12 月 1 日は休講にします。 13 日(補講) 第 8 回 ( 11/27 )プレゼンテーションの重要性と注意点。(木曜 日 !! ) 第 9 回( 12/18 )パワーポイントと図の使い方 : レポート ( パワーポイント作成 ) 第 11 回( 12/13 )演示実験を取り入れたプレゼン(番外編)

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12 月 1 日は休講にします。 13 日(補講) 第 8 回 ( 11/27 )プレゼンテーションの重要性と注意点。(木曜 日 !! ) 第 9 回( 12/18 )パワーポイントと図の使い方 : レポート ( パワーポイント作成 ) 第 11 回( 12/13 )演示実験を取り入れたプレゼン(番外編) (補講;土曜日 2 限目 !! )( 311L ) 第 10 回( 12/815 )研究報告書,論文などの書き方 第 12 回( 12/22 )報告書への図の記載方法。 ワープロへの図や写真の貼りつけ方。 第 13 回( 1/5 ) ワードやパワーポイントでのイラストの書き方。 最終レポート提出。 第 14 回( 1/19 )特別演習 ( 技術的な内容に関するプレゼンテーション資料 の作成 ) 第 15 回 (1/26) 最終レポート,特別演習の講評。まとめ。 第 16 回 (2/2) テスト

平成 26 年度 「『想定読者』を意識した説明法・自己教育法」第 9 回授業 平成 24 年 11 月 17 日 情報処理演習室 9. プレゼンテーションの重要性と注意点 大学院工学研究科 物理工学専攻 葛生 伸

先週まで 「想定読者」を考えて書く方法 → 想定読者を考えることによって,自分の理解・知識の整理 わかりやすい説明方法の習得 今週から 口頭による説明方法 書くことと同様の効果 ・・・ 聞き手も「想定読者」とよぶことにする 9.1 プレゼンテーション

口頭による説明 ・短時間で多くの人が情報共有できる メリット ・質問・意見交換できる デメリット ・限られた時間で伝えられる情報に限度がある ・配布資料,議事録などは残るが限度がある

プレゼンテーションの目的による分類 ・講義,講習会など 1. 教育・研修目的のもの ・講演,説明会など 2. 情報発信,普及など 4. 審査など ・企業の採用,人事 ・認証審査 ( IS0 , JABEE など) ・補助金などの採択審査 ・学会発表,業務報告会など 3. 情報共有,意見交換 ・ゼミナール ( 輪講 )

文書による情報伝達とプレゼンテーションの違い 文書 ・一方的。読者が理解できるかどうかは想像するし かない プレゼンテーション ・後で確認が可能 ・相手の様子で判断が可 能 ・準備次第 ・慣れ・余 裕 次に活かすことができ る → 改善 = 自己評価

プレゼンテーションと文書執筆能力の相乗効果 聞いている人を思い浮かべながら書く 文書執筆時 語りかけるような気持ち 書く力の向上 プレゼンの準備してから文書を 書く プレゼン力の向上 相乗効果 文書を書いてからプレゼンをす る ― 両方の経験が大事

プレゼンテーションにおける資料等 メモ取りにくい,後でふり返りに くい 口頭 + 予稿 口頭のみ レジュメ = 内容の概要を示した印刷物 後で振り返りやすい 口頭 + レジュメ レジュメの余白にメモ取りやすい。 聞かなくても概要わか る メモを取りやすい スライド(パワーポイント等) 図,表を含む内容を要領よくまとめ理解しやす い コピーを配布資料として配ると後で確認しや すい 発表者にとっても話しやすい

プレゼンテーションの基本 ・言葉の選択 相手の立場を考えてわかりやすく 冗長にならない範囲で相手のわかる言葉で ・話し方 明瞭な発音で,充分大きな声で,速すぎず ・準備 ・内容,分量 相手が指定時間内で充分理解できるように精 選 わかりやすく,なめらかに,指定時間で終わるよ うに ・時間 指定時間で用意した内容を話せるように

口頭のみのプレゼンテーション ・途中で話の道草・迷子を避ける 一つの内容をまとめてから次に映る ・大切なことは繰り返しいう 大切なキーワードは,いろいろな観点から繰り 返す ・導入 ・論旨を明確に 予め,ノートなどで整理しておく。 最初に何について述べるのかを明確にしておく 慣れない場合はセリフを書く。 ・まとめ 要するに何が言えるのかを簡潔にまとめる

