ハイブリッドカー 2FG4172 らく
目次 1、ハイブリッドカーとは 2、歴史と発展 3、ハイブリッドシステムの種類と特徴 4、ハイブリッドカーの採用状況 5、問題点 6、まとめ
ハイブリッドカーとは ハイブリッドカーとは2つ以上の動力 源(原動機)を持つ自動車の通称である。 2つ以上の動力源を持つ車両(自動車だ けに限らない)をHV(hybrid vehicle) と 呼ぶ。日本で一般的にハイブリッドカ ーと呼ばれる車両は内燃機関(エンジン) と電動機(モーター)を動力源として備 えたHEV(hybrid electric vehicle)で ある。
歴史と発展(1986~…)[1] 1896年 フェルディナント・ポルシェが1896年に発表、1902年のローナー社で製造。 1952年 ロンドンスモッグ発生、公害問題は近代における環境運動の契機となる。 1973年 第四次中東戦争に伴い第一次オイルショック発生。 2001年 6月トヨタ自動車 エスティマハイブリッド発売。 8月 - トヨタ自動車 クラウンマイルドハイブリッド 発売 9月 - 日野自動車 ブルーリボンシティ HIMRワンステップバス発売。 12月 - 本田技研工業 シビ ック ハイブリッド発売。 。。。。。。
ハイブリッドシステムの種類と特徴[2] シリーズ方式(直列方式)は、 エンジンを発電のみに使用し、 モーターを車軸の駆動と回生の みに使用するもの。 パラレル方式(並列方式)は、搭載している複数の動力源を車輪の駆動に使用する方式。
ハイブリッドシステムの種類と特徴 スプリット方式(動力分割方式)は、 エンジンからの動力を動力分割機構によ り分割し、発電機と車輪の駆動へ振り分 けたり、エンジンとモーターからの駆動 力を自由に合成することが可能な方式で ある。
ハイブリッドカーの採用状況 乗用車(トヨタのプリウス、日産のシーマ、ホンダヴェゼルなど) バス(日野自動車のHIMR、三菱ふそうのMBECSなど) 軍用車両(アメリカ軍、ハンヴィー 高機動多用途装輪車両) レーシングカー(Porsche 918、Acura NSX)
ハイブリッドシステムを搭載した自動車 乗用車 バス 軍用車両 レーシングカー
問題点[3] 1、システムの複雑化による重量増加 2、環境負荷の増大(従来型の内燃車に対して部品点数が多くなるため、必然的に 内燃車に比べ、製造・廃棄にかかるコストがHV特有の部品の分だけ、環境負荷と 金銭の両面で高くなる) 3、バッテリーの危険性の増大(通常のバッテリーと比べ電圧が高いなどの理由か ら感電の際の危険が大きい。) 4、コストの高さ(研究開発費と生産コストが高い、内燃車とEVの両方の機構を持 つという性質上廃棄時に掛かるコストは金銭的にも高くなる)
まとめ ハイブリッドカーは燃費が良い。そして、走行中の CO2 排出も少ないので、環境にやさしいと 思われている。また、電気自動車と違って、充電の必要はないので、特別なインフラ整備が ない。[4] しかし、生産コストが高いので、従来のガソリン車と比べて価額が高い。また、バッテリーの 生産と廃棄のとき、環境への負荷になる。ハイブリッドカーは本当に環境にやさしいのかと いう疑問もあります。 技術が成熟するによって、環境にやさしいバッテリーがつくられるだろうと思う。政府からの 税金補助制度と大量生産に伴う、コストダウン。ハイブリッドカーは将来普及するだろうと思 う。
参考文献 [1] 髙橋 誠史 学位論文 「プリウスのリバウンド効果に関する研究」 2008年 20ページ [2] ハイブリッドシステムの種類と特徴 Wikipedia [3] http://www.weblio.jp/wkpja/content/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89 %E3%82%AB%E3%83%BC_%E5%95%8F%E9%A1%8C%E7%82%B9 [4] 廣川 祐貴 卒業論文 「ハイブリッド・カー普及に向けたビジネスプランの提案」 2006年 9ページ 参照日 2016、6/2