愛着理論を中心 に精神分析理論の 再編: サンドラーから アンナ・フロイトセンター を引き継ぐ 愛着理論を中心 に精神分析理論の 再編: サンドラーから アンナ・フロイトセンター を引き継ぐ MentalizationMentalization → 関係性と相互性.

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キー・コンピテンシーと生きる 力 キー・コンピテンシー – 社会・文化的,技術的道具を相互作用的に活用する力 – 自律的に行動する力 – 社会的に異質な集団で交流する力 生きる力 – 基礎・基本を確実に身に付け,いかに社会が変化しようと, 自ら課題を見つけ,自ら学び,自ら考え, 主体的に判断 し,行動し,よりよく問題を解決する資質や能力.
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第4章 何のための評価? 道案内 (4) 何のための評価? ♢なぜ教育心理学を勉強するか? (0) イントロダクション ♢効果的な授業をするために (1) 記憶のしくみを知る (2) 学習のしくみを知る (3) 「やる気」の心理学 ♢生徒を正しく評価するために ♢生徒の心を理解するために (5)
社会システム論 第 1 回 システムとは何か 大野正英 経済学部准教授. この授業のねらい 現代社会をシステムという視点から捉 える。 社会の複雑さをシステムというツール を用いることによって、理解する。
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カウンセリングナースによる 新しい治療システム -ストレスケア病棟での治療体験と カウンセリングナースの導入- 福岡県大牟田市 不知火病院 院長 徳永雄一郎.
第5章 子どもは心をどのように 理解するか? 道案内 (5) 子供は人の心をどう認識するか 1 準備 (0) 授業を始める前に (1) 発達心理学とはどんな学問か? (2) なぜ発達心理学を学ぶのか? 2 知覚の発達 (3) 子供に世界はどう見えるか 3 認知の発達 (4) 子供はものごとをどう認識するか.
広義の自閉症と考えてよい。 知的障害のある「自閉症」「非定型自閉症」と、知的障害のない「高機能自閉症」「アスペルガー症候群」などがある。
発達障害と統合失調の類似性 原因を求めれば発達障害が増える
茨城県立美浦特別支援学校 特別支援教育コーディネーター 石川裕香
「ストレスに起因する成長」に関する文献的検討
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第5章 子どもは心をどのように理解するか?.
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教育心理学 学習と認知プロセス 伊藤 崇 北海道大学大学院教育学研究院.
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ⅩⅠ 落着きのない子供たちの理解 ADHDと思われる子どもに 関わる教師や保護者の悩み 診断名は別として
      特別支援学校 高等部学習指導要領 聴覚障害教育について.
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自律学習と動機づけ 教育心理学の観点から 2011/2/19 上淵 寿 (東京学芸大学).
「存在の肯定」を規範的視座とした作業療法理論の批判的検討と 作業療法・リハビリテーションの時代的意義 田島明子
教育心理学 第7回 子どもの発達(6): 社会性の発達.
私たちはどうして虐待をしてしまうのか? 誰もが利用者の生活が豊かになることや社会参加を願って福祉の仕事に就いていると 思います。初めから虐待しようなんて思って仕事に就いている人はいないはずです。 ○愛情というエネルギーはとても大きい →自分の思うようにいかないと怒りになります。 ○自己欲・支配欲のエネルギーはとても大きい.
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「カウンセリングナースの役割と 教育システム」
第6章 子どもを愛すること ー感情と愛着の発達ー
第4章 子供はものごとを どう理解するか?.
第2章 なぜ発達心理学を学ぶのか?.
神戸大学医学部附属病院 リエゾン精神専門看護師 古城門 靖子
介護予防サービス・支援計画表 記入のポイント.
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図15-1 教師になる人が学ぶべき知識 子どもについての知識 教授方法についての知識 教材内容についての知識.
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感覚運動期(誕生~2歳) 第1段階 反射の修正(出生~約1ヶ月) 第2段階 第1次循環反応(約1ヶ月~4ヶ月)
*:「自己理解・自己成長プログラム」を含む B:ベーシックコース、E:エキスパートコース、P:プロフェッショナルコース
未病はなぜよくならないのか? 医療者の問題 ① 未病をみることができない ② 健診に携わる医師や総合内科医の不足 ③ 患者さんとの意思疎通力の不足 患者さんの問題 ① 未病の概念をしらない ② 「薬」に対する絶大な信仰心.
浜松医科大学附属病院・磐田市立総合病院 チャイルド・ライフ・スペシャリスト 山田 絵莉子
メンタルフレンドについて 福島大学総合教育研究センター   中野 明德.
2010応用行動分析(3) 対人援助の方法としての応用行動分析
・特別支援教育について ・発達障害等の特性 ・教育環境等の整備
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愛着理論を中心 に精神分析理論の 再編: サンドラーから アンナ・フロイトセンター を引き継ぐ 愛着理論を中心 に精神分析理論の 再編: サンドラーから アンナ・フロイトセンター を引き継ぐ MentalizationMentalization → 関係性と相互性

