地理情報システム論 第11回 GIS による処理技法 アドレスマッチングの利用 空間的分布の特徴の把握
アドレスマッチングの利用 地図検索サービスからの座標値取得 対象が多い時には煩雑 アドレスマッチングによる住所 → 座標の変換 「iタウンページ」のような検索サービスの活用 アドレスマッチングに向いた形にファイルを準備 具体的手順は別紙参照 地理情報システム論 2
空間的分布 地物の分布の特徴 単独でのパターン 集中⇔分散 幾何学的パターン状に分布⇔ランダムに分布 多種の地物との関係 他種の地物に沿って分布⇔無関係に分布 地理情報システム論 3
地理情報システム論 4 空間的分布の特徴の把握 (1) 平均最短距離分析 空間統計ツール/パターン分析 「最も近くにある点までの距離」の平均
地理情報システム論 5 平均最短距離分析・結果の見 方 最短距離の 平均値 地域 面積 から 見た 期待 値 0: 集塊 1: ランダ ム 2.15 :拡 散
地理情報システム論 6 空間的分布の特徴の把握 (2) 分布指向性分析 空間統計ツール/地理的分布特性の算出 点分布の方向性を(確率)楕円で表現 STD=1 の場合 STD=2 の場合入力フィーチャ 68% 95%
地理情報システム論 7 STD (標準偏差)の意味 68% 95%
地理情報システム論 8 空間的分布の特徴の把握 (3) ユークリッド・アロケーション ( Voronoi 図) Spatial Analyst ツール/距離 「なわばり」を作成 ★結果はラスタ形式 ★ベクタ形式の面 データ(シェープ ファイル)に変換す るには 「変換ツール/ラス タ → ポリゴン」を使 用