平成30年度教員免許更新講習 小学校理科の実験講習 2.水溶液の性質
粒子の存在 粒子の結合 粒子の保存性 粒子のもつエネルギー 小学校学習指導要領解説 「理科編」 エネルギー 粒子 生命 地球 粒子の存在 粒子の結合 粒子の保存性 粒子のもつエネルギー 3年 4年 5年 6年 物と重さ 空気と水の 性質 金属、水、空気 と温度 物の溶け方 燃焼の仕組み 水溶液の性質
物の溶け方 水溶液 ア 物が水に溶ける量には限度があること。 イ 物が水に溶ける量は、水の温度や量、 溶ける物によって違うこと。また、この ア 物が水に溶ける量には限度があること。 イ 物が水に溶ける量は、水の温度や量、 溶ける物によって違うこと。また、この 性質を利用して、溶けている物を取り出 すことができること。 ウ 物が水に溶けても、水と物とを合わせた 重さは変わらないこと。 水溶液
物の溶け方ー水溶液ー 水溶液は? 砂糖水 でんぷん+水 牛乳
大きさ 「溶けている」とは ・どこを取っても均質 ・時間が経っても変わらない 透明 / 見えなくなる 砂糖水 でんぷん+水 牛乳 透明 / 見えなくなる 砂糖水 でんぷん+水 牛乳 「大きさ」をキーワードに、どうして溶ける/溶けないに分かれるのか議論させる 溶けている 溶けていない 溶けていない 気体: ⇔ 水溶液: 見えない 透明
「溶けている」状態 均一に混じり合っている 砂糖水 でんぷん+水 牛乳
同じような大きさの物は混じり合うことができる 「溶けている」状態 溶媒と溶質が均一に混じり合っている 同じような大きさの物は混じり合うことができる このまま 分離
水素イオン濃度により、物質の安定性が変化 酸性、アルカリ性とは? イ 水溶液には、気体が溶けているものがあること。 ウ 水溶液には、金属を変化させるものがあること。 酸っぱい 酸性 アルカリ性 ヌルヌルする ∥ 有機物を溶かす 亜鉛を溶かす 水素イオン濃度により、何が変化するのか議論させる? 水素発生 高い ← 水素イオン濃度 → 低い 水素イオン濃度により、物質の安定性が変化 安定 タンパク質 不安定 酸性 アルカリ性 赤 リトマス 青
酸・アルカリと物質の安定性 演示 CO2 H2SO4 NaOH 二酸化炭素 酸性 アルカリ性 不安定 安定ああ 酸性 アルカリ性 不安定 安定ああ 二酸化炭素↑ 炭酸(水素)ナトリウム
混ぜるな危険 塩素系漂白剤+酸性の洗剤 → 塩素系ガス↑ 硫黄系入浴剤+酸性の洗剤 → 硫化水素ガス↑ 青酸カリ + 塩酸 → 青酸ガス↑ 青酸カリ + 塩酸 → 青酸ガス↑ 弱酸・強アルカリの塩(えん) + 強酸 → 強酸・強アルカリの塩 + 弱酸↑ 重曹:炭酸水素ナトリウム ・・・強アルカリ 二酸化炭素・・・弱酸
水溶液の性質-酸性、アルカリ性、中性- ア 水溶液には、酸性、アルカリ性及び 中性のものがあること。 酸性・・・塩酸 リトマス 青 → 赤 ア 水溶液には、酸性、アルカリ性及び 中性のものがあること。 酸性・・・塩酸 リトマス 青 → 赤 アルカリ性・・・水酸化ナトリウム リトマス 青 ← 赤 BTB溶液 酸性 中性 アルカリ性
水溶液の性質-酸性、アルカリ性、中性- ア 水溶液には、酸性、アルカリ性及び 中性のものがあること。 身の回りの物質の性質 の一般的な性質 ア 水溶液には、酸性、アルカリ性及び 中性のものがあること。 身の回りの物質の性質 の一般的な性質 紅茶・・・中性 リンゴジュース・・・酸性 重曹水・・・アルカリ性 着色水溶液の一般的な性質 酸性、アルカリ性による色の変化 酸性 アルカリ性 薄く 紅茶 濃く 無し リンゴジュース 濃く 赤 アサガオ水 青→緑
食べられる指示薬
紫芋粉末による水溶液の性質調査 とても強い酸性 強い酸性 弱い酸性 中性 弱いアルカリ性 強いアルカリ性 とても強いアルカリ性 水酸化 ナトリウム 石灰水 重曹水 水道水 ビオレ弱酸性 レモン水 塩酸