高齢者の消費者トラブル未然防止キャンペーン 効果測定結果報告書
目次 2
1. 調査概要 3 調査目的 高齢者の消費者トラブル未然防止のための広報活動(TVCM、新聞広告など)の認知率、及び それによる具体的な意識行動喚起効果を測定し、今後の施策に資する情報とする 調査エリア 大阪府 対象者条件 上記エリアに居住する20歳から79歳の男女 サンプル数 計画:1800サンプル 実績:1800サンプル 20代 30代 40代 50代 60代 70代 合計 男性 150 900 女性 300 1800 調査期間 平成26年2月1日(土曜日)(※)から2月3日(月曜日) ※TVCM出稿終了翌日より実施(TVCMオンエア期間は、 平成25年12月20日(金曜日)から平成26年1月31日(金曜日)) 調査方法 インターネット調査
1. 調査概要 4 ■TVCM 今回のキャンペーンでは以下の2編がオンエアされた 「高齢者向け」編 「見守り者向け」編
1. 調査概要 5 ■新聞広告 今回のキャンペーンでは以下の2編が出稿された 「高齢者向け」 「見守り者向け」
2. 調査結果サマリー
TVCM認知のサマリー TVCM認知率 ※投下広告量(アクチュアル)は、2631.2GRP 7 TVCM認知率 ※投下広告量(アクチュアル)は、2631.2GRP (内訳 MBS:441.9 ABC:776.5 KTV:629.5 YTV:574.3 TVO:209.0) ■今回のCMを提示する前-認知率 キャンペーンCMの認知率は、79.8% ■今回のCMを提示した後-認知率 「高齢者向け」編の認知率は、 77.2% 「見守り者向け」編の認知率は、 66.3% いずれかを見た方の割合は、 79.7% どちらも見た方の割合は、 63.7% どちらも見ていない方の割合は、 20.3% *今回のCM以外(政府広報等)も含まれた認知率 見たことはない 20.2% どちらも 見たことはない 20.3% 「見守り者向け」編 のみ見た 2.6% 見たことがある 55.6% 両方見た 63.7% 見たような気がする 24.2% 「高齢者向け」編 のみ見た 13.4% N=1800 N=1800 約40日間のキャンペーンで79.7%の人がいずれかのCMに接触。 CM認知率は投下量の他、商品ジャンルや広告クリエイティブなどの要素により変動する。今回の投下広告量での平均的な認知率は個人全体(13歳から59歳)で40%から42%*程度であり、79.8%の認知率は十分な認知率であると考えられる。 *ビデオリサーチ TVCM KARTE Special Report 2008 より。 ※認知率は、「見たことがある」「見たような気がする」の合計。
TVCM「高齢者向け」編 感想 「親しみやすい」「わかりやすい」「面白い」が5割程度で突出して高い。 TVCM「高齢者向け」編 感想 8 Q3.あなたは、これらのCMをご覧になって、どのような印象をお持ちになりましたか。それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 「親しみやすい」「わかりやすい」「面白い」が5割程度で突出して高い。 次いで、「身近な問題である」が37.9%、 「よいCMである」 「インパクトがある」 「にぎやか」 が3割程度で続く。 その他の項目は2割以下。 ■ TVCM「高齢者向け」編 感想
TVCM「見守り者向け」編 感想 「親しみやすい」「わかりやすい」「面白い」が4割を超えて突出して高い。 TVCM「見守り者向け」編 感想 9 Q3.あなたは、これらのCMをご覧になって、どのような印象をお持ちになりましたか。それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 「親しみやすい」「わかりやすい」「面白い」が4割を超えて突出して高い。 次いで「身近な問題である」「インパクトがある」「よいCMである」「にぎやか」が3割程度で続く。 その他の項目は2割以下。 ■ TVCM「見守り者向け」編 感想
TVCMによる意識・行動喚起(性×年代別) 10 Q4.これらのCMをご覧になって、あなたはどのように感じましたか。またCMをご覧になったことがある方は、どのような行動を取りましたか。 それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 全体で見ると「高齢者向け」編で行動を喚起されたのは6.6%。「見守り者向け」編では5.9%。 行動意向喚起まで含むといずれも4割以上のスコア。 男女で比較すると、女性の方が行動もしくは行動意向を喚起された割合が高い。(特に女性70代のスコアが高い。) ■ TVCMによる意識・行動喚起(性×年代別)
