文脈 テクノロジに関する知識 教科内容に関する知識 教育学 的知識

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1 課題の洗い出し. 2 1.本日の日程 ①開会の挨拶 日程説明 ( 5 分) ②自己点検 ( 10分) ③情報モラル指導の必要性(プレゼン) (20分 ) ④課題の洗い出し ( 10分) ⑤全体計画についての協議Ⅰ (15 分) ⑥全体計画についての協議Ⅱ (20 分) ⑦全体計画についての協議Ⅲ.
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情報科指導法Ⅰ 第 15 回 模擬授業と総括. 自由利用マーク 文化庁 2003 年~ プライバシーマーク.
キー・コンピテンシーと生きる 力 キー・コンピテンシー – 社会・文化的,技術的道具を相互作用的に活用する力 – 自律的に行動する力 – 社会的に異質な集団で交流する力 生きる力 – 基礎・基本を確実に身に付け,いかに社会が変化しようと, 自ら課題を見つけ,自ら学び,自ら考え, 主体的に判断 し,行動し,よりよく問題を解決する資質や能力.
学習目標 1 .セルフマネジメントモデル,学習援助型教育とは何か を理解する. 2 .セルフマネジメント支援のために必要な構成要素につ いて理解する. 3 .セルフマネジメントにおいて看護職に求められる能力 と責任について理解する. SAMPLE.
1.情報教育について 2 情報教育. 情報教育とは 児童生徒が自ら考え、 主体的に判断・表現・行動 児童生徒は主体的に学ぶ 「情報活用能力」を育成する教育.
日本の高校における英語の授業は 英語でがベストか? A13LA161 文学部2年 米山里香子 英語で授業を行うべきではない.
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2004/12/18 教員採用試験対策講座資料 1 志望書をどう書くか? -採る気にさせる志望書と は 基礎教育センター たかはし ま さる.
ロジカルライティング研修カリキュラム(例)
研修のめあて 授業記録、授業評価等に役立てるためのICT活用について理解し、ディジタルカメラ又はビデオカメラのデータ整理の方法について研修します。 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム.
学力向上の課題と今後の具体的な取組 【 今後の具体的な取組 】 学力調査 【 課 題 】 ①授業での理解力の向上 ②家庭学習への意欲化
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表6-1 単元計画の例「明かりをつけよう」 次 学習活動 教師の支援・留意点 第1次 2時間 豆電球に明かりをつけよう
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富山大学教育学部 附属教育実践総合センター 助教授 小川 亮
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自律学習と動機づけ 教育心理学の観点から 2011/2/19 上淵 寿 (東京学芸大学).
日本の高校における英語の授業は英語でがベストか?
授業におけるタブレット端末の活用 兵庫県教育委員会 1.
教育学入門Ⅱ Part I-3  成長しないヒロインの「創造力」 伊藤 崇 北海道大学大学院教育学研究院.
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大分県立宇佐支援学校 グランドデザイン (平成28年度版)
日本の高校における英語の授業を 英語で行うべきか
東京大学保健社会学同窓会シンポジウム 「保健社会学の発想と方法」 2005年12月10日 聖路加看護大学 中山和弘
日本語教育グローバルネットワーク J-GAP
アジア恊働大学院(AUI)構想 AUI推進機構/設立趣意書
どこで、何を使って?(準備物と場の設定)
教師教育を担うのは誰か? 日本教育学会第70回大会ラウンドテーブル 2011年8月24日 千葉大学 2108教室
情報教育の位置づけ 目標 年度の重点 情報化社会の創造に進んで参画できる主体的な子供の育成
情報科教育法第3回 普通教科「情報」の構成 理学部数学科 清 水 克 彦.
COBIT 5 エグゼクティブ・サマリー.
複言語・複文化状況における日本語教育 -ことばの教室で私たちがめざすもの
ヘルスプロモーションのための ヘルスリテラシーと 聖路加看護大学『看護ネット』
<校訓> つよく・あかるく・たくましく 【目指す宇佐支援学校の児童生徒像】
テストと評価をどう改善したらよいか 2005年7月25日 兵庫教育大学 成田 滋.
創造性教育とは何か 学びと創り 基礎・基本を踏まえつつ創造性をのばす 教科内・クロスカリキュラムをつくる (ミニマム時間でマックス成果)
地域・社会貢献をするために人として必要な資質
子どもの育ちを支える教育 —発達にもとづき,発達を促すカリキュラムのあり方—
校内研修プログラム 研修1 ~外国語教育についての理解を深める~
高校における英語の授業は英語でがベストか
ソーシャルワークの価値と倫理 ~国際ソーシャルワーカー連盟の議論を踏まえて~
輝いて、自宅で ~終わりよければすべてよし~
アメリカ教育 20世紀末から21世紀へ.
