2012-13年度 RI第2660地区 ロータリー財団委員長 溝畑正信(東大阪東RC) RID2660 ロータリー財団FVPセミナー 2012.10.27 2012年10月27日 地区ロータリー財団FVPセミナー ロータリー財団 未来の夢計画 新補助金制度理解のために 2012-13年度 RI第2660地区 ロータリー財団委員長 溝畑正信(東大阪東RC) 1
財団の使命 未来の夢計画 標語:世界でよいことをしよう ロータリアンが健康状態を改善し、教育への支援を高め、貧困を救済することを通じて、世界理解、親善、平和を達成できるようにすること。 未来の夢計画 標語:世界でよいことをしよう 1. ポリオの撲滅 2. プログラムと運営の簡素化 3. プログラムの成果も内容も未来の夢計画に沿ったものにする 4. ロータリー財団を自分達の財団と自覚する 5. プログラムの目標達成のための十分な資金と人材の提供 6. 未来の夢計画を支える効果的な方策の開発
2012-13年度 財団目標 1. ポリオ撲滅 2. 未来の夢計画の準備 3. 世界に平和を育む 4. 財団への寄付を奨励 2. 未来の夢計画の準備 3. 世界に平和を育む 4. 財団への寄付を奨励 5. 財団の資金を守る ウィルフリッド J. ウィルキンソン トレントンロータリークラブ (カナダ) 2012-13年度ロータリー財団管理委員長 2007-08年度RI会長(Rotary Shares—ロータリーは分かちあいの心)
未来の夢計画 2013-14年度…世界中で導入 2012-13年度…計画年度
FVP導入の理由 危機感 ! 1. プログラムの急増 2. 多岐にわたるプログラム ⇒ 15種類 3. 各プロジェクトが小規模で、応急手当的 1. プログラムの急増 2. 多岐にわたるプログラム ⇒ 15種類 3. 各プロジェクトが小規模で、応急手当的 4. 夫々の専門分野でのスタッフ必要 ⇒ 人件費 UP! 5. プロジェクトが単年度で小スケール ⇒ 地域社会に定着せず、また地域での運用も困難 6. ロータリーの公共的イメージを高揚できない 危機感 !
FVPの目標 *プログラムと運営の簡素化 *グローバルな奉仕活動に焦点 *地元と海外の支援 *財団を自分達のものであるという自覚 RID2660 ロータリー財団FVPセミナー 2012.10.27 FVPの目標 *プログラムと運営の簡素化 *グローバルな奉仕活動に焦点 *地元と海外の支援 *財団を自分達のものであるという自覚 *公共イメージの向上 ロータリー財団は2005年以来、世界中のロータリアンからフィードバックを集め、未来の夢計画立案にあたってきました。これはアーチクランフがR財団を創立してから初めての改革。 この計画の目標は、 プログラムと運営を簡素化補助金手続きを能率的に、手続きの時間を短縮 グローバルな成果奉仕活動に焦点を絞ること。ポリオ撲滅活動で大きな影響をもたらしたように、そのほかの分野(水と衛生設備、母子の健康、基本的教育と識字率向上など) 地元と海外の両方の活動 ロータリー財団が自分たちのもの ロータリーの公共イメージを向上 2010年7月1日に始まった3年間の試験段階には、全530地区中、100地区が参加。 この試験期間中、財団は計画の評価を行い、2013-14年度の全世界導入に向けて必要な調整を加えます。 6 6
プログラムの簡素化 6重点分野 1. 平和と紛争予防・紛争解決 2. 疾病予防と治療 3. 水と衛生 4. 母子の健康 5. 基本的教育と識字率向上 6. 経済と地域社会の発展
補助金構成 新地区補助金 グローバル補助金 パッケージ・グラント 2013-14 地区補助金 マッチング・グラント 国際親善奨学金 RID2660 ロータリー財団FVPセミナー 2012.10.27 補助金構成 新地区補助金 グローバル補助金 パッケージ・グラント 2013-14 地区補助金 マッチング・グラント 国際親善奨学金 研究グループ交換 2012-13 廃 止 パッケージ・グラントが独立して3つの補助金となりますが、内容に変更はありません。 従ってGGはクラブ・地区が立案したものに集中しよう。BGはWFから(協同からの資金含む“で、地区クラブは資金提供は要らない。 新地区補助金は、地区が年に一度一括して申し込み、クラブが財団の使命に沿った地元や海外での活動を支援します。比較的小規模で短期間の活動に向いており、柔軟に利用することができます。これから全面実施にむけて徐々に新地区補助金の新の字をとっていきますので、この図では新をいれておりません。 グローバル補助金は、6つの重点分野に沿った、大規模で持続可能な人道的・教育的プロジェクトを支援するものです。また、測定可能で持続可能であることも要件です。 プロジェクト実施前に、測定方法を決め、量と質の両面から成果を測れるように準備します。 