※ご参考 意識・行動喚起 仕分けについて <行動喚起> 以下のいずれかを回答した方 ※ご参考 意識・行動喚起 仕分けについて 11 <行動喚起> 以下のいずれかを回答した方 公的機関に電話(相談)した 手口や被害について調べた 家族・近所・友人と話題にした <行動意向喚起どまり> <行動喚起>に関する項目はいずれも回答なし、かつ以下のいずれかを回答した方 高齢の家族がいるので気を付けて見守ろうと思った もしもの時には公的機関に電話(相談)しようと思った 手口や被害について詳しく調べようと思った 家族・近所・友人と話題にしようと思った <注意喚起どまり> <行動喚起><行動意向喚起どまり>に関する項目はいずれも回答なし、かつ以下のいずれかを回答した方 悪質業者から不審な電話や訪問があれば気を付けようと思った 改めて(高齢者を狙った悪質商法や詐欺に)気を付けようと思った <感想のみ> <行動喚起><行動意向喚起どまり><注意喚起どまり>に関する項目はいずれも回答なし、 かつ以下のいずれかを回答した方 わたしは騙されないと思った うまい話があるわけないと思った
新聞広告認知のサマリー 新聞広告認知率 ※投下広告量は、中央5紙大阪本社版朝刊セットエリア モノクロ全7段 12 新聞広告認知率 ※投下広告量は、中央5紙大阪本社版朝刊セットエリア モノクロ全7段 ■今回の広告を提示する前-認知率 キャンペーン広告の認知率は、47.4% ■今回の広告を提示した後-認知率 「高齢者向け」の認知率は、 25.7% 「見守り者向け」の認知率は、 24.0% いずれかを見た方の割合は、 26.0% どちらも見た方の割合は、 23.7% どちらも見ていない方の割合は、 74.0% *今回の新聞広告以外(政府広報等)も含まれた認知率 両方見た 23.7% 見たことがある 21.7% 「高齢者向け」 のみ見た 2.0% どちらも 見たことはない 74.0% 見たことはない 52.7% 見たような気がする 25.7% 「見守り者向け」 のみ見た 0.3% N=1800 N=1800 約40日間のキャンペーンで26.0%の人がいずれかの新聞広告に接触。 ※認知率は、「見たことがある」「見たような気がする」の合計。
新聞広告「高齢者向け」 感想 「わかりやすい」が39.7%で突出して高い。 新聞広告「高齢者向け」 感想 13 Q6.あなたはこれらの新聞広告をご覧になって、どのような印象をお持ちになりましたか。それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 「わかりやすい」が39.7%で突出して高い。 以下、「身近な問題である」「親しみやすい」「役に立つ」「インパクトがある」「よい広告である」が 2割台後半から3割程度で並ぶ。 ■ 新聞広告「高齢者向け」 感想
新聞広告「見守り者向け」 感想 「わかりやすい」が38.3%で突出して高い。 新聞広告「見守り者向け」 感想 14 Q6.あなたはこれらの新聞広告をご覧になって、どのような印象をお持ちになりましたか。それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 「わかりやすい」が38.3%で突出して高い。 以下、「身近な問題である」「親しみやすい」「役に立つ」「よい広告である」 「インパクトがある」が 2割から3割程度で並ぶ。 ■ 新聞広告「見守り者向け」 感想
新聞広告による意識・行動喚起(性×年代別) 15 Q7.これらの新聞広告をご覧になって、あなたはどのように感じましたか。また新聞広告をご覧になったことがある方は、どのような行動を取りましたか。 それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 全体で見ると「高齢者向け」編で行動を喚起されたのは3.7%。「見守り者向け」編では3.5%。 行動意向喚起まで含むといずれも4割前後のスコア。 男女で比較すると女性の方が行動もしくは行動意向を喚起された割合が高い。(特に女性70代のスコアが高い。) ■ 新聞広告による意識・行動喚起(性×年代別)
