北海学園大学経済学部 現代資本主義分析 ガイダンス 2006年4月17日 内田 博
授業の位置づけ 社会経済学分野の理論系科目の応用科目 →自由競争的市場経済秩序を普遍的ではなくて ,歴史的なものと捉える →自由競争的市場経済秩序を普遍的ではなくて ,歴史的なものと捉える 経済学入門(神山)・経済学原理(河西)の 展開
授業の狙い 1)分析視角の変容, 2)経済構造の変容, 3)生活様式の変容 高度成長期とそれ以後の先進国資本主義を, という三つの視角から検討
分析視角の変容 1)伝統的マルクス経済学→高度成長によって 崩壊 2)伝統的ケインズ経済学→高度成長の終焉に よって崩壊 1)伝統的マルクス経済学→高度成長によって 崩壊 2)伝統的ケインズ経済学→高度成長の終焉に よって崩壊 3)新しい制度論的経済学の諸潮流=主流派経 済学との対決のなかで形成される
経済構造の変容 高度成長期 重化学工業 高賃金 大量消費→高成長 少品種生産 画一的な消費 高度成長期以後 情報・サービス産業 低賃金 高消費と低消費 多品種生産 消費の多様化
生活様式の変容 高度成長期 男は仕事,女は家庭 家族単位の収入・消費 生活格差の縮小 画一的ライフスタイル 高度成長期以後 共働き 個人単位の収入・消費 生活格差の拡大 ライフスタイルの多様化
授業の進め方 フルテキストを事前配布 →藤女子大学>一般の方>学科・研究科紹介人間生活学 科>スタッフ紹介>内田>個人ページ →藤女子大学>一般の方>学科・研究科紹介人間生活学 科>スタッフ紹介>内田>個人ページ http://www.fujijoshi.ac.jp/dept/human_dept/uchida/index.html ポイントはプレゼンソフトを使用