USEDセレクトショップにおける 新規顧客獲得のための広告に関する研究 経営学部経営学科 12-1-016-0248 中所 将也
・目的 ・意義 ・近年リユース業界が注目されており、さまざまな企業がリユース分野へ進出している。 ・しかし、私が研究対象にしている株式会社ティンパンアレイによる「RAGTAG」というUSEDセ レクトショップは業績・利用者ともに増加傾向であるが、この近年のリユース業界革新の影響による飛躍的な伸びはあまり見られていない。この伸び悩んでいる原因として広告による広報活動が行われていないからであると考えられる。 → そこで私の作成した広告による広報活動によって新規顧客を獲得することがこの研究の目的である。 ・意義 ・この研究を通じて、RAGTAGについて少しでも多くの人に知ってもらいたいというのが、大きな意義の1つである。 ・またこの研究により広告を使うことで新規顧客を獲得できるという結果が出るのであれば、広告活動をしていない企業は、広告活動をする価値が見いだせるだろう。
・方法(第一回アンケート) RAGTAGの認知度や印象を調査するために第一回アンケートを行う。 1)内容 ・RAGTAGに行ったことがあるかないか ・行った人はどのような印象を受けたか ・行ったことがない人は知っていたか知らなかったか ・知っていた人はなぜ行こうと思わなかったのか 2)対象 ・20代から30代以上の男女 3)人数 ・70人
・アンケート結果
広告の作成 第一回アンケートの結果からRAGTAGがどのようなお店なのかを知っ てもらうことができる広告を3種類作成する。 また第一回アンケートで場所が分かりにくいという意見が出たので、 アクセスマップも作成し第二回アンケート時に付属して提示する。 (3種類の広告) 1)店内イメージを伝える広告 2)社員の方の写真を載せ、会社の想いを伝えることのできる広告 3)買い取りサービスについての広告 +アクセスマップ
①店内イメージを伝える広告
②会社の想いを伝えることのできる広告 ③買い取りサービスについての広告 ②会社の想いを伝えることのできる広告 ③買い取りサービスについての広告
アクセスマップ(大阪)
・方法(第二回アンケート) 作成した広告の効果を調査するために第二回アンケートを行う。 1)内容 ・広告を見て、行ってみたくなったか、その理由 ・なぜ広告を見ても行く気にならなかったのか ・行ってみたくなった決め手の広告はどれか 2)対象 ・第一回アンケートで行ったことがないと答えた方 3)人数 ・48人
・アンケート結果
・まとめ 結果として、どの広告を見てもある程度の効果が得られる20代男女 に向けた広告ではなく、30代以上の男女をターゲットとした、「行わ れているサービス」、「アクセス」などのお店についての明確な情報な ど、今後利用する方にとって利益になる情報を記載している広告が 最も効果的である。 つまり、今まであまり知られていないサービスやこれから利用してほ しいと思っているサービスを広告によって知ってもらうことにより、新 規顧客を獲得することができる可能性が高いということがこの研究 では証明されたと言える。
・応用例