 ニューヨークにおけるスピッツの研究  ロンドンにおけるボウルビィの研究 ボウルビィ、J ボウルビィ、J 「母性的ケアと精神保健」 50 年代後半に批判を受ける 50 年代後半に批判を受ける 1969 「アタッチメント」を公刊しはじめる 「アタッチメント」「分離」「喪失、悲哀、 モーニング」 「アタッチメント」「分離」「喪失、悲哀、 モーニング」  マーラー、M・S.の研究  マーラー、M・S.の研究 共生精神病・分離個体化そしてスターンらの研究へと

Bowlby,John ( ) イギリスの医師で精 神分析家、第二次世 界大戦で孤児院での 臨床研究から、子ど ものホスピタリズム などを研究して、母 子愛着の理論を体系 化して示した。

 愛着とは特定の対象に対する接近や接触を求 めること:そしてその反応を環境側が提供す ること。  ストレンジ状況での Ainsworh の実験 子供 母親 見知 らぬ 人

 子供と母親の愛着がその反応として理解でき ると考える( Bowlby-Ainsworth) グループ A : Insecure-Avoidant つまり不安定で回避的なタイプ グループ B: Secure つまり安定的タイプ グループ C : Insecure-Resistant/Ambivalent つまり不安定で拒否的 / 両価的 グループ D : Disorganaized/Disoriented つまり混乱タイプ こうした子供たちがいる。

母 子 他者 あらゆる関係 の基盤に三角 関係がある= 父親と母親と 子ども、母親 と兄妹など。

 まなざしが表情と結び付く発達  微笑み⇒人見知りまで 臨床とまなざし 微笑み⇒自閉 人見知り⇒対人恐怖

 ブタペストで学び、フェレンチィに加わる。  年 フロイトから分析を受ける  年 パリ精神分析研究所教授、その間 ヴューラー夫妻から心理学の指導を受ける。  38 年亡命、ニューヨーク精神分析研究所へ、 さまざまな発達の研究を行う ルネ・スピッツとローウェンシュタインら、ソシュールと

感情的なときに頭を振る運動 頭部転位運動(消極的) 情動開放的 探索行動によって口や口唇定 位反射を行う(積極的) 緊張放出のための努力 生理的 愛情対象の 禁止の同一 視(発見) や模倣 対象関係的意味的 NO YES

1. 対象のない(不鮮明な)段階:生後 2 ヶ月 知覚と内受容器系に対する刺激 2. 対象の前段階: 三ヶ月微笑反応=第一組織因の形成指標 人間の顔の知覚ができるようになる 3. 真の対象関係の成立: 八ヶ月頃の人見知り反応=第二組織因の指標 そして 15 ヶ月頃、第三組織因としてNOという 積極的拒否ができるようになる。

生後 15 ヶ月から 30 ヶ月の子どもの施設症 1. 抗議 protest の段階: 「激しい悲しみ、大泣」 から子どもはいくら世話をしてもらっても医 者や看護婦を受け付けない。 2. 絶望 despair の段階: 「なくなった母親に心を 奪われている」、打ちひしがれ、悲しまなく なる。 3. 無関心 detachment の段階:社会性が復活す るためにしばしば回復と誤解されるが、母親 が尋ねてくると、「母親を知らないかのよう に振る舞う」

 目を向ける、目をかけること で、私たちの愛着は確認でき る。  目を向けて顔を読むことで、 私たちの心が成長していく。  相手の具合を考える=発達の 重要な要因になっている。

 スターン( )が行った乳幼児の研究 によって乳幼児の主観的な世界が描かれたこと で、子供と母親の相互作用を治療的に用いる研 究⇒精神分析の実践 Boston Process of Change Study Group に(『解釈を越えて』)  新生自己 - 中核自己 - 主観的自己 - 言語的自己 - ナ ラティブ自己といった層化した自己を考えた。  さらに社会的自己とプライベートな自己、そし て否認された自己の三つの側面からその人の在 り方を捉えなおす提案をした。 ⇒精神分析の実践では関係性の一致と不一致

 生きた瞬間 L- モーメント:特定の相互作用の 瞬間、現実における生の経験  瞬間の記憶 M- モーメント: L- モーメントが記 憶の中で符号化されたもの。エピソード記憶  瞬間の概括化された表象 R- モーメント:機能 的にカテゴリー化された表象。乳児は経験の 不変特性を見つけ、カテゴリー化し、プロト タイプを作る。 プロトナラティブを精神分析の実践のなかで実 現させるために、表象を形成していく継時的な プロセスを臨床と見なした⇒関係精神分析

 赤ちゃんがまなざしを向けて、対象をにんち できるようになってくると母親の表情を承認 、認識の基盤につかっていることがわかる。  相互にまなざしでやりとりしているとき → STILL FACE を導入する 赤ん坊が期待していた承認を得られなくなる → 反応が徐々になくなる まなざしの交流が乳児において大事だという ことがわかる実験 → 相互交流とまなざし