消費生活相談窓口・電話番号の認知(性×年代別) 16 Q12.もしも被害に遭ったり、不審なセールスなどを受けたりしたとき、消費生活センターでアドバイスが受けられることをあなたはご存知ですか。 消費生活相談窓口があること、消費生活センターの電話番号、それぞれについてもっともあてはまるものをお答えください。(それぞれひとつずつ) 全体で見ると、相談窓口の認知率は広報活動前で44.4%。今回の広報活動で52.0%まで認知が高まった。 同様に電話番号の認知率は広報活動前で21.9%。今回の広報活動で30.3%まで認知が高まった。 いずれも男女60代・70代のスコアが高め。また、20代の男性の「年末からの広報活動で知った」のスコアが高い。
行政に求める高齢者の被害防止対策 「悪質商法や詐欺の取り締まりをもっと厳しくすべき」が59.3%で突出して高い。 17 Q13.高齢者を狙った悪質商法や詐欺による被害の防止にあたり、行政としてするべきことは何だと思いますか。あてはまると思うものの中から最大5つまでお答えください。 「悪質商法や詐欺の取り締まりをもっと厳しくすべき」が59.3%で突出して高い。 次いで、「相談窓口をもっと積極的に知らせるべき」「悪質商法や詐欺の手口をもっと知らせるべき」が約5割で続く。 その他の項目は3割に満たない。 ■ 行政に求める高齢者の被害防止対策
3. 調査結果詳細
高齢者を狙った悪質商法や詐欺に関する広告認知<TVCM>(性×年代別) 19 Q1.昨年から1月末までの間に、高齢者を狙った悪質商法や詐欺についてのTVCMや新聞広告、交通広告(駅に掲示されているポスター)、映画館CMを見たことがありますか。 それぞれについてもっともあてはまるものをお答えください。(それぞれひとつずつ) 全体の8割がTVCMを認知。男女差は見られない。 男性は30代から70代にかけて高い年代ほど「見たことがある」のスコアが高くなっているのが特徴的。 ■ 高齢者を狙った悪質商法や詐欺に関する広告認知<TVCM>(性×年代別)
高齢者を狙った悪質商法や詐欺に関する広告認知<新聞広告>(性×年代別) 20 Q1.昨年から1月末までの間に、高齢者を狙った悪質商法や詐欺についてのTVCMや新聞広告、交通広告(駅に掲示されているポスター)、映画館CMを見たことがありますか。 それぞれについてもっともあてはまるものをお答えください。(それぞれひとつずつ) 全体の約5割が新聞広告を認知。男性の方が女性よりもやや高い。 男性において、「見たことがある」のスコアは40代が最も低く、若年・高年になるに従ってスコアが高くなっている。 女性は、高い年代ほど「見たことがある」のスコアが高くなっている。 ■ 高齢者を狙った悪質商法や詐欺に関する広告認知<新聞広告>(性×年代別) <
高齢者を狙った悪質商法や詐欺に関する広告認知<交通広告>(性×年代別) 21 Q1.昨年から1月末までの間に、高齢者を狙った悪質商法や詐欺についてのTVCMや新聞広告、交通広告(駅に掲示されているポスター)、映画館CMを見たことがありますか。 それぞれについてもっともあてはまるものをお答えください。(それぞれひとつずつ) 全体の約3割が交通広告を認知。大きな男女差は見られない。 「認知計」のスコアは、男女ともに20代が全体と比べて高い。 ■ 高齢者を狙った悪質商法や詐欺に関する広告認知<交通広告>(性×年代別)
高齢者を狙った悪質商法や詐欺に関する広告認知<映画館CM>(性×年代別) 22 Q1.昨年から1月末までの間に、高齢者を狙った悪質商法や詐欺についてのTVCMや新聞広告、交通広告(駅に掲示されているポスター)、映画館CMを見たことがありますか。 それぞれについてもっともあてはまるものをお答えください。(それぞれひとつずつ) 全体の16.7%が映画館CMを認知。男女差は見られない。 「認知計」のスコアは、男女ともに20代のスコアが全体と比べて高い。 ■ 高齢者を狙った悪質商法や詐欺に関する広告認知<映画館CM>(性×年代別)
TVCM認知<「高齢者向け」編>(性×年代別) 23 Q2.昨年から1月末までの間にこれらのCMをご覧になったことがありますか。それぞれについてもっともあてはまるものをお答えください。(それぞれひとつずつ) 全体の約8割がTVCMを認知。男女間に大きな差は見られない。 男女いずれも30代から60代にかけて「見たことがある」のスコアが高くなっている。 ■ TVCM認知<「高齢者向け」編> (性×年代別)