例えば、乳幼児の死亡率が15%の地域でプロジェクトを実施する場合、4年間で死亡率を10%に抑えることを目標とし、また地域の公衆衛生に関する統計をみることで成果を計ることができます。 パッケージ・グラントは、財団が戦略パートナーとの協力の下に開発した6つの重点分野に関する高い持続可能性のあるプロジェクトを、WFからの資金で支援するものです。現在、オイコクレジット、ユネスコIHE、アガカーン大学、マーシーシップスが戦略パートナーとなりプロジェクトを提供しています。 6つの重点分野については後ほどご説明します。 それぞれの補助金で、奨学金、職業研修、人道的プロジェクト実施することができます。 申請書の提出を簡単にするため、手続きと承認はすべて会員アクセスページからオンラインで行われることとなります。 地区の資格認定開始は2013年1月を予定していましたが、2012年10月に開始できるようになる予定です。 また、スライドの一番下に記載しましたが、すべてのクラブと地区は、これまで通りロータリー平和センターとポリオ・プラスをご支援いただけます。 ロータリー平和フェローシップは変更なく、継続 Future of Grant Making Webinar February 2012 8 8 8
地区財団活動資金の用途 2013-14 DDF 2014-15 2012-13 DDF DDF グローバル補助金 地区 補助金 50%まで 地区 補助金 グローバル補助金 寄贈 ポリオ・プラス、他 クラブ・地区 からの現金 World Fund 国際財団活動資金
シェアシステム 地区内クラブの年次基金 社会奉仕の充実 国際奉仕の充実 地区財団活動資金(DDF) 国際財団活動資金(WF) 地区補助金 50% 50% 地区財団活動資金(DDF) 国際財団活動資金(WF) マッチング 社会奉仕の充実 国際奉仕の充実 地区補助金 (DG) グローバル補助金 (GG) パッケージ・グラント (PG)
補助金の管理 資金管理(Stewardship) *資金管理の徹底 *透明性を保つ *目的通りに効果的に活用 *適切な資金管理は全ロータリアンの責務
資金管理の重要性 *寄付は、ロータリアン他皆様からの浄財 *寄付者の意向に沿った目的で寄付を使用 *資金管理が地区、クラブに委譲されている RID2660 ロータリー財団FVPセミナー 2012.10.27 資金管理の重要性 *寄付は、ロータリアン他皆様からの浄財 *寄付者の意向に沿った目的で寄付を使用 *資金管理が地区、クラブに委譲されている *ロータリアンの高潔性(RI戦略計画) Cores of Value :奉仕、親睦、多様性、高潔性、リーダーシップ。 きわめて理念の高い公金をロータリアンがより成果の大きい奉仕をする責務と覚悟 「誰が決めたんだ」というひとがあればロータリアン自身が決めたんだ。 12
寄付増進 *ロータリー財団寄付金は我々のものである *寄付は自クラブの活動基盤を助ける直接的支援 RID2660 ロータリー財団FVPセミナー 2012.10.27 寄付増進 *ロータリー財団寄付金は我々のものである *寄付は自クラブの活動基盤を助ける直接的支援 *新しいクラブ管理・運営は 変化に気付く事から 寄付推進の命題は毎年同じ事をお願いしてもダメである。 Future Vision はクラブの奉仕力を高めるために我々に示している控えめなベストプラクティスである。 13
活発なクラブ 寄付の増加 より良い プロジェクト より大きな影響 公共イメージの向上 より包括的な世界的 アプローチ 会員とクラブの RID2660 ロータリー財団FVPセミナー 2012.10.27 活発なクラブ 寄付の増加 より良い プロジェクト より大きな影響 公共イメージの向上 FVのPilotが始まる年までの4年間RF TrusteeとしてFuture Visionを立ち上げてこられた田中作次RI会長年度に世紀のFVの計画年度が始まる事を我々も誇りに思います。 未来の夢は、ロータリーという組織全体に有益であるという考えの下に、立ち上げられました。グローバル補助金を通じて、より良いプロジェクトが実施されれば、地域社会により大きな影響を与えることができます。このような好ましい影響により、入会見込者の関心も高まり、入会者が増えると考えられます。クラブが拡大すれば、ロータリーの世界的なアプローチがさらに広がり、会員が実施する素晴らしい活動を通じて、ロータリーの公共イメージも高まると考えられます。公共イメージが高めることは、寄付の増加、クラブの活性化、より良いプロジェクトへとつながり、このサイクルが繰り返されます。この図をご覧いただけば、このサイクルがロータリーという組織にとって、いかに有益なものであることがお分かりいただけると思います。 より包括的な世界的 アプローチ 会員とクラブの 基盤の拡大 Future of Grant Making Webinar February 2012 14 14
Doing good in the world