菜根譚 500年前の中国で書かれた 道徳を厳しく守るものは 短い人生の間寂しいだろう しかし権力にこびへつらった者は 未来永遠に寂しい名前を残すだろう 対句が見事だ 自分を曲げなければ仕事も金も減る しかし自分を曲げて金や地位を得ても 永遠に悪名が残るだけだ
暴風雨には鳥がおびえている 晴れた日は草木も喜んでいる だから天地は一日だって平和がなければいけない 人の心も一日だって楽しい気持ちがなければいけない
うまくいっているときは失敗しやすい ちょうしにのるな うまくいかないときはあきらめるな 明日どんないいことがあるかわからない
世の中に鳴り響くような 功績があっても おごりたかぶる気持ちが あったら帳消しになるのだ 長い間蛇蝎のごとく嫌われ て 60を過ぎて初めて 賞をもらった 誇らしくないと言えば嘘だ しかし思い上がったら もらわない方がましなのだ
天まで届くような罪を犯し ても 「悔(悔い改める)」とい う字があれば消え去ってし まう 菜根譚 非常にキリスト教的だ おれおれさぎに引っかかっ て深く後悔し自殺する 老人がいる キリスト教の信仰があれば 神様に罪の赦しをお願いす る 日曜の礼拝ごとに牧師が神 の言葉を伝えて罪は許され る それは何をやっても赦され る危うさがあるが いつまでも後悔する 必要がない
やり尽くさない
家庭や日常生活が大事
和顔愛語
叱り方
厳しすぎるな
自分で人生を苦しくするな
怒りと欲望をコントロールする 方法