キーワード 教員も、生徒も、共に「学び合う」

Slides:



Advertisements
Similar presentations
キー・コンピテンシーと生きる 力 キー・コンピテンシー – 社会・文化的,技術的道具を相互作用的に活用する力 – 自律的に行動する力 – 社会的に異質な集団で交流する力 生きる力 – 基礎・基本を確実に身に付け,いかに社会が変化しようと, 自ら課題を見つけ,自ら学び,自ら考え, 主体的に判断 し,行動し,よりよく問題を解決する資質や能力.
Advertisements

平成 22 年度 情報教育担当者研修講座 研修1 「教育の情報化」 愛媛県総合教育センター 情報教育室 ○ 国、文科省の政策 ○ 教育の情報化 ○ 授業におけるICT活用.
学習指導での ICT 活用 柏市立中原小学校 西田 光昭 教育の情報化に関する手引き【概要】
研修のめあて 授業記録、授業評価等に役立てるためのICT活用について理解し、ディジタルカメラ又はビデオカメラのデータ整理の方法について研修します。 福岡県教育センター 教員のICT授業活用力向上研修システム.
平成19年度長崎県国語力向上プラン地区別研修会
5 情報モラル教育 4.道徳や各教科等における  情報モラル.
表6-1 単元計画の例「明かりをつけよう」 次 学習活動 教師の支援・留意点 第1次 2時間 豆電球に明かりをつけよう
当校の現状と課題及び 解決の方向性について
子どもたちが夢と希望を持ち、地域と密着した学校
富山大学教育学部 附属教育実践総合センター 助教授 小川 亮
「道徳の時間」の進め方について 球磨教育事務所  .
マット運動における教師の指導力向上 ~デジタル指導書の活用を通して~
社会的な見方・考え方を深める 子どもの育成
      特別支援学校 高等部学習指導要領 聴覚障害教育について.
授業におけるタブレット端末の活用 兵庫県教育委員会 1.
重点目標 ことばを 大切にし  共に高まろう 受信→熟考→発信.
平成26年度 鶴ヶ島市立新町小学校グランドデザイン めざす学校像 一人ひとりが輝き、確かな学力が獲得できる学校
さかえ小卒業までに、子どもたちに、身につけさせたいこと
ラーニング・ウェブ・プロジェクト(Learning Web Project) -自立・共愉的な学習ネットワークの形成に向けて-
認知カウンセリング 学習意欲改善に対する可能性.
大分県立宇佐支援学校 グランドデザイン (平成28年度版)
どこで、何を使って?(準備物と場の設定)
H28学校経営ビジョン めざす教師像 安全・安心な環境づくり・学校づくり 地域 家庭 めざす学校像 授業づくりチーム 生活づくりチーム
「学びへの挑戦!楽しく分かりやすい授業への改善と工夫」
丹波市立西小学校 教諭 細見 隆昭 2007年2月25日(日) 神戸市ハーバーランドダイヤニッセイビル
<校訓> つよく・あかるく・たくましく 【目指す宇佐支援学校の児童生徒像】
理論試験速報 理論問題部会長 鈴木 亨 先生 (筑波大学附属高等学校) にインタビュー.
基礎看護の授業を通して思考力,判断力,表現力,技能を育成する指導方法の工夫改善についての研究
理科の目標と 現状を確認しよう 【ねらい】 ・学習指導要領における理科の目標を 理解する ・全国学力・学習状況調査から見える
少経験者を育てる「3+1授業研究」 今年度からの取組 立案(P) 研究授業(C) 実践(D) 次への抱負(A) 研究協議(A)
楽しく分かりやすい授業への改善と工夫 ‐見せる学校から魅せる学校へ‐ 「育てながら育つ」教師へ H26尾張旭市 教務主任・校務主任研修
スライド資料 B3 ICT機器の活用 ③タブレット端末 兵庫県版研修プログラム.
