ジャンクボンドの需要と供給 人件費をぐっと減らせる企業を乗っ取る 需要側 供給側 銀行や年金基金や保険会社のポートフォリオマネージャーたちはほんの数ベージスポイントでも高い収益に飛びつくので需要はあった 供給側 株の収益率は巨大で、株の収益率と債権の収益率のギャップはあまりに大きい →エクイティプレミアム ex.10万ドルの信託基金を国債に投資→70年後130万ドル 株に投資・再投資→8000万ドル以上 ジャンクボンドを発行した収益で今の株主に現行の株価を支払う →企業を乗っ取れるし、巨額の収益が手に入る ex.平均的な企業を乗っ取る →株式の収益率が高いためジャンクボンドの利払いは十分賄える 人件費をぐっと減らせる企業を乗っ取る →賃金を下げたり、労働者をクビに
タイミングという障壁 乗っ取られる側が警告を受けた場合防衛策を練る ex.経営陣によるバイアウトのために、自前で資金調達 ミルケンの対抗策 ホワイトナイトを探す ミルケンの対抗策 活動を拡大するにつれて周りの顧客はミルケンのおかげで儲けた人だらけ (多くがS&Lを乗っ取った人々であったためS&Lの資産を使いミルケンの示唆に答えた) 連邦預金保護法のゆるい施行 →ミルケンにまわせるお金が大いに増えた S&Lは預金に対して十分な金利を支払い手持ちのお金を増やせた 48時間で15億ドルを調達できるほどの力 標的とした経営陣を不意打ち、結果実に素早く買い取り額を提示できたので標的は防衛に数時間しかかけられなかった