演習Ⅰ, Ⅱ Ⅰ 自己紹介 Ⅱ ガイダンス Ⅲ 学習の仕方 Ⅳ ミクロ経済学・マクロ経済学の復習
Ⅰ 自己紹介 飯野光浩 1969 年 10 月 19 日生まれ 44 歳 青山学院大学国際政治経済学部卒業 横浜国立大学大学院経済学研究科修士課 程修了 慶應義塾大学大学院経済学研究科後期博 士課程単位取得退学
Ⅰ 自己紹介 研究テーマ 国際経済関係論 開発経済学 国際マクロ経済学 国際経済関係論 → G20 を中心に国際協調に関して、現在 の経済の動きを踏まえつつ、歴史的観 点から分析
Ⅰ 自己紹介 開発経済学 → 二つに分けられる ①理論的分析 → 最先端のマクロモデルと農村・都市 労働移動モデルの融合 ☆新興・途上国経済を分析する際に は、農業部門の存在が重要である
Ⅰ 自己紹介 ②実証的・政治経済的分析 → 中国が台頭する中でのアジアの低所 得国の経済開発と日本の ODA ☆中国の影響力が増す中で、日本の ODA により、低所得国が経済発展し かつ日本の存在感が高められるような 開発援助政策を考察する。
Ⅰ 自己紹介 国際マクロ経済学(理論的分析) → G20 などで通貨安競争により、世界経 済が縮小するというような議論がある。 → 為替レートの減価と比較優位構造の 変化の関係 ☆この問題を最新マクロモデルにより分 析する。
Ⅱ ガイダンス 演習の進め方:毎週火曜に実施 通常のゼミ(毎月第 3 火曜日以外) 時事英語リーディング(毎月第 3 火曜 日の 12 : 00 までに研究室前のメール ボックスに提出)
Ⅱ ガイダンス 通常のゼミ 報告形式:コメンテーター制 報告者とコメンテーターがセットになって 議論を主導する。 → 報告者は自分の担当部分を必ずパワーポ イントを使用して発表する。 → 次に、コメンテーターがその発表内容に 関する疑問点や自分の意見、考えなどを述 べる。 → コメンテーターの発言を受けて、報告者 がそれに対して発言する。
Ⅱ ガイダンス → 次に、報告者・コメンテーター以外の人 からも分からない部分を質問したり、自分 の意見・感想などを口頭で述べて、議論を 深める。 → 最後に僕が議論のまとめをする。 最初のテキスト( 3 年生) 『飯田のミクロ 新しい経済学の教科 書』飯田泰之 → 残りの分担は後ほど発表する
Ⅱ ガイダンス その次は国際経済学のテキスト(具体 的な教材は後日連絡) その後、専門書(できるだけ英語) テキスト( 4 年生) → 卒論のテーマや内容を踏まえて適宜、 指示する。
Ⅱ ガイダンス 時事英語リーディング( 3 年生) Financial Times や The Economist の記事 を全文和訳もしくは要約する。 原則、一か月分を前もって渡しておく ので、各自で和訳(要約)する。用紙 は何でも良いが、大きさは A4 にする。 毎月第 3 火曜日 12 : 00 までに、研究室 前のメールボックスに提出
Ⅲ 学習の仕方 本・資料の読 み方 読む前の準備 目次の確認 → テキストの大まかな内容と書かれてい る順序が分かる → あらすじの理解 はじがき(まえがき)の確認 → そのテキストの目的、執筆動機などが 書いてある。
Ⅲ 学習の仕方 本・資料の読 み方 読み方の種類 (1)すくい読み:文章の大意をつかむ ために、すばやく文章全体に目を通して ざっと意味をすくい取る方法 (2)探索読み:特定の情報を狙って、 重点的にすばやく読む方法 以上は下読みの段階で使用する。 (3)分析読み:学生諸君が必要な読み 方。内容を理解した上でその内容を分析し て、自分の意見や考え方をもつ方法
Ⅲ 学習の仕方 本・資料の読 み方 二度読み方式 下読み → 分析読み ステップ 1 :下読み テキスト全体に目を通して、とりあえず 読んでみる。 目的 (1)どのようなことが書いてあるのか (2)自分にとってどのくらい難しいか をつかむためである。
Ⅲ 学習の仕方 本・資料の読 み方 作業 読み方や意味の分からない語句をチェック する。 注意点 → 片っ端から辞書を引いて調べてはいけない。 全体に目を通して、大ざっぱに内容をつか むことが重要。 → 分からないときは前後関係から推測・類推。 最後にそれでもわからないときに辞書を調 べる。 *英語文献も含む。