自由席にしています。 資料のある席へお座りください.
地域・社会貢献をするために人として必要な資質
校内研修プログラム 研修1 ~外国語教育についての理解を深める~
小中連携を進めるために! 外国語教育における 三つのステップと大切にしたいこと 岐阜県教育委員会 学校支援課
卒論の書き方: 参考文献について 2017年9月27日 小尻智子.
2013年度 授業の構成とねらい 新宿山吹高校 定時制 理科 松本隆行.
【演習】 アクティブ・ラーニングの 視点を取り入れた 授業をデザインしよう
付箋紙を用いたワークショップ型 授業研究会の進め方
Ⅰ特別支援教育・学級の理解 ⑤「本校の特別支援教育」 資料:PTA総会
ポジティブな行動支援実践の流れ 個人 小集団 クラスワイド スクールワイド 指導すること(目標)を決める 指導の仕方を決める
ポジティブな行動支援実践の流れ 個人 小集団 クラスワイド スクールワイド 指導すること(目標)を決める 指導の仕方を決める
これからの音楽教育に       求められるもの 義務教育課 秋山 哲夫.
平成19年度地域教育フォーラムin京都   第5分科会 「学力向上アクションプラン」     ~洛西方式Ⅱ~  京都市立洛西中学校 2007,7,31.
思考力・判断力・表現力等の育成に向けて 平成20年12月26日 徳島県立総合教育センター.
初回授業オリエンテーション 理科(生物) 大野 智久.
【演習】 アクティブ・ラーニングの 視点を取り入れた 授業をデザインしよう
学びの出発 学びの再思考 学びの獲得と新たな学びの創出
黒はいや!   白のパンダにして!.
中学校保健体育科 1 改訂の趣旨及び要点 新学習指導要領の趣旨を踏まえた授業づくり 改訂の基本的な考え方 目標の構成の改善 内容の構成の改善
平成15・16・17年度 田辺市教育委員会指定研究校 『情報化社会を生きる児童の育成』
資料「裁判例に見る体罰」を引用した 体罰事故防止研修 埼玉県教育委員会
平成30年度グランドデザイン 学校の教育目標 生きる力 佐伯市立宇目緑豊小学校 ふるさとを愛し、 豊かな心と自ら学ぶ意欲をもち、
「21世紀型コミュニケーション力の育成」研修モジュール A1 概要解説モジュール
平成29年度 名古屋市立日比野中学校グランドデザイン
IT活用のメリットと活用例 校内研修提示資料.
平成23年度 大阪府学力・学習状況調査の結果概要 大阪府教育委員会
教育情報共有化促進モデル事業報告 中学校数学 平成16年1月31日 岐阜県 学習システム研究会「楽しく学ぶ数学部会」
学習指導案の検討会を通し て、 本時の授業への見通しを持ち、 参観の視点をつかむ。
生きる力を育む国語教育 説明的文章の読解を通して 鹿沼市立南摩中学校                 坂井清貴.
平成30年度 ○○○立○○中学校 学力向上プラン(例)
自由席にしています。 資料のある席へお座りください.
仮説演繹法 思考 経験 問題 : あるべき姿と現状のギャップ 課題 : 問題解決のために成すべきこと 問題 19世紀 あるべき姿(予想)
福岡県教育センター ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 研修担当の先生へ ※ ※ ※ ※ ※ ※
学びの出発 学びの再思考 学びの獲得と新たな学びの創出
映像を用いた 「からだ気づき」実習教材の開発
プレゼン資料(進行者用・研修者用)   校内研修会 教師自身の望ましい自己表現.
平成20・21年度 国立教育政策研究所・教育課程研究センター指定
学習指導要領の改訂 全国連合小学校長会 会長 大橋 明.
Presentation transcript:

