守谷市協働事業 国連「障害者権利条約」批准2013/12/5

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平成 27 年度「東日本大震災からの復興を担う専門人材育成支援事業」 事業計画概要 (様式1)(別紙 4)① 「事業名」(学校名) 実施体制イメージ図 参加・協力機関 ○ イメージ図や協力機関等を記載して、実施体制をわかりやすく記載する。 ※代表機関には下線を引くこと。 参加・協力機関: ○○ 機関.
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校内研修会資料 キャリア教育の理解と実践に向けて 児童生徒の自立を支援する 「みやぎキャリア教育プラン」 校内研修会資料 キャリア教育の理解と実践に向けて 児童生徒の自立を支援する 「みやぎキャリア教育プラン」 宮城県教育研修センター 平成 19 年度キャリア教育研究グループ.
守谷総合人生大学 (生涯学習の仕組み、学校教育法上の大学ではな い) の創設 グループ提案 会田榮光、片桐真奈美、古橋俊夫.
1.現 状 ○ 発達障害は、人口に占める割合は高いにもかかわらず、法制度もなく、制 度の谷間になっており、従来の施策では十分な対応がなされていない ○ 発達障害に関する専門家は少なく、地域における関係者の連携も不十分で 支援体制が整っていない ○ 家族は、地域での支援がなく大きな不安を抱えている 2.発達障害者支援法のねらい.
今さら聞けない 2015 報酬改定の見方 (受講者用メモ) 沖縄フォーラム 2015 分科会. 経営実態調査 基本報酬の増減に大きな影響 費用対効果の甘い事業は減額 ポイン ト1.
特別支援教育につい て. 「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」 ( 文 部科学省 答申) <特別支援教育の在り方の基本的考え方> 特別支援教育とは、従来の特殊教育の対象の障害だ けでなく、LD、ADHD、高機能自閉症を含めて 障害のある児童生徒の自立や社会参加に向けて、そ.
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平成28年度 就労支援部会活動計画 1 1 就労支援部会 2 就労支援の課題 3 平成28年度活動計画
平成26年度大阪府通所支援事業者育成事業 事業所アンケート結果
茨城県立美浦特別支援学校 特別支援教育コーディネーター 石川裕香
生活困窮者自立支援法案について 資料(2)-2 法案の概要 施行期日 平成27年4月1日
子ども達への科学実験教室の運営方法論 -環境NGO「サイエンスEネット」の活動事例をとおして- 川村 康文
ノーマライゼーションかしわプラン策定に向けた基礎調査について
〈参考〉 自立訓練(機能訓練)事業の運営上の特徴について
資料3 事例紹介(抜粋) プロフィール(抜粋) 1.氏名・性別・年齢: T.Tさん 男性 22歳
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情報社会の影の部分の実態と 求められる情報教育
身近なエコ活動と地域資源を 活かした環境教育
新しい学習指導要領 特別支援学校学習指導要領改訂、 移行措置等について
進学型専門高校 都立千早高等学校 平成23年8月18日 平成23年度進路指導研修会
総合学科における インターンシップの取り組み
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大分県立宇佐支援学校 グランドデザイン (平成28年度版)
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18歳選挙権にむけて 選挙出前授業・模擬選挙事例 平成27年12月1日 東京都選挙管理委員会事務局.
重症心身障害児者等 支援者育成研修テキスト 5 ライフステージにおける支援① 各ライフステージにおける 相談支援に必要な視点
茨城県つくば市立茎崎第一小学校 校長 大塚 隆幸
「就労支援に係る相談支援機関」 障害者就業・生活支援センター 障がい者 自立・安定した職業生活の実現 雇用と福祉のネットワーク 福祉施設等
