80年代のアメリカ経済 現代資本主義分析
レーガノミックス 小さな政府→規制緩和 高利潤→高投資→新産業開発 富裕者減税→産業投資 労働組合弱体化 ナショナリズム→軍備増強=産業発展 規制緩和の国際展開
小さな政府 公共事業の民営化 公的な参入障壁の撤廃 公害規制等の緩和 社会福祉政策の予算削減 教育予算の削減
サプライサイドの経済学 需要ではなくて供給が経済を牽引する ↓ ケインズ主義的な有効需要創出政策の否定 ↓ ケインズ主義的な有効需要創出政策の否定 低賃金=高利潤→高投資→供給増→雇用増 賃金増 *労働価値論なきリカードウ経済学
低賃金=高利潤体制 高所得者の所得税減税→貯蓄増→投資増 労働組合の弱体化 アメリカの中南米化 富裕層と貧困層の二極分解 既得権の否定 組合活動の弱い地域への進出 アメリカの中南米化 不正規雇用の増加 高所得エリート層の増加 富裕層と貧困層の二極分解
投資機会の創造 金融自由化 産業育成政策 軍事技術の転用を含めたハイテク産業の振興
国際的規制緩和 対日輸出自主規制と弱小産業保護政策の傍ら, 競争力ある産業の国際展開を政策的に追求 →対日市場開放要求など
結果 見事な失敗 →日本経済の成長を助ける 日本経済は,近隣窮乏化をもたらす →国際的な対日要求=輸出規制,市場開放,内需中心の経済成長 →日本のバブル経済へ(80年代半ば以降)