TVCM認知<「高齢者向け」編>(その他属性別) 24 Q2.昨年から1月末までの間にこれらのCMをご覧になったことがありますか。それぞれについてもっともあてはまるものをお答えください。(それぞれひとつずつ) 高齢の親と子どもとの住まいの距離が近いほど(同居→近隣に別居→遠くに別居の順に)、 「見たことがある」のスコアが高い。 ■ TVCM認知<「高齢者向け」編> (その他属性別)
TVCM認知<「見守り者向け」編>(性×年代別) 25 Q2.昨年から1月末までの間にこれらのCMをご覧になったことがありますか。それぞれについてもっともあてはまるものをお答えください。(それぞれひとつずつ) 全体の約7割が認知しており、大きな男女差は見られない。 男女いずれも30代から60代にかけて「見たことがある」のスコアが高くなっている。 ■ TVCM認知<「見守り者向け」編> (性×年代別)
TVCM認知<「見守り者向け」編>(その他属性別) 26 Q2.昨年から1月末までの間にこれらのCMをご覧になったことがありますか。それぞれについてもっともあてはまるものをお答えください。(それぞれひとつずつ) 高齢の親と子どもとの住まいの距離が近いほど(同居→近隣に別居→遠くに別居の順に)、 「見たことがある」のスコアが高い。 ■ TVCM認知<「見守り者向け」編> (その他属性別)
TVCM印象評価<「高齢者向け」編>(性×年代別) 27 Q3.あなたは、これらのCMをご覧になって、どのような印象をお持ちになりましたか。それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 60代・70代は男女問わず「わかりやすい」のスコアが最も高い(全体では「親しみやすい」が最も高い)。 また全体と比べて、「身近な問題である」「タイムリーである」が他年代と比べて高め。 ■ TVCM印象評価<「高齢者向け」編>(性×年代別)
TVCM印象評価<「見守り者向け」編>(性×年代別) 28 Q3.あなたは、これらのCMをご覧になって、どのような印象をお持ちになりましたか。それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 女性20代から50代で「親しみやすい」「わかりやすい」が、全体と比べて高めのスコアとなっている。 また、女性20代では「面白い」「インパクトがある」「にぎやか」のスコアも全体と比べて高い。 ■ TVCM印象評価<「見守り者向け」編>(性×年代別)
TVCMによる意識・行動喚起<「高齢者向け」編>(性×年代別) 29 Q4.これらのCMをご覧になって、あなたはどのように感じましたか。またCMをご覧になったことがある方は、どのような行動を取りましたか。 それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 全体で見ると、「悪質業者から不審な電話や訪問があれば気を付けようと思った」「改めて気を付けようと思った」 「うまい話があるわけがないと思った」の3項目が突出して高い。特に男性70代、女性60代・70代のスコアが高い。 また、40代から70代にかけて高い年代ほど「わたしは騙されないと思った」のスコアが高くなっているのが特徴的。 ■ TVCMによる意識・行動喚起<「高齢者向け」編>(性×年代別)
TVCMによる意識・行動喚起<「高齢者向け」編>(その他属性別) 30 Q4.これらのCMをご覧になって、あなたはどのように感じましたか。またCMをご覧になったことがある方は、どのような行動を取りましたか。 それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 被害経験あり・被害未遂ありのいずれにおいても「悪質業者から不審な電話や訪問があれば気を付けようと思った」 「改めて気を付けようと思った」の2項目が全体と比べて高め。 また、本人が高齢者の層において「わたしは騙されないと思った」では子どもとの住まいの距離が近いほどスコアが高い。 ■ TVCMによる意識・行動喚起<「高齢者向け」編>(その他属性別)
TVCMによる意識・行動喚起<「見守り者向け」編>(性×年代別) 31 Q4.これらのCMをご覧になって、あなたはどのように感じましたか。またCMをご覧になったことがある方は、どのような行動を取りましたか。 それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 全体で見ると、「悪質業者から不審な電話や訪問があれば気を付けようと思った」「改めて気を付けようと思った」 「うまい話があるわけがないと思った」の3項目が突出して高い。特に男性70代・女性60代から70代でスコアが高い。 また、男女ともに40代から70代にかけて高い年代ほど「わたしは騙されないと思った」のスコアが高くなっている。 ■ TVCMによる意識・行動喚起<「見守り者向け」編>(性×年代別)