Ⅲ 学習の仕方 本・資料の読 み方 ステップ 2 :分析読み マーキング:「大事」とおもうところに 線を引く作業のこと。 機能 (1)理解の強度を高める。 (2)読み返すときの効率性を高める。 仕方 (1)キーワード方式 (2)センテンス方式
Ⅲ 学習の仕方 本・資料の読 み方 ポイント (1)段落を意識する → 「1つの段落に言いたいこと(主張な ど)は1つ」という大原則 (2)主張が現われる位置 → 各段落のはじめとおわりが多い 注意点:いつもそうであるとは限らない。 機械的に応用しないこと。
Ⅲ 学習の仕方 本・資料の読 み方 (3)経済学を学習する際は、どのよ うな仮定の下で、結論が得られたかを 意識することが重要である。 → モデルを理解するときのキーである。 (補足)グラフを見る際は、縦軸と横 軸に取られている変数をきちんと確認 する。
Ⅲ 学習の仕方 プレゼンの準 備と仕方 準備その1 プレゼンの骨格作り 目標規定文と To do リスト:発表の骨子 → 目標規定文:プレゼンの目的 → To do リスト:その目的を説明する
Ⅲ 学習の仕方 プレゼンの準 備と仕方 準備その2 プレゼンの構成 全体の大まかな流れ → 何の知識もない相手にわかりやすく自 分の主張を理解してもらうことに主眼を おく。 重要:発表の目的 → 最初に示すことで、発表の全体像を明 らかにする。 → これから、何をするのかを最初に提示 することで、相手を飽きさせない。
Ⅲ 学習の仕方 プレゼンの準 備と仕方 情報を 1 枚に詰め込み過ぎない。 → 相手がいることを常に意識する。 → 見やすい文字の大きさ トピックセンテンスや重要な情報・ データのみを書く → 具体例は口頭で説明する。 → 全部書くと話を聞いてくれない。
Ⅳ ミクロ・マクロ経済学の復 習 国際貿易で必要な復習 ミクロ経済学 必要な概念 (1)企業行動の復習 利潤最大化行動 費用最小化行動 キーワード)生産関数、限界生産力と 平均生産力、技術的限界代替率、限界 費用と平均費用
Ⅳ ミクロ・マクロ経済学の復 習 (2)消費者行動の復習 効用最大化行動 キーワード)無差別曲線、予算制約線、 限界代替率、代替効果と所得効果 復習ではないが、必要な概念 (3)企業行動における不完全競争 製品差別化と価格差別 ナッシュ均衡
Ⅳ ミクロ・マクロ経済学の復 習 国際マクロ経済学で必要な復習 マクロ経済学 必要な概念 (1) GDP の概念と国際収支 キーワード)付加価値、三面等価、 IS バランス式
Ⅳ ミクロ・マクロ経済学の復 習 (2) 45 度線分析 キーワード)限界消費性向、乗数 (3)貨幣の概念と IS ・ LM 曲線 キーワード)取引需要、資産需要、流 動性選好仮説、金融・財政政策の効果
経済学の有用性 消費税増税の影響を一緒に考える → 使用するツール:部分均衡分析
Ⅲ 学習の仕方 インターネッ トを使用した資料収集 受動的な方法 キーワード検索によるネットサーフィン方式 一般的な方式であり、学習や調査、研究のはじ めの基本的知識や情報を収集するには良い。 問題点:適切なキーワードを識別して検索す ることには困難な場合がある。 → 検索のヒット数が多すぎて、どれが自分に とって重要なのか不明
Ⅲ 学習の仕方 インターネッ トを使用した資料収集 能動的な方法 → 自分から関連のある HP に行き、情報 を収集する。 ピンポイントで自分がほしい情報や データを収集することができる。 問題点:どこに行けばよいのかを認識 することが難しい
Ⅲ 学習の仕方 インターネッ トを使用した資料収集 例) アフリカ: World Bank 、 IMF 中国:上記+ ADB ( Asian Development Bank) 貿易関係:上記+ WTO ( World Trade Organization )
3 年生 テキスト割当て案(ミクロ 経済学) 報告者 コメンテーター 第 1 章 加藤 吉田 第 2 章 庄 堀江 第 3 章 タン 前川 第 4 章 渡邊 加藤 第 5 章 生本 庄