レジュメを用いたプレゼンテーション ハンドアウト 目次に簡単な説明を用いた簡単な配布資料 説明会や講義などで使用 本授業の配布資料など レジュメ 要点を書いてお く レジュメに類似するも の 予稿 学会の講演などに用いる,短い論文 1/3 ~ 4 ページ程度 ← 慣れた人にはレジュメがプレゼン原稿の役 割

学会の予稿など 本文 英文での記載を併記する場合もある 通常印刷物として配布 大きな学会では, DVD で配布するところ も 指定されたスペースに指定された形式 内容 目的,方法,結果,考察,まとめなどを簡 潔に 題名,講演者氏名,所属,(メールアドレ ス) 図表を付ける場合もある

学会予稿の例 応用物理学会の形式 現在は,別の形 式

スライドの使用 パワーポイント以前 ビラ : 模造紙に書いたデータをめくって 説明 現在では,パワーポイントを用いるのが一 般的 スライド : スライド投影機で投影 オーバーヘッドプロジェクタ パワーポイントがない場合 pdf ,ワードなどで全画面表示機能を使用

スライド作成の注意点 一つのスライドにあまり多くのことを書きす ぎない ビジュアル化 ← 大きめの文字を使用 ・体言止め,単語,「 ― 」「・・・」「 → 」 「⇒」等の活用 ・囲み,図形的な配置などの工夫 ・説明順に表示していく(アニメーション機 能) ・図,イラストの活用

ポスター発表 展示会形式の発表 メリッ ト 一枚のパネル(ポスター)を展示 ・一度にたくさんの発表が可能 ・個別に詳しく聞き,意見交換・討論できる → 来た人に個別に説明 デメリッ ト ・興味ある人しか聞かない,聞けない ・発表者は他の発表を見られない

ポスターの例 一枚のパネルに報告 内容をまとめる

決められた時間内でのプレゼンテー ション 決められた時間内で発表することが重要 ・他人の貴重な時間を頂く ・次のスケジュールに影響する場合も ・学会発表,講義など 他のセッションとの関 係 次の授業,授業担当者へ迷惑 帰りの時間 etc. ・会議でも時間厳守が原則 ⇒ 日頃から時間厳守の習慣をつけることが大 切

聞く人の方を見て話をする 聞き手の様子を確認しながら話をする ・聞き手の理解の様子を確認しながら話 す ・理解度の確認 理解度に応じてペースを調整 ・話すときには相手を見て話すことが肝心 スクリーンを見て話す人が多い ⇒ 聞き手に対して失礼

プレゼンテーション能力の向上の意義 就職力の向上 相手に説得力ある話し方 ・「立て板に水」である必要はない ・相手の立場を考えた話し方 ← 「想定読者」考えて,書く・話す訓練 素朴な話方の方が好感を持たれることも 社会人になってから必要な能力の育 成 企画力・交渉力などの向上に結びつく ⇒ 仕事ができる 決められた時間で仕事を処理する能力

今後の授業の予定 第 10 回 パワーポイントと図の使い方 第 11 回 研究報告書,論文などの書き方 第 12 回 報告書への図の記載方法 第 13 回 イラストの書き方(最終レポート提 出) 最終レポート問題 この授業で学んだことで,一番大切だと思うことを高 校 1 年生を想定読者にして A4 用紙 1 枚にまとめよ。 第 14 回 特別演習(プレゼン資料の作成) 第 15 回 最終レポート,特別演習の講評,ま とめ 第 16 回 期末テス ト

まとめ 1. 特別演習に対する注意 2. プレゼンテーションの種類,方法などの 説明 3. プレゼンテーション能力向上のメ リット 社会人として,必要な能力の向 上 ← 「想定読者」を考えて書く・話す ← 時間を守れる習慣・能力の育成

今後の授業予定 第 8 回 ( 11/27 )プレゼンテーションの重要性と注意点。(木曜 日 !! ) 第 9 回( 12/18 )パワーポイントと図の使い方 : レポート ( パワーポイント作成 ) 第 11 回( 12/13 )演示実験を取り入れたプレゼン(番外編) (補講;土曜日 2 限目 !! )( 311L ) 第 10 回( 12/815 )研究報告書,論文などの書き方 第 12 回( 12/22 )報告書への図の記載方法。 ワープロへの図や写真の貼りつけ方。 第 13 回( 1/5 ) ワードやパワーポイントでのイラストの書き方。 最終レポート提出。 第 14 回( 1/19 )特別演習 ( 技術的な内容に関するプレゼンテーション資料 の作成 ) 第 15 回 (1/26) 最終レポート,特別演習の講評。まとめ。 第 16 回 (2/2) テスト