キーワード 教員も、生徒も、共に「学び合う」 平成24年度 現職教育 キーワード 教員も、生徒も、共に「学び合う」

学習指導要領が変わるのです。 新しい学習指導要領は、子どもたちの現状をふまえ、「生きる力」を育むという理念のもと、知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力などの育成を重視しています。  これからの教育は、「ゆとり」でも、「詰め込み」でもありません。  次代を担う子どもたちが、これからの社会において必要となる生きる力」を身に付けてほしい。そのような思いで、新しい学習指導要領を定めました。 「生きる力」を育むためには、学校だけではなく、ご家庭や地域など社会全体で子どもたちの教育に取り組むことが大切です。  子どもたちの未来のために。 新学習指導要領、スタート。

知多地方教育計画案(知多カリ) も変わるのです。 知多地方教育計画案(知多カリ)             も変わるのです。 平成12年度に消え去った冊子が復活。 臨時免許や少経験者が見て,授業のめあてや流れがつかめるものになる。 「道徳」のカリも復活 サイトもできた。 5科を中心に「探究」「言語活動」「活用」 なぜ「探究」なんだ? 「言語活動」はどのように? どう「活用」すれば?  そこは授業者しだい。

「礎」巻頭言より 「(大府中学校の)子どもたちは素直に反応します。しかし、教師の求める姿以上の姿は見せません。たとえば教師が話を聞いてほしいと強く意識しない場面では、集中して聞こうとはしません。逆に、教師がそう願えばそれに応えてくれます。教師が明るい笑顔で授業をすれば、子どもたちも笑顔で応えます。教師の授業に対する思いを鏡のように映し出す子どもたちでした。教師が高いことを要求すればそれに応えて伸びてゆく子どもたちです」 「この学校が次のステップに進むために必要なことは、子どもたちの現状を変えたいと先生方が思うことです。授業を妨害する子どもはいない。試験の成績も良い。『何か問題があるのか』と先生が思っていては前に進みません」 教師に反応する生徒になっていませんか。 「学ぶ」姿勢を教師が奪っていませんか。

授業から教師も「学ばなきゃ」 グループ等の少人数で意見交換をすると,学習に対する意識が高まるが,時間を費やすことが多いため,場面設定や内容を精選していく必要がある。学ぶ意欲が高まり,楽しく学習に参加できる展開を工夫していきたい。 相手を変えて、何度も繰り返し本文を読むことで、ほとんどの生徒が1時間の授業の中で暗唱することができた。その後の書き取りテストでは、英文を正しく書くことができる生徒の割合が普段のテストより多く、定着度が高いことがわかった。 今年度は どんな「高み」を目指していきますか。

これで,教師の変容が伝わる?  単元や授業の構成は言語活動による発見から,意欲を高められたと思う。しかし,生徒の力と課題を調整することで,言語活動での深まりがより良くなったと思うので,今後修正していきたい。 「言語活動」っていうけど,どんな言語活動でしょうか? 言語活動と「話し合い」は同じではありません。 単純に「言語活動」を取り入れようという発想では困ります。何をもって言語活動というのだろうか一度考えてみましょう。

全教科に課された「言語活動の重視」 より具体的に(教科によって違います) 観察・実験や社会見学のレポートにおいて、視点を明確にして、観察したり見学したりした事象の差異点や共通点をとらえて記録・報告する(理科、社会等) 比較や分類、関連付けといった考えるための技法、帰納的な考え方や演緯的な考え方などを活用して説明する(算数・数学、理科等) 仮説を立てて観察・実験を行い、その結果を評価し、まとめて表現する(理科等) 体験から感じ取ったことを言葉や歌、絵、身体などを使って表現する(音楽、図画工作、美術、体育等) 体験活動を振り返り、そこから学んだことを記述する(総合的な学習の時間、特別活動等) 合唱や合奏、球技やダンスなどの集団的活動や身体表現などを通じて他者と伝え合ったり、共感したりする(音楽、体育等) 体験したことや調べたことをまとめ、発表し合う(家庭、技術・家庭、特別活動、総合的な学習の時間等) 討論・討議などにより意見の異なる人を説得したり、協同的に議論して集団としての意見をまとめたりする(道徳、特別活動等)

