歯と口が支える全身の健康 私たちが普段何気なく行う食事、友人や家族との会話、呼吸、そしてちょっとした顔 の表情の変化・・・、これらは全て、口の中が健康だからこそ出来ることです。 毎日楽しく、そして健康に生活するために、歯と口の健康について考えてみましょ う! 歯と口が担う重要な役割 話す コミュニケーション をとる 表情を表す 歯が健康だと、口元 が若々しくなり生き 生きとした表情に 食べる 生命を守る 呼吸する 口の機能が正常だと 鼻呼吸もスムーズに 脳への刺激 歯や口からの感覚や 運動の刺激が脳を活 性化する ストレスの発散 噛むことで緊張を和 らげるホルモンが増 える だ液の分泌 噛むことでだ液が出て 全身に色々な効果があ る 平衡感覚 しっかりとした歯とよ い噛み合わせで、体の バランスを保つ ☆☆☆ だ液の効果 ☆☆☆ 酵素で食べ物を消化する 歯の汚れを洗い流す 食道や胃の粘膜を保護する 歯のエナメル質保護や再石灰化促進 細菌の発育を抑える 免疫力を強化する 食物の発がん性を減らす 活性酸素の除去 成長を促すホルモンを分泌 する だ液が最も分泌されるのは、噛み始 めてから約 30 秒後と言われています。 1 口 30 回を目標にしっかり噛もう!
歯周病と病気 むし歯や歯周病は、むし歯菌や歯周病菌の増殖が原因でおこる「感染症」ではありま すが、不十分な歯磨きや、不健康な生活習慣が原因となって発祥する「生活習慣病」 でもあります。 歯周病と関係する体の病気 狭心症・心筋梗塞 歯周病菌が動脈硬化を 悪化させる。 細菌性心内膜炎 歯周病菌が心臓の弁膜 や内膜に付着して起き る。 心臓 バージャー病 手足の動脈がつまる 病気。(喫煙者に多 い)発症や悪化に歯 周病菌が深く関係し ている。 手足の先 脳梗塞・脳血管性認知 症 歯周病菌が動脈硬化を 悪化させる。 脳 誤嚥性肺炎 歯周病菌が誤って肺 に入り、肺炎を起こ す。 肺 糖尿病 歯周病になるとイン スリンが効かなくな り、糖尿病が悪化す る。また、反対に、 糖尿病になると炎症 が起こりやすくなり 歯周病が悪化する。 お互いに負の相互作 用がある。 すい臓 早産・低体重児出 産 歯周病菌が作り出 す炎症物質が子宮 の収縮を起こす。 子宮 関節リウマチ 歯周病を治療するこ とが症状が緩和する。 関節 ・・・歯を失う2大原因は、むし歯と歯周 病! むし歯 歯についた食べカス(糖分)を餌に、む し歯菌が作り出す「酸」によって歯が溶 けてしまうことを、むし歯といいます。 食後の歯みがきで餌となる食べカスを残 さないことが重要です! ※そのほかの病気⇒ 不正咬合、顎関節症、口臭、舌痛症など 歯周病 歯垢(プラーク)の中にいる歯周病菌に より、歯を支える歯ぐき(歯肉)や骨 (歯槽骨)が壊されていく病気です。む し歯と同様に適切な歯みがきで口の中を 清潔に保つ必要があります! 歯と口の病気 ・・・歯を失う2大原因は、むし歯と歯周 病! むし歯 歯についた食べカス(糖分)を餌に、む し歯菌が作り出す「酸」によって歯が溶 けてしまうことを、むし歯といいます。 食後の歯みがきで餌となる食べカスを残 さないことが重要です! ※そのほかの病気⇒ 不正咬合、顎関節症、口臭、舌痛症など 歯周病 歯垢(プラーク)の中にいる歯周病菌に より、歯を支える歯ぐき(歯肉)や骨 (歯槽骨)が壊されていく病気です。む し歯と同様に適切な歯みがきで口の中を 清潔に保つ必要があります!
☆ フッ素入り歯みがき粉を使おう ☆ フッ素入り歯磨き粉には、プラーク(歯垢)が 作る酸の量を抑えたり、カシウムなどの再沈着 化(再石灰化)を促進するなどの働きがありま す。 噛んで得られる8つのメ リット 「ひ」 肥満の防止 … よく噛んでゆっくり食べることで、食べ過ぎを防ごう。 「み」 味覚の発達 … 食べ物の形や硬さを実感することで、食べ物の味がよく分かるようになる。 「こ」 言葉の発達 … 口のまわりの筋肉をよく使うことで、あごの発達を助け、言葉の発音がきれいになった り、表情が 豊かになる。 「の」 脳の発達 … 脳に流れる血液の量が増え、脳を刺激するので大人は物忘れを防止することができる。 「は」 歯の病気予防 … よく噛むとだ液が多く出る。 「が」 がんの予防 … だ液に含まれる酵素が食品中の発がん性を抑える。 「い」 胃腸快調 … 消化を助け、食べ過ぎを防ぐ。また、胃腸の働きを活発にする。 「ぜ」 全力投球 … 全身が活発になり、力いっぱい仕事や遊びに集中できる。 よい歯と生活習慣 規則正しい生活 むし歯菌や歯周病菌に負けな いためにも、十分な睡眠と栄 養バランスの良い食事をよく 噛んで食べることが重要です。 また、ストレスは免疫力低下 につながるので、ストレスを ためないようにしましょう。 禁煙 たばこは、歯ぐきの血行を 悪化させたり、だ液の分泌 量を減少させる効果があり ます。ぜひ禁煙しましょう。 また、受動喫煙にも注意し ましょう。 正しい歯みがき 歯みがきは毎食後+寝る前の 合計 4 回、 1 日に 1 回は 3 分以上 かけて丁寧に磨くことが理想 です。歯間ブラシやフロスな どのデンタルケア用品も使用 し、磨き残しのないようにし ましょう。 定期的な歯科検診 歯周病は自覚症状がなく進 行することが多いです。 3 ヶ 月に 1 度程度を目安に、歯科 検診を受け、口内のチェッ クと歯石の除去を行いま しょう。 引用・参考 日本歯科医師会ホームページ テーマパーク LION 株式会社ホームページ くらしに役立つ 情報 ・・・よく噛んで食べる習慣を身に付けよ う!