 Burnner が指摘した「共同注視」のプロセ スは、情緒と知的な発達の重要な指標にな っている。  共同注視テストによって、さまざまな障害 の差があぶりだせると考えられており、特 に自閉症スペクトラム障害では、共同注視 が著しく低下するということになっている 。  心の理論=相手に心があるという理解=メ ンタライゼーションの発達の指標の一つ

日本の浮世絵を 用いて、共同注 視から、共に視 ることの臨床的 な関係までを取 り扱った研究

therapist 子供 重なる場所 play ariea

もの 母 子 他者 あらゆる関係 の基盤に三角 関係がある= 父親と母親と 子ども、母親 と兄妹など。

風流には嫉妬はない。 利己的なものもない。 没我的であり、非人工的なものである。 武者小路実篤  ともに見ている感覚のなかには、どちらかという と互いに見る=承認するという感覚がかけている ことが多い  ともに見る同時にお互いを見るという関係が相互 に移行的に発展していくことが望ましいと考えて いる。  西洋では一人で見ることからお互いを見ることが 愛情表現の重要な移行と考える傾向がある。

 互いに見る機能 見つめあう発達のプロセスでは、最初に模倣 をする=ミラーニューロンを使って、相手に 合わせる=じっとみることで、共鳴する → 模 倣、学習 + 共鳴 見つめあう発達のプロセスでは、最初に模倣 をする=ミラーニューロンを使って、相手に 合わせる=じっとみることで、共鳴する → 模 倣、学習 + 共鳴  何かを一緒に視る機能 共同注視=共視体験は、それを見ることで観 察する能力を上げる=共に視ることで一緒と いう感覚を強める。 共同注視=共視体験は、それを見ることで観 察する能力を上げる=共に視ることで一緒と いう感覚を強める。 → 発達は共鳴から共感を生み出すように進んで いる。思考と情緒で心の理論ができていく。

 バロンーコーエンの詳細な調査によって、 自閉症の子供がもっとも苦手な認知は、 joint-attension によって生じるメンタライ ゼーションであることが分かっている。  メンタライゼーションは、 Fonagy らによれ ば、境界例パーソナリティ障害において、 治療的に最も重要な要素であると考えられ るようになっている。 ⇒愛着ベースの心理療法は、相手の心とどの ように交流するかを考える心理療法である。

 思いやりの段階=抑うつポジション(クライ ン): Winnicott が指摘した段階。クラインの 精神分析では子どもが抑うつ的になるポジシ ョンを発達の一部にとらえたが、彼は子ども が無慈悲な状態から思いやりを持つ段階と呼 び変えた。  他人の心モデル(心の理論ともつながってい る): Fonagy は現代の精神分析を総括しなが ら、人の発達において最も重要なことは愛着 を基盤にしながら、他人の心を思うことであ るとした(メンタライゼーション)。

Non-secure base 安全ではない Incongruent/unmarke d contingent mirroring Incongruent/unmarke d contingent mirroring 一貫しない照らし返 し 一貫しない照らし返 し Disorganized Attachment and Self ばらばらな愛着 ばらばらな愛着 Teleological stance Enfeebled Affect representation and Attention control systems Enfeebled Affect representation and Attention control systems 情動表現が乏しい 情動表現が乏しい Controlling IWM Failure of Mentalization Psychic equivalence Lack of playfulness 遊びがない Trauma: Early or late トラウマ Arousal ‘switch’ Pretend mode The Alien Self

幼児の心的状 態についての 表象 心理的自己の核 内在化 推測 愛着対象 幼児

境界例の治療における原則  メンタライゼーションを高める mentalization  情動とその表象の間のギャップを橋渡 しする。  ほとんど現在の精神状態でワークする  患者の欠損を頭に置き続ける。 治療を構造化しつつ、目標を明確に定めること で治療関係に「愛着」を再構築するようにする。

 夫婦仲が悪く、子供(特に中の悪い異性) に対して愛情がわかない  親から虐待を受けてきたのでそれが愛情だ と思っている、相手の気持ちは考えないで よいと思っている  同居家族、日本では嫁姑が多いが、夫婦の 関係が親密さを維持できず、つねに子供が 自分の子供と思えないような状況が繰り返 されている。  親自身が病気で思いやりや養育の余裕がな い。

幼児の心的状 態についての 表象の欠如 異物 内在化 失敗した投影 愛着対象 幼児

異物が自己の中にある他人が異物と知覚される 知覚された他者 自己表象 自己が一貫性がない という体験をもたら す 知覚された他者 自己表象 他人が異質な対象と して認知される 外在化

心的状態につ いての表象 推測 愛着対象 幼児 解釈 治療者は患者の状態を推測して、 それを解釈する

 情動の適切な表現を発見し手、表現する。 Identification and appropriate expression of affect  安定した内的表象を発達させる Development of stable internal representations  一貫性のある自己の感覚を形成する Formation of a coherent sense of self  安定した関係を形成する能力を形成する Capacity to form secure relationships