「台無しな言語活動」 国語授業で「枕草子」を学習している場面でした。先生が朗読を始められました。   「台無しな言語活動」 国語授業で「枕草子」を学習している場面でした。先生が朗読を始められました。  「春は、あけぼの。そこ、うるさい、静かに。やうやう白くなりゆく山ぎは少し明りて、まだしゃべっている。いいかげんにしなさい。紫だちたる雲の細くたなびきたる」  気持ちは重々わかりますが、朗読中に下線のような注意をしていては、清少納言が悲しむというものです。この方の言語感覚について考えてしまいました。

提案「気軽に授業公開」(3年次) 皆さんに提案です。これらのことをもとにして授業公開や授業参観をしてみるとよいと思うのです。   提案「気軽に授業公開」(3年次) 皆さんに提案です。これらのことをもとにして授業公開や授業参観をしてみるとよいと思うのです。  例えば理科の授業では、実験のレポートを書く作業が取り入れられているでしょうか。実験の結果を発表する時間は確保されているでしょうか。結果の違いがはっきりするように教師は工夫しているでしょうか。時々見受けられる悪い例は、実験だけで授業時間が終了し、結果発表は次の時間で、という授業です。次時では子どもたちが結果をもとに話し合うのではなく、教師がまとめてしまう場合が見受けられます。  算数や数学の授業では、なぜこのような考え方で課題解決ができるのかを子どもたち自身の言葉で説明する活動が取り入れられているでしょうか。考えを比較したり、分類したり、関連付けたりすることで、より思考力・判断力・ 表現力は高まります。最悪の授業は、教師が「この解き方を覚えておきなさい」という授業です。  国語をはじめ多くの教科で話し合い活動が取り入れられていると思いますが、本来の話し合いとなっているでしょうか。意見を述べることができる子どもだけの単なる発表会となってはいないでしょうか。  授業参観では生徒の様子が一番気になると思いますが、このような視点を持つと、授業を見ることがより意味深いものになります。

教科書観の転換について  「報告」においては、質・量ともに充実した教科書とするための改善方策が提言されるとともに、「児童生徒は、教科書に記述されている内容をすべて学習しなければならない」とする、従来型の教科書観について、「個々の児童生徒の理解の程度に応じて指導を充実する」、「児童生徒が興味関心を持って読み進められる」、「児童生徒が家庭でも主体的に自学自習ができる」といった観点から、その考え方を転換していくことの必要性が指摘されており、このことを十分に理解し、適切に対応することが必要である

国語科の重点目標は  国語科の最も基本的な目標は、国語による表現力と理解力を育成することです。「あなたは国語力をどこで身に付けましたか」と聞くと、「学校です」と答える方が少ないと言われます。残念なことです。国語力は学校で養われるべきものです。 「伝え合う力」については、「人間と人間との関係の中で、互いの立場や考えを尊重し、言語を通して適切に表現したり正確に理解したりする力」と定義されています。まさに日常生活で生きて働かなければならない力です。  また、国語科は、言語を手掛かりとして論理的に思考する力や豊かに想像する力を身に付ける教科であると目標 に示されています。国語力がなければ論理的な思考を働かせたり、物事を想像したりすることはできない、新たなものを生み出すこともできないということです。

昨年4月のアンケートから 先生方はどう変容しましたか? 生徒が参加でき,生徒が興味をもって自分から学ぼうとする授業。 「わかった」などの発見,「できた」などの喜びが得られる授業。 自己決定ができる,自己存在が確認できる,考えや思いを共有できる授業。 生徒が活発に活動する授業。 勉強しなくてはいけないと思わせる授業。 知的好奇心を誘発することができる授業。 生徒一人一人が学力を身につけた実感・自信,次への課題意識をもつことができる授業。 生徒が授業を楽しみにする授業で,もっと知りたい,教えてほしいと思う授業。 運動が好きになること。できる,できないも大切だが,それよりも「運動して楽しい」 「汗をかいて気持ちいい」と思える授業。