事例紹介(抜粋) ・特別支援学校高等部卒業後、近隣のB事業所へ2年通うが、トラブルを起こし、平成25年4月に退所。現在まで自宅で過ごしている。1か月経過した頃から「外出したい」と言うようになり、やり取りの中で不安定になる様子も見られ始め、支援に限界を感じ始めた。母が市役所へ相談。市役所は計画相談の対象として、市内のC相談支援事業所に計画相談の依頼を行う。C相談支援事業所はMさん・母と数回面接を実施し、サービス等利用計画を作成。Mさんの特別支援学校の同級生が3名いるK生活介護事業所を日中支援の場として調整を
A型事業所の利用者サービスの質を高めるために ~「はたらくNIPPON!計画」 A型フォーラムin福岡~
平成12・13・14年度 文部科学省教育研究開発学校指定
<校訓> つよく・あかるく・たくましく 【目指す宇佐支援学校の児童生徒像】
知的障害のある人たちの実習と学生の教育を組み合わせたキャリア開発プログラム
農業生産法人インターンシップ 実施報告.
特別支援教育 障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち,児童生徒一人一人の教育的二一ズを把握し,その持てる力を高め,生活や学習上の困難を改善又は克服するため,適切な指導や必要な支援を行うものである。 (「特別支援教育を推進するための制度の在り方について」平成17年12月8日.
軽度発達障害の理解 中枢神経系における脳の機能障害である。 → 脳の発達の遅れ
西武池袋線「大泉学園」駅北口より徒歩約5分
地域ネットワークを構築 相談支援事業が核 甲賀地域障害児・者サービス調整会議(甲賀地域自立支援協議会)の運営 図3 約80機関で構成
協働事業のあらまし 特定非営利活動法人 シニアボランティア経験を活かす会.
輝いて、自宅で ~終わりよければすべてよし~
組織論による特色ある カリキュラムの理論と実際 第11回 特色あるカリキュラムづくりの理論と実際 兵庫教育大学大学院 教授
人生 年時代を 楽しんで生きる 100 試作品 ●●市●●在住 ●●さんの場合 わかりやすく、 地域活動のリアリティを もたせるために、
教育センターにおける エネルギー環境教育講座実施の実態 ( 川村先生)
茨城県つくば市立茎崎第一小学校 校長 大塚 隆幸
平成29年度 埼玉県立熊谷特別支援学校グランドデザイン
別紙1:政策学部のカリキュラム ■積み上げ型政策学教育 [基本教育] [導入教育] 大学院進学
「シーズ・ニーズマッチング交流会2018」開催のお知らせ
県立特別支援学校羽生ふじ高等学園~生徒の成長物語~
SCS研修「高等教育における障害者支援(2)」 国際的な障害者の権利保障と教育
平成30年度グランドデザイン 学校の教育目標 生きる力 佐伯市立宇目緑豊小学校 ふるさとを愛し、 豊かな心と自ら学ぶ意欲をもち、
愛知県新しい公共支援事業基金事業「成果普及啓発事業」
資料3 誰もが親しめる 市民スポーツの充実 佐賀市教育委員会 スポーツ振興課.
平成29年度 名古屋市立日比野中学校グランドデザイン
発 達 障 が い 児 者 支 援 に 関 す る 主 な 取 組 平成30年度当初予算 218,554千円
発 達 障 が い 児 者 総 合 支 援 事 業 平成29年度予算 218,128千円
宇佐支援学校 学校評価実施計画 改善 教職員自己評価 自分らしく 生活する 子ども 保護者・ 地域から 愛される 学校 のびのびと 過ごせる
守谷市協働事業 国連「障害者権利条約」批准2013/12/5
より多くの若者が活躍できるために ー若者就労支援現場の課題からー
守谷総合人生大学 (生涯学習の仕組み、学校教育法上の大学ではない) の創設
【参考】民間有識者からの主な意見について
地域療育センターによる発達障害支援にかかる 障害児通所支援事業所への助言・支援について
文脈 テクノロジに関する知識 教科内容に関する知識 教育学 的知識
2019年度 すべての教職員のための授業改善研修 本研修の背景とねらい
メンタルフレンドについて 福島大学総合教育研究センター   中野 明德.
特別支援教育総合推進事業 特別支援教育 推進員 高等学校 1(新)特別支援教育総合推進事業【4,752千円】 県教育委員会 特別支援学校
香芝市の生活困窮者支援の現状と課題解決に向けて
「岩手の教育」を実現するため、     教員の指導力向上を図る研修・支援・研究を推進する.
・特別支援教育について ・発達障害等の特性 ・教育環境等の整備
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守谷市協働事業 国連「障害者権利条約」批准2013/12/5 守谷市協働事業 国連「障害者権利条約」批准2013/12/5 スマイル・プロジェクト  ~笑顔あふれる学びの里~

