つけ軌道修正する ・ 指導者からの評価と自己評価を比較し、自ら疑問点や課題等に気づく (1) ルーブリック(または簡易版ルーブリック)による点検・評価 ・進めてきた課題研究の自己評価・相互評価を行う ・指導者からの評価を受ける (2) 進捗状況の確認 ・研究計画をもとに課題研究の進め方を確認する ・指導者からの評価と自己評価を比較し、改善すべき点を考える ・課題と考えられることをグループ内で共有する (3) 最終発表までのプロセスの確認 ・ルーブリック評価をもとに目指すべき取り組みを確認する ・グループ内での役割で何をすべきか考える 愛媛大学課題研究ルーブリック評価の活用マニュアルVer1.0
課題研究の最終発表段階 Ⅰ 生徒編 ・ 課題研究の完成度を知る ・ 自分自身の課題研究の成果を振り返る Ⅰ 生徒編 ポイント ・ 課題研究の完成度を知る ・ 自分自身の課題研究の成果を振り返る ・ 課題研究で得られた研究に取り組むプロセスの課題を把握する (1) ルーブリック(または簡易版ルーブリック)による点検・評価 ・課題研究がどの程度の完成度であるかを確認するために、発表・提出前に 自己点検をする ・進めてきた課題研究の自己評価・相互評価を行う ・指導者からの評価を受ける (2) 課題研究の成果 ・研究内容を振り返り、成果と課題を確認する ・発表内容を振り返り、成果と課題を確認する ・指導者からの評価と自己評価を比較し、改善すべき点を考える ・成果と課題をグループ内で共有する (3) 研究に取り組むプロセスへの注目 ・中間発表等の途中段階の評価と最終発表段階の評価を比較し、課題研究で 得られた力を確認する ・課題研究で求められた事柄を文章化して記録する ・課題研究を進める上で自分の身に付いた事柄を文章化して記録する 愛媛大学課題研究ルーブリック評価の活用マニュアルVer1.0
課題研究を始める段階 Ⅱ 指導者編 ・ 課題研究の進め方をルーブリックを用いて生徒に示す Ⅱ 指導者編 ポイント ・ 課題研究の進め方をルーブリックを用いて生徒に示す ・ 指導していくレベルを把握し、指導方法や指導のポイントをイメージする ・ 指導する上での注意すべき点を確認する (1) 生徒の課題意識に着目 ・興味関心の高い事柄を課題として考えているのかを確認させる ・検討している課題の発展性のアドバイスを行う ・疑問点を明確にしているかを確認させる (2) ルーブリックを用いた課題研究プロセスの確認 ・テーマ設定に必要な情報を確認させる ・データ収集、分析、原稿作成などの実施時期や方法の計画を立てさせる ・研究方法を具体的に検討させる ・先行研究に関する情報を収集し同種のテーマによる研究をきちんと調べ ることを意識させる ・課題研究を進める上での問題点を指摘する (3) グループの状況を把握 ・グループ内の役割が効果的に機能しているか確認する ・情報交換を行い、協力体制が整っているか確認する 愛媛大学課題研究ルーブリック評価の活用マニュアルVer1.0
課題研究の中間発表等の途中段階 Ⅱ 指導者編 ・ 今後の課題研究の進め方をルーブリックを用いて具体的に生徒に示す Ⅱ 指導者編 ポイント ・ 今後の課題研究の進め方をルーブリックを用いて具体的に生徒に示す ・ 生徒の達成度の比較をする ・ 指導者としての自分自身の指導を振り返る (1) ルーブリックによる点検・評価 ・進めてきた課題研究の評価を行う ・指導グループ内の取り組み状況を把握する (2) 進捗状況の確認 ・研究計画をもとに課題研究の進め方を確認させる ・生徒の自己評価を確認し、改善すべき点を考えさせる ・課題と考えられることをグループ内で共有させる (3) 最終発表までのプロセスの確認 ・ルーブリック評価をもとに目指すべき取り組みを確認させる ・グループ内での役割で何をすべきか考えさせる 愛媛大学課題研究ルーブリック評価の活用マニュアルVer1.0
課題研究の最終発表段階 Ⅱ 指導者編 ・ ・ 評価のずれを修正する ・ 生徒の自己評価・相互評価を確認し、自分自身の指導を振り返る Ⅱ 指導者編 ポイント ・ ・ 評価のずれを修正する ・ 生徒の自己評価・相互評価を確認し、自分自身の指導を振り返る ・ 課題研究で発揮された生徒の資質・能力を判断する (1) ルーブリックによる点検・評価 ・発表・提出前に課題研究の最終的な点検として生徒にルーブリックを 用いて確認させる ・生徒による自己評価・相互評価を確認する ・指導してきたグループ・生徒の評価をする (2) 指導の在り方の振り返り ・課題研究の指導内容を確認する ・生徒からの相談をもとに課題研究の指導プロセスを振り返る ・生徒に成果と課題をグループ内で共有させる (3) 課題研究に取り組む生徒の資質・能力を評価 ・中間発表等の途中段階の評価と最終発表段階の評価を比較し、課題 研究を進める中で生徒が発揮した資質・能力を見極める ・発表の中で生徒自身で見出した課題や成果を確認する 愛媛大学課題研究ルーブリック評価の活用マニュアルVer1.0