平成24年度 現職教育 「学びへの挑戦! 楽しく分かりやすい授業への改善と工夫」 平成24年度 現職教育 「学びへの挑戦! 楽しく分かりやすい授業への改善と工夫」 -「探究」「言語活動」「活用」を意識した 生徒が考え,表現し,理解する授業への創造へ-

めざす生徒像 「学びあい,自ら学習しようとする生徒」 「自ら課題を見つけ解決を図る生徒」

めざす教師像 「授業改善に意欲的な教職員」 「生徒のよさや努力を認める教師」 「生徒とともに考える姿勢のある教師」 「自らを磨く努力をする教師」

「学びのある」学校 「生徒一人ひとりの学びを保証する。すべての生徒が授業に参加する。 どの教室も同僚や保護者,地域に開かれている。 教師全員が同僚に授業を公開し,授業での事実をもとに「授業デザインシート」「Thankyouシート」時には授業検討会をする。 保護者や地域住民が授業に参加する。

「授業を変える」学校 魅力ある教材・教具との出会い(導入) 「全員参加の共有の課題」と「ジャンプの課題」 -生徒が考え,表現し,理解する授業への創造-にむけて 【今年の力点】 魅力ある教材・教具との出会い(導入) 「全員参加の共有の課題」と「ジャンプの課題」 ペア活動,グループ活動,コの字型,対立型による学び合い(意味のない話し合いではない) 1時間の授業の中に「学び合い」の場面をつくる。→授業の最後に学んだことをまとめるでもよい

「授業で」 生徒と教師の関わり合いを変える。 -生徒が考え,表現し,理解する授業への創造-にむけて 生徒の意見を「聴く」 生徒同士の意見を「聴き合う」 生徒同士の考えをつなぐ。 生徒から出た疑問を「もどす」  教師は授業のファシリテーター              大事な場面を確認できる。

こんな学校そうない。 (学びの共同体の学校 視察より) こんな学校そうない。 (学びの共同体の学校 視察より)  中学校に赴任して11年います。本当に変わったと思うのは,まず子どもたちを私たち教員が認めるようになったんだな。どうしても,教員が主で,子どもたちが脇役みたいな,そういう感じだったモノが,生徒が主役になったなあ,だから授業で子どもたちを見る視点が変わったし,だからこそ子どもたちも,自分たちが認められている。だから,いろんなこと,意志を持った集団になったなあ。先生に押さえつけられている子どもたちではなくて,自分たちで意志をもっている。でも,そこには責任が伴う。主体的に何かするということは,そこに責任が伴いますから,いろいろ厳しくお互いになっていった。そういうことで最後にですね。代表生徒が言いたかった言葉というのが,「良い学校とは,先生が作るモノではなくて,生徒たちの力で作っていくモノ。」その言葉を聞いたときに,自分もようやく生徒を認めてあげることができたのかな。そして,子どもたちも,先生たちに認められているんだからもっとがんばろう。もっと良い学校をつくろう。自分たちでつくろう。そういう集団になっていったのかな。だから「分らない。」ことをまず教員に聞くよりも仲間に聞く。それでも分らなくても一生懸命考える。先生に負けないぞ。先生に聞くのではなく仲間に聞いて,よし,これを乗り越えてやるって。なんかそういう思いがすごいしたような気がします。ただ,これはいろんな場面で言うのですが,授業で構築されたモノなのか,もともと持っているモノなのかは正直分りません。ただ,授業のなかで,私たち教員が子どもたちを認めて,子どもたちも認められているのが分っているというのが授業で変容していったところかな。そこはすごくそこは絶対だなあと思っています。ですから,やったから絶対そうなのではなくて,まあいろんな集団がいて,その時のチーム力だったり,いろんなことが一気に合わさって,いったということはありますけれども,まあとにかく教員が子どもたちを認めていった。それが一番大きかったのかなあと思います。