青年の現状と課題は何か? 失われた10年から、さらに10年が過ぎて現在、青年を取り巻く環境は厳しさを増しています。 就職難「超氷河期」 就職難「超氷河期」  ニート 引きこもり 離職率「ブラック企業」 地域での孤立 マスコミ用語を→科学的にアプローチ→ 障害 

発達障害・知的障害の青年たち LD(学習障害) AD/HD(注意力欠陥・多動性障害) 高機能広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)     〃    〃    (アスペルガー症候群) 特別支援学校高等部卒業後の進路 社会的適応力・人間関係を学ぶ場   生活訓練・就労移行支援「専攻科」

       「専攻科」とは・・・             (HPからの抜粋)   現在、支援学校の高等部卒業後の進路として、就職か福祉的就労しかありません。これはきわめて限定的であり、進学の選択肢がないということです。  しかし、いま全国各地には新たな第三の選択肢である「学びの場」が誕生しています。その一つが「専攻科」で、「ゆっくりじっくり学びたい、学ばせたい」願いを実現させたのが「専攻科」なのです。

「もりや学びの里」に青年の笑顔あふれる スマイル・プロジェクト 「もりや学びの里」に青年の笑顔あふれる      スマイル・プロジェクト               「専攻科」という名の学校を創設 (法規的には「学校」でなく、「障害者総合支援法」の障害者福祉サービス) 対象:発達・知的障害者  定員:5~6人      福祉型専攻科の実践例 神戸市にある「エコールKOBE」 神戸大学発達科学部でのキャンパス交流 Posted on 2013年11月14日 パネル発表、歌とダンスの交流で大いに盛り上がる!

私たちの目指す実践例 福祉型事業専攻科「エコールKOBE] 私たちの目指す実践例    福祉型事業専攻科「エコールKOBE] 「自立訓練(生活訓練)事業」の目的である「自立した日常生活又は社会生活を営むことができる」ことをめざします 特別支援学校の高等部を含むこれまでの教育成果を引き継ぎ、青年期に見合った教育(訓練)を学園の理念に基づき行うことをめざします 様々な社会的体験を深め、「主体的に・豊かに・楽しく」の理念の生かし、将来の社会的自立にゆっくり、ゆったり備えることめざします 一人一人の個性、障害の特性を活かした進路指導、進路実現をめざします

時間割表 ・・・・・・・・・ ・・・・・・カリキュラム表 時間割表 ・・・・・・・・・               ・・・・・・カリキュラム表

「茨城の専攻科を考える会」 特定非営利活動法人の申請中 11月13日 設立総会実施 活動内容 1障害者問題の研究・実践 2学習会などの開催         11月13日 設立総会実施 活動内容 1障害者問題の研究・実践 2学習会などの開催 3先進国視察(韓国視察:映画監督同行取材)

教育年限延長についての 保護者意識調査 「障害者の特別支援学校高等部卒業後の教育年限延長に関する意識の調査研究」 研究の課題・目的 教育年限延長についての               保護者意識調査 「障害者の特別支援学校高等部卒業後の教育年限延長に関する意識の調査研究」            研究の課題・目的 健常の青年たちの多くが大学に進学する時代にあって,18歳以降の進学例が少ない特別支援学校(特に知的障害)の現状について,保護者はどのように考えているのか。それを知るために,保護者へのアンケート調査を実施し,教育年限延長へのニーズを明らかにした。

大学等進学率の比較 進学の格差 ・通常高校2011.3卒 大学等54.4%、専修学校16.0                 2011,5.1.文科省学校基本調査より ・通常高校2011.3卒         大学等54.4%、専修学校16.0 ・特別支援学校            大学等 2.7%、専修学校 0.3% ・障害別 (ろう:39.8 %、2.4% 盲:22.3%、0.2% 病弱:6.7% 4.6%  肢体:1.6 % 0.3% 知的:0.5 % 0.1%) 進学の格差 • 障害があることによる格差 • 障害種別による格差

高等部卒業後の進学について 業後の進学 は必要か 1)高等部卒 • 「はい」 74% (297人) • 「いいえ」 11%) • 「はい」 74% (297人) • 「いいえ」 11%) ・無・無効回答 7%

アンケートの結果 親御さんの気持ち 高等部卒業期に生徒が大きく変わりもう少し教育の機会があれば大きく成長することへの期待 アンケートの結果              親御さんの気持ち 高等部卒業期に生徒が大きく変わりもう少し教育の機会があれば大きく成長することへの期待 健常者なら当たり前のように大学や専門学校に進学する時代に、障害があるのに18歳で社会に出るのは早すぎるのではないか 仲間と楽しいことの経験、無駄と思える時間でも悩み失敗しながら自分像をゆっくり描いて欲しい

2「専攻科」を考える学習会 県内の特別支援学校の保護者・福祉・教育関係者が多数参加                 2013.10.6

3「専攻科」先進国視察 ~韓国の旅~ 専攻科の視察と交流         ~映画撮影の様子~

守谷に学び舎を! それが スマイルプロジェクト        守谷に学び舎を!   それが スマイルプロジェクト     ~すべての青年に学びの場を~ 守谷市との協働        施設設備の確保 NPO法人との協働      事業の運営・継続・                     費用対効果も期待 2013年「障害者権利条約」批准  インクルーシブ(排除しない)守谷市誕生  イメージアップ→「住みたい街」ランクUP