相談支援従事者初任者研修のカリキュラムの改正について
組織論による特色ある カリキュラムの理論と実際 第11回 特色あるカリキュラムづくりの理論と実際 兵庫教育大学大学院 教授
「環境教育プランニング」とは何か 西村仁志.
教師にとっての「生の質」 青木直子(大阪大学).
平成29年度 埼玉県立熊谷特別支援学校グランドデザイン
日本の高校における英語の授業は 英語がベストか?
単元の学習地図で目指す「深い学び」 ~「知識の構造化」の視点を取り入れた学習~
学校・教員・企業調査編 学校・教員・企業調査 / 発表者  十河 直幸 Benesse教育研究開発センター 教育調査室 研究員.
デジタルアーカイブ専攻 コア・カリキュラム構成の設定と学習内容・行動目標 デジタル・アーキビスト の養成 育成する人物像 入学前課題
理論研究:言語文化研究 担当:細川英雄.
平成30年度グランドデザイン 学校の教育目標 生きる力 佐伯市立宇目緑豊小学校 ふるさとを愛し、 豊かな心と自ら学ぶ意欲をもち、
トピック6 臨床におけるリスクの理解と マネジメント 1 1.
チーム学校を創造するために 平成28年度校内研修担当者会 於 姫路市立総合教育センター 2017年3月1日(水) 兵庫教育大学大学院 教授
小中連携・一貫教育による確かな学力の育成
出雲農林高校 地域との協働によるカリキュラム開発の研究
図15-1 教師になる人が学ぶべき知識 子どもについての知識 教授方法についての知識 教材内容についての知識.
仮説演繹法 思考 経験 問題 : あるべき姿と現状のギャップ 課題 : 問題解決のために成すべきこと 問題 19世紀 あるべき姿(予想)
2019年度 すべての教職員のための授業改善研修 本研修の背景とねらい
学校における教育の情報化の推進と校内研修の企画運営
メンタルフレンドについて 福島大学総合教育研究センター   中野 明德.
学習指導要領の改訂 全国連合小学校長会 会長 大橋 明.
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文脈 テクノロジに関する知識 教科内容に関する知識 教育学 的知識 図2−1 TPACKのモデル (Koehler & Mishra 2009)(p.17) 文脈 テクノロジに関する 教育学的内容知識 テクノロジに関する 教育学的知識 テクノロジに関する 教科内容知識 教育学的 教科内容知識 テクノロジに関する知識 教科内容に関する知識 教育学 的知識

表2−1 InTASCで求められる授業実践のコア・スタンダード (Council of Chief State School Officers 2013)(p.20) 学習者と 学習 1.学習者の発達 学習・発達のパターンが認知的・言語的・社会的・情意的・身体的領域において個々人で多様であるとの認識をもとに、学習者がいかに成長・発達するかを理解し、発達的に適切でやりがいのある学習経験をデザインし実践する。 2.学習者の差異 個々の学習者が高いスタンダードに到達できるインクルーシブな学習環境を保障するために、個々人の差異や多様な文化とコミュニティの理解を働かせている。 3.学習環境 個人・協働の学習を支援したり、積極的な社会的相互作用、学習への主体的関与、そして自己動機づけを促したりする環境を創造するために他者と協働している。 教科 内容 の知識 4.教科内容の 知識 中心概念、探究のツール、教科の構造を理解している。それらを踏まえて、教科内容の習得を保障するために学習者にとって身近で意味のある学習経験を指導したり創造したりしている。 5.教科内容の 応用 学習者が地域や世界の真正な問題解決につながる批判的思考、創造性や協働的な問題解決に取り組むために、概念同士の結びつけ方や異なる観点の活かし方を理解している。 教育 実践 6.評価 学習者が自身の成長に関与したり、学習者の進歩をモニターしたり、教師と学習者の意思決定を方向づけたりするための多様な評価方法を理解し、活用している。 7.指導計画 教科内容領域の知識、カリキュラム、教科横断的なスキル、そして教授法だけでなく、学習者の知識やコミュニティの背景も踏まえて、あらゆる学習者が的確な学習目標に到達できるよう支援する指導計画を立てている。 8.指導方略 学習者が教科内容領域とそれら同士のつながりを深く理解できるように、また意味ある方法で知識を応用できるスキルを形成できるよう促すため、多様な指導方略を理解し、活用している。 専門職の 責任 9.専門的学習と 倫理的実践 専門的学習に継続的に取り組み、常に自身の実践、特に選択と他者(学習者・家族・他の専門職・コミュニティ)への行動に対しての影響を継続的に評価するためのエビデンスを活用し、個々の学習者のニーズを満たせるよう実践を変化させている。 10.リーダーシップと協働 児童・生徒の学習に対する責任を担い、学習者の成長を保障するために学習者・家庭・同僚・校内の他の専門家・コミュニティの成員と協働したり、専門性の向上を図ったりするために適切なリーダーシップの役割と機会を求めている。