5.知識の定着・技能の習熟での 児童生徒による活用 3 教科指導におけるICT活用 5.知識の定着・技能の習熟での 児童生徒による活用
ここでは、繰り返し学習や個別学習によって、知識の定着や技能の習熟を図るための児童生徒によるICT活用について学びます。 インターネット上には暗記や反復学習のためのドリル学習を個別に行えるサイトがたくさんあります。 四則演算の計算やグラフの習熟、漢字の読みの定着や都道府県名、国名を覚えるために、このようなサイトを活用して、児童生徒が反復練習することは、楽しみながら学習効果を高めることができる、非常に有効な方法です。 教師が、このようなサイトを知り、児童生徒一人ひとりに利用させ、知識の定着や技能の習熟を図っていくことは大切な事です。
また、小学校では、九九や地図記号、国旗などのドリル、中・高等学校では、元素記号や化学式のドリルなどを、プレゼンテーションソフトを使って、児童生徒自身に作成させます。お互いに問題を出し合い、答え合わせをすることで、児童生徒同士で知識の定着を図ることができます。グループごとにいろいろなドリルを作り、交換して試してみるというのも楽しいでしょう。 これで、知識の定着や技能の習熟を図るための児童生徒によるICT活用について解説を終わります。