TVCMによる意識・行動喚起<「見守り者向け」編>(その他属性別) 32 Q4.これらのCMをご覧になって、あなたはどのように感じましたか。またCMをご覧になったことがある方は、どのような行動を取りましたか。 それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 被害経験あり・被害未遂ありのいずれにおいても「悪質業者から不審な電話や訪問があれば気を付けようと思った」の スコアが高い。 また、本人が高齢者の層において、子どもと同居もしくは子どもが近隣に別居している層の 「わたしは騙されないと思った」のスコアが高い。 ■ TVCMによる意識・行動喚起<「見守り者向け」編>(その他属性別)
新聞広告認知<「高齢者向け」>(性×年代別) 33 Q5.あなたはこれらの新聞広告をご覧になったことがありますか。それぞれについてもっともあてはまるものをお答えください。(それぞれひとつずつ) 全体の25.7%が認知。男性の方が認知率がやや高い。 男女ともに30代をボトムとして、「認知計」のスコアが高くなっている。 ■ 新聞広告認知<「高齢者向け」編> (性×年代別) <
新聞広告認知<「高齢者向け」>(その他属性別) 34 Q5.あなたはこれらの新聞広告をご覧になったことがありますか。それぞれについてもっともあてはまるものをお答えください。(それぞれひとつずつ) 本人が高齢者の「認知計」は40.3%と、全体と比べて高い。 子どもが近隣に別居している層では、43.7%と特に高くなっている。 ■ 新聞広告認知<「高齢者向け」編> (性×年代別)
新聞広告認知<「見守り者向け」>(性×年代別) 35 Q5.あなたはこれらの新聞広告をご覧になったことがありますか。それぞれについてもっともあてはまるものをお答えください。(それぞれひとつずつ) 全体の24.0%が認知。男性の方がやや高い。 男女ともに50代から70代にかけて高い年代ほど「認知計」のスコアが高くなっている。 ■ 新聞広告認知<「見守り者向け」> (性×年代別) <
新聞広告認知<「見守り者向け」>(その他属性別) 36 Q5.あなたはこれらの新聞広告をご覧になったことがありますか。それぞれについてもっともあてはまるものをお答えください。(それぞれひとつずつ) 本人が高齢者の「認知計」は38.0%と、全体と比べて高い。 子どもが近隣に別居している層では、40.5%と特に高くなっている。 ■ 新聞広告認知<「見守り者向け」> (その他属性別)
新聞広告印象評価<「高齢者向け」>(性×年代別) 37 Q6.あなたはこれらの新聞広告をご覧になって、どのような印象をお持ちになりましたか。それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 全体で見ると「わかりやすい」が39.7%で突出して高い。 以下、「身近な問題である」「親しみやすい」「役に立つ」「インパクトがある」「よい広告である」が2、3割台で続く。 また、女性60代・70代において、「身近な問題である」のスコアが最も高い。 ■ 新聞広告印象評価<「高齢者向け」>(性×年代別)
新聞広告印象評価<「見守り者向け」>(性×年代別) 38 Q6.あなたはこれらの新聞広告をご覧になって、どのような印象をお持ちになりましたか。それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 全体で見ると「わかりやすい」が38.3%で突出して高い。 以下、「身近な問題である」「親しみやすい」「役に立つ」「よい広告である」「インパクトがある」が2、3割台で続く。 また、女性20代・30代において、「わかりやすい」「親しみやすい」「よい広告である」「インパクトがある」のスコアが高め。 ■ 新聞広告印象評価<「見守り者向け」>(性×年代別)
