生物多様性班 生物多様性班:研究報告 メンバー:小巻拓平、廣直樹、田中愛夏音、正城結衣 コンジョイント調査
単純集計の結果
回答者属性(性別) 性別 実数 % 男性 20 23.0% 女性 65 74.7% 無回答 2 2.3% 合計 87 100.0%
回答者属性(年代) 年代 実数 % 10代 2 2.3% 20代 3 3.4% 30代 7 8.0% 40代 16 18.4% 50代 17 19.5% 60代 18 20.7% 70代以上 21 24.1% 無回答 合計 87 100.0%
回答者属性(世帯主の職業) 世帯主の職業 実数 % 会社員 17 19.5% 公務員 0.0% 自営業 5 5.7% 農業 0.0% 自営業 5 5.7% 農業 パート・アルバイト 7 8.0% 学生 3 3.4% 主婦 29 33.3% 無職 20 23.0% 答えたくない その他 4 4.6% 無回答 2 2.3% 合計 87 100.0%
回答者属性(家族数) 家族数 実数 % 1人 8 9.2% 2人 28 32.2% 3人 21 24.1% 4人 15 17.2% 5人 7 8.0% 6人 6 6.9% 無回答 2 2.3% 合計 87 100.0%
一ヶ月の米の購入量 実数 % 買わない 5 5.7% 2kg 7 8.0% 3kg 3 3.4% 4kg 5kg 18 20.7% 6kg 1.1% 7kg 10kg 29 33.3% 12.5kg 15kg 4 4.6% 20kg 8 9.2% 25kg 30kg 無回答 合計 87 100.0%
生物多様性に対する認知度 実数 % 言葉の意味まで知っている 9 10.3% 「生物多様性」の言葉だけは知っている 41 47.1% 全く知らなかった 36 41.4% 無回答 1 1.1% 合計 87 100.0%
「生物ブランド米」の言葉だけは知っている 生き物ブランド米に対する認知度 実数 % 言葉の意味まで知っている 12 13.8% 「生物ブランド米」の言葉だけは知っている 19 21.8% 全く知らなかった 54 62.1% 無回答 2 2.3% 合計 87 100.0%
冬期湛水に対する認知度 実数 % 言葉の意味まで知っている 9 10.3% 「冬期湛水」の言葉だけは知っている 20 23.0% 全く知らなかった 57 65.5% 無回答 1 1.1% 合計 87 100.0%
有機農産物に対する認知度 実数 % 言葉の意味まで知っている 47 54.0% 「有機農産物」の言葉だけは知っている 34 39.1% 全く知らなかった 5 5.7% 無回答 1 1.1% 合計 87 100.0%
「特別栽培農産物」の言葉だけは知っている 特別栽培農産物に対する認知度 実数 % 言葉の意味まで知っている 16 18.4% 「特別栽培農産物」の言葉だけは知っている 27 31.0% 全く知らなかった 43 49.4% 無回答 1 1.1% 合計 87 100.0%
コンジョイント分析による 生物多様性に対するWTPの推定
調査概要 調査日時:・11月13日(水)9時30分~12時30分 ・11月20日(水)10時30~12時30分 調査日時:・11月13日(水)9時30分~12時30分 ・11月20日(水)10時30~12時30分 調査場所:スターグリーンヒル店 調査対象:買い物客 回収部数:87枚
アンケート 右の図は実際に調査で用いたアンケートの一部である。 これらのプロファイルを用いてコンジョイント分析を行う。 生物多様性班 コンジョイント調査
データ コメの属性と水準を次のように設定する。 属性 水準 産地(SHIGA) 滋賀県産=1、新潟県産=0 冬期湛水(NATURE) 生物多様性班 データ コメの属性と水準を次のように設定する。 属性 水準 産地(SHIGA) 滋賀県産=1、新潟県産=0 冬期湛水(NATURE) 水を張る=1、水を張らない=0 特別栽培(TOKUSAI) 特別栽培である=1、特別栽培でない=0 有機栽培(ORG) 有機栽培である=1、有機栽培でない=0 価格(PRICE) 1800円、2400円、3000円、3600円 コンジョイント調査
データ入力 属性レベルの差 被説明変数 1=コメAを購入 0=コメBを購入 コメAの属性レベル コメBの属性レベル 生物多様性班 コンジョイント調査
効用関数の推定結果(EVIEWS) 係数推定値 t統計量 p値(0.1以下で有意) 推定された式:U = -0.013SHIGA + 0.1517NATURE + 0.2967TOKUSAI + 0.3566ORG – 0.0005PRICE
効用関数の推定結果 変数 係数推定値 t統計量 p値 -0.01333 -0.10495 0.91641 0.15165 1.45606 SHIGA (滋賀県産) -0.01333 -0.10495 0.91641 NATURE (冬期湛水) 0.15165 1.45606 0.14573 TOKUSAI (特別栽培) 0.29669 1.94557 0.05171 ORG (有機栽培) 0.35661 2.74122 0.00612 PRICE (価格) -0.00046 -4.35667 0.00001 この場合、p値は0.1以下で有意となるので、変数SHIGAは有意ではないと判断し、棄却する。なお、変数NATUREに関してもp値は0.1以上になっているが、0.1の値に近いため、十分ではないが意味のある変数として残すこととする。
効用関数の推定結果(EVIEWS,※SHIGAを除く) 係数推定値 t統計量 p値(0.1以下で有意) 推定された式:U = 0.1519NATURE + 0.2913TOKUSAI + 0.3543ORG – 0.0005PRICE
効用関数の推定結果(※SHIGAを除く) 変数 係数推定値 t統計量 p値 NATURE (冬期湛水) 0.15193 1.45912 0.14453 TOKUSAI (特別栽培) 0.29132 2.02741 0.04261 ORG (有機栽培) 0.35434 2.76321 0.00572 PRICE (価格) -0.00046 -4.817 0.000001
支払意思額の推定(※SHIGAを除く) 各属性 支払意思額 冬期湛水に対するWTP 特別栽培に対するWTP 有機栽培に対するWTP 生物多様性班 支払意思額の推定(※SHIGAを除く) 各属性 支払意思額 冬期湛水に対するWTP -0.151934/(-0.00046) = 333.26円 特別栽培に対するWTP -0.291327/(-0.00046) = 639.01円 有機栽培に対するWTP -0.35434/(-0.00046) = 777.22円 コンジョイント調査