コンビニエンスストア のしくみ もっと知りたい身近なIT vol.1 ➊24時間いつでも開いていて、飲み物から雑誌、文房具まで、バラエティ豊かな品揃えが魅力のコンビニエンス・ストア。ここでは「便利」を支える2つのしくみを紹介します。
➊商品配達のしくみ 商品発送 メーカー 商品情報 商品発注 発注管理システム 販売管理システム 地域情報 天候情報 イベント情報 もっと知りたい身近なIT vol.1 ➊商品配達のしくみ 商品発送 メーカー 発注管理システム ➊コンビニエンス・ストアは、24時間空いているのに、棚にはいつでも商品が揃っています。なぜでしょうか?物が売れてから商品が補充されるまでの流れを見てみましょう。➋まず、レジで物が売れると、何がいくつ売れたのかが、店舗から本部へとデータで送られます。➌~➎本部では、受け取ったデータだけでなく、店舗のある地域の天気予報や、周辺で行われるイベントの情報なども考慮に入れながら、メーカーに商品の発注を行います。➏メーカーは発注を受けて、商品を店舗へと配達します。➐➑このようにして、店舗の売れ行き状況などの情報を常に管理し、足りない物をすぐに注文・補充できるしくみが、ITによって整えられているのです。 商品情報 商品発注 販売管理システム 地域情報 天候情報 イベント情報
➋ATMで「どこでも銀行」 中継システム コンビニATM A銀行 C銀行 B銀行 もっと知りたい身近なIT vol.1 ➊コンビニエンス・ストアでは、銀行に設置されたATMと同様に、口座のお金を引き出すことが出来ます。銀行の窓口が開いていない時間でもお金の出し入れができて、とても便利ですね。この便利なしくみもやはり、ITによって支えられています。➋~➌ATMの機械はまず、挿入されたカードがどこの銀行のどの口座のものか、データを読み取ります。➍その後、入力された暗証番号とともに、中継システムを介して、銀行にデータを送り、問い合わせます。➎銀行は、口座番号や暗証番号を承認した後、口座残高などのデータを、再び中継システムを介して、ATMに送ります。➏このように、データが即座にやりとりされることで、お金の便利が実現されているのです。 中継システム コンビニATM C銀行 B銀行