新聞広告による意識・行動喚起<「高齢者向け」>(性×年代別) 39 Q7.これらの新聞広告をご覧になって、あなたはどのように感じましたか。また新聞広告をご覧になったことがある方は、どのような行動を取りましたか。 それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 全体で見ると、「悪質業者から不審な電話や訪問があれば気を付けようと思った」 「改めて気を付けようと思った」「うまい話があるわけがないと思った」が突出して高い。 特に男性70代、女性60代・70代のスコアが全体と比べて高い。また、「わたしは騙されないと思った」のスコアも高い。 ■ 新聞広告による意識・行動喚起<「高齢者向け」>(性×年代別)
新聞広告による意識・行動喚起<「高齢者向け」>(その他属性別) 40 Q7.これらの新聞広告をご覧になって、あなたはどのように感じましたか。また新聞広告をご覧になったことがある方は、どのような行動を取りましたか。 それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 「悪質業者から不審な電話や訪問があれば気を付けようと思った」「改めて気を付けようと思った」において、 <自分や家族><知人・友人>の被害経験あり被害未遂ありの層のスコアが全体と比べて高い。 本人が高齢者の層のうち、子どもと同居、子どもが近隣に別居している層は、「わたしは騙されないと思った」が高い。 ■ 新聞広告による意識・行動喚起<「高齢者向け」>(その他属性別)
新聞広告による意識・行動喚起<「見守り者向け」>(性×年代別) 41 Q7.これらの新聞広告をご覧になって、あなたはどのように感じましたか。また新聞広告をご覧になったことがある方は、どのような行動を取りましたか。 それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 全体で見ると、「悪質業者から不審な電話や訪問があれば気を付けようと思った」「改めて気を付けようと思った」の スコアが突出して高い。次いで、「うまい話があるわけがないと思った」が続く。その他の項目は2割以下。 男性と比べて女性の方がスコアが高め。特に男性20代から50代のスコアが低い。 ■ 新聞広告による意識・行動喚起<「見守り者向け」>(性×年代別)
新聞広告による意識・行動喚起<「見守り者向け」>(その他属性別) 42 Q7.これらの新聞広告をご覧になって、あなたはどのように感じましたか。また新聞広告をご覧になったことがある方は、どのような行動を取りましたか。 それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 「悪質業者から不審な電話や訪問があれば気を付けようと思った」「改めて気を付けようと思った」において、 <自分や家族><知人・友人>の被害経験あり被害未遂ありの層のスコアが全体と比べて高め。 本人が高齢者の層のうち、子どもと同居、子どもが近隣に別居している層は、「わたしは騙されないと思った」が高い。 ■ 新聞広告による意識・行動喚起<「見守り者向け」>(その他属性別)
その他の広報認知(性×年代別) 全体で見ると「TVの番組やニュース」「TVCM」が7割前後で突出して高い。 43 Q8.あなたがこれまでに「高齢者」を狙った悪質商法や詐欺について見たり聞いたりしたことがあるものを全てお答えください。 全体で見ると「TVの番組やニュース」「TVCM」が7割前後で突出して高い。 次いで「記事新聞」「銀行・郵便局など金融機関での掲示物」が3割前後で続き、その他の項目は2割に満たない。 また、男女ともに70代は全体と比べてスコアの高い項目が多い。 ■ その他の広報認知(性×年代別)
悪質商法・詐欺の認知(性×年代別) 全体で見ると「オレオレ詐欺」が92.8%と突出して高い。以下、「利殖商法」を除き、6、7割台の認知率。 44 Q9.高齢者を中心に被害が出ていますが、次の悪質商法や詐欺をご存知ですか。ご存知のものを全てお答えください。 全体で見ると「オレオレ詐欺」が92.8%と突出して高い。以下、「利殖商法」を除き、6、7割台の認知率。 男女とも20代の認知率が低い傾向。 「かたり商法」や「訪問買取商法」など訪問が関わる商法については女性40代から60代のスコアが全体と比べて高い。 ■ 悪質商法・詐欺の認知(性×年代別)
詐欺等の被害の経験や伝聞(性×年代別) 45 Q10.これまでにあなたや、あなたの周りの人が、前問のような悪質商法や詐欺の被害に遭ったり、遭いそうになったりしたことがありますか。 また、そのようなことを見たり聞いたりしたことがありますか。それぞれ、あてはまるものをいくつでもお答えください。 <自分や家族><友人・知人など>のいずれも、「被害に遭ったことがある(見たり聞いたりしたことがある)」は、 6%程度。「遭いそうになったことがある」を含むと2割を超える。 <自分や家族>では、女性50代のスコアが全体と比べてやや高い。 ■ 詐欺等の被害の経験や伝聞(性×年代別)<自分や家族> ■ 詐欺等の被害の経験や伝聞(性×年代別)<自分や家族以外の友人・知人など>
詐欺等の被害時の相談相手(性×年代別) 46 Q11.あなたがもし、先ほどお伺いしたような被害に遭ったり、不審な電話や訪問セールスなどがあった場合、誰に相談しますか。あてはまるものをいくつでもお答えください。 ※相談しない、と回答された場合は、その理由もあわせてお答えください。 全体で見ると、「家族」が70.7%と突出して高く、次いで「警察」「消費者生活相談窓口」が4、5割程度で続く。 男性50代から70代は他年代とは異なり、「家族」よりも「警察」の方がスコアが高い。 相談しない理由は「自分で対応できるから」が最も多い。 【相談しない理由(N=48)】 ●自分で対応できるから(N=12) ●相手にしない・すぐに電話を切る(N=6) ●被害に遭わない・遭ったことがない(N=3) ●撃退する(自信がある)(N=3) ●相談では解決にならない(N=3) ●一人暮らし/被害に遭うほど資産がない/ 自分が相談される方/騙されない自信がある(各N=2) ●その他(N=9) ●特になし(N=4) ■ 詐欺等の被害時の相談相手(性×年代別)
消費生活相談窓口認知(性×年代別) <相談窓口>では、44.4%から52.0%と、今回の広報活動で認知率は約1.2倍に。 47 Q12.もしも被害に遭ったり、不審なセールスなどを受けたりしたとき、消費生活センターでアドバイスが受けられることをあなたはご存知ですか。 消費生活相談窓口があること、消費生活センターの電話番号、それぞれについてもっともあてはまるものをお答えください。(それぞれひとつずつ) <相談窓口>では、44.4%から52.0%と、今回の広報活動で認知率は約1.2倍に。 特に男性20代・70代の認知の向上が他年代と比べて高め。 <電話番号>では、21.9%から30.3%と今回の活動で認知率は約1.4倍に。 特に男性20代・70代、女性70代の認知向上が他年代と比べて高い。 ■ 消費生活相談窓口認知(性×年代別)<相談窓口> ■ 消費生活相談窓口認知(性×年代別)<電話番号>
行政に求める高齢者の被害防止対策(性×年代別) 48 Q13.高齢者を狙った悪質商法や詐欺による被害の防止にあたり、行政としてするべきことは何だと思いますか。あてはまると思うものの中から最大5つまでお答えください。 全体では「悪質商法や詐欺の取り締まりをもっと厳しくすべき」が59.3%と突出して高い。 次いで、「相談窓口をもっと積極的に知らせるべき」「悪質商法や詐欺の手口をもっと知らせるべき」が5割で続く。 その他の項目は3割に満たない。 「相談窓口の電話番号を覚えやすいものにするべき」では、男女ともに70代のスコアが全体と比べて高い。 ■ 行政に求める高齢者の被害防止対策(性×年代別)
高齢者を狙った悪質商法や詐欺被害防止への注意喚起事項(性×年代別) 49 Q14.高齢者を狙った悪質商法や詐欺による被害を防止するにあたり、大事だと思うのはどのようなことですか。あてはまると思うものの中から最大5つまでお答えください。 全体で見ると「身に覚えのない請求は支払わない」「むやみに契約しない」が6割程度で高い。 一方、声かけ、注意喚起に関する「遠くに離れている家族ともできるだけ頻繁に連絡を取り合う」 「家族・近所で声をかけ合って注意喚起する」「家族・近所で携帯やメールなどで注意喚起する」のスコアが低い。 ■ 高齢者を狙った悪質商法や詐欺被害防止への注意喚起事項(性×年代別)
家族構成(性×年代別) 50 Q15.あなたのご家族についてお答えください。それぞれについてあてはまるものをいくつでもお答えください。 全体で見ると、高齢(60歳以上)の親との同居率は2割。「近隣に別居している」層を含めると5割弱。 また、「近隣に別居している」で男女とも30代から50代のスコアが全体と比べて高い。 子どもと同居している割合は、男女ともに40代・50代と比べて60代・70代のスコアが低い。
4. 調査票
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