NPO法人日本タイムマネジメント普及協会

Slides:



Advertisements
Similar presentations
J.Kominato 個別ケアプラン作成の留意点 個別ケアプラン作成の留意点 J.Kominato.
Advertisements

学習目標 1 .セルフマネジメントモデル,学習援助型教育とは何か を理解する. 2 .セルフマネジメント支援のために必要な構成要素につ いて理解する. 3 .セルフマネジメントにおいて看護職に求められる能力 と責任について理解する. SAMPLE.
第 15 章ケース紹介 どらみ 1. 目次 ワークライフバランスの概要 事例紹介 2 ワーク・ライフ・バランス( WLB )とは 3 個人の働き方や企業の制度を見直すことで、 ワークとライフを共に充実 → 個人も企業も HAPPY !! 個人の働き方や企業の制度を見直すことで、 ワークとライフを共に充実.
女性医師等就労支援事業事務局 清水 薫子 女性医師就労の問題点 ホームページ URL:
IBMユーザ研究会九州研T3 5章 Webの発展可能性. WWWの発展が企業に与えるもの 顧客・ユーザのリテラシー向上 顧客・ユーザの操作的な ” 常識 ” の変化 システム開発プロジェクトでの応用 ウェブの発展を、企業はどう捉えて、 自らをどう変えていく必要があるか? 新しいプラットフォームをより深く理解することで、
A-2資料⑤ 職業レディネス・テスト 第3版 実施手順.
医療面接(生活指導)に使える解決志向アプローチ(SFA)
1.「時間感覚」のズレを直す 2.「他者の承認」の仕組みを生かす
仕事の科学研究会プランニング ― 実績向上計画 ― TIPシート : 担当者( ) TIPシート : 担当者( ) 業務名 実施時期
~ 顧客満足は顧客から。 「リーダーシップ」はGDL多面評価で!~
~ リーダーシップ強化のための 「 360°フィードバック」 ~
自動車のリスク 2002.9.15.
東京大学工学部 丁友会学生委員会 学生委員長 竹内健登
平成24年度国立大学法人等若手職員勉強会 分科会2 全体会発表
メニューの数学 Lauren Bartlett.
オムニチャネル、グローバルリスク対応 R&Dコンサルティングのご提案 オムニチャネル、グローバルリスク対応
「新著『ワーク・コントロール』出版記念!」
『なぜ、わかっていても実行できないのか 知識を行動に変えるマネジメント』 第1章 知識は、実行しなければ価値がない
情報処理学会・経営情報学会 連続セミナー第3回 情報システム構築アプローチ 主旨
PFP関東第3回セミナー&WS 事例紹介 梶田英邦.
「タイムマネジメントとは・・・」 1 社団法人 関東ニュービジネス協議会 御中 ―タイムマネジメントの正しい認識と活用方法―
【コーチング体験セミナー】 自分が変われば、相手も変わる! 人間関係・コミュニケーションが劇的に変わり、
新入社員・若手研修.
3.労働時間の弾力化と課題 ◇新しい労働時間制度の導入◇ ◇弾力的な労働時間制度とは◇ 1987年、93年、98年
第2章 組織はかく思考する プラム.
Ⅲ.サービス開発の方法.
14回. まとめ 情報のまとめかた DBの利用 情報検索の留意点 情報検索と情報収集 68 基礎知識の必要性 68
管理者の基本心得研修テキスト 2010年5月28日 主催:久保経営労務管理事務所.
ITパソコン科初級 1ヶ月目の訓練成果発表 チーム・あおぞら 今から、ITパソコン科初級1ヶ月目の発表をさせていただきます。
環境の世紀17  第13回 駒場の電気を考える.
介護予防サービス・支援計画表 記入のポイント.
成長課題(スキル、スタイル、姿勢上)(具体的に)
管理的側面 管理者に必要な経営知識 経営学の基本 ①マネジメントと組織.
(3)女性リーダーのためのマネジメント・プロセス 研修 管理職・リーダーの役割は自分の成長にもつながる!
【事業名】 【事業代表者】㈱○○ ○○ 【実施予定年度】平成30~○年度 平成30年 月 日 (1)事業概要
薬物乱用と健康 あなたはNOとはっきりいえますか・・・  .
強み診断 (1/2) あてはまる・・・5 ややあてはまる・・・4 どちらともいえない・・3 あまりあてはまらない・・2 あてはまらない・・1
健康的な職業生活 (保健 最後の授業).
次ページボタンではなく、 画面をクリックする 「PPTアニメーション機能」 でご覧下さい。
「行動力アップ研修」から「経営ビジョン実現支援」へ
組織Ⅰから組織Ⅱへ ◉組織Ⅰでは、組織構成員は、それぞれ同じ権限を持って、協働に参加した。
女性活用の「組織」「自分」へのメリットを理解する
「次代のリーダー」を 「本物のリーダー」にする リーダーの行動力アップ研修のご提案
リーダーの役割 総合政策学部3年 鋤先麻美 環境情報学部3年 生田目啓
「人生100年時代」に求められるスキル 【OS】 【アプリ】 人生100年時代の働き手は、【アプリ】と【OS】を
受講日:   月  日 暗黙知の見える化ワーク 第1回 コミュニケーションとは.
教師にとっての「生の質」 青木直子(大阪大学).
4.「血液透析看護共通転院サマリーVer.2」
社員育成 ~企業変革における社員教育の重要性と戦略との適合性~
生活支援 中央研修 H26.9.4(木)~5(金) 品川フロントビル会議室 H26.9.6(土)~7(日) JA共済ビルカンファレンスホール
理論研究:言語文化研究 担当:細川英雄.
平成31年度 課長補佐級研修 事前課題の御案内 研修をより実りあるものとするために事前課題を2点お願いいたします。 【事前課題1】
平成29年度 課長補佐級研修 事前課題の御案内 研修をより実りあるものとするために事前課題を2点お願い致します。 【事前課題1】
~レジリエンス研修~折れない心の作り方・心の筋肉の鍛え方
佐世保市 保健福祉部 長寿社会課 生活支援体制整備事業 第2回 地域づくりを考える勉強会 佐世保市 第1層 生活支援コーディネーター 成冨努.
09 共同生活援助事業所(介護サービス包括型)で行う個別支援計画(案)
新規学卒者と早期離職問題 みらくる 2010/07/08.
SWOT分析 看護師 転職例 強み (Strengths) 弱み (Weaknesses) 機会 (Opportunities)
ワークライフバランス ~働く女性がキャリアアップのしやすい社会を目指す~
情報の授業 アプリ等を活用した勉強方法の改善(計画) ・R-PDCAサイクル ・アプリを活用した勉強方法の改善 計画書
Lecture2 体育・スポーツ経営とは p.16
中間管理職向け研修のご提案 部下達の能力をX倍化する 株式会社プレジャーポケット.
ワーク・ライフ・バランス推進プラン 定義《仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章より》 イクボス宣言
チームワークによる成功 第二副地区ガバナー研修.
情報処理技法(リテラシ)II 第2回:チーム活動 産業技術大学院大学 情報アーキテクチャ専攻 助教  柴田 淳司 パソコンの基本操作.
CDP企画 ES攻略!!内定を獲る自己分析(2日目)
派遣先企業の皆様へ ご協力のお願い 聴くチカラ 伝えるチカラ 遂げるチカラ 律するチカラ
より多くの若者が活躍できるために ー若者就労支援現場の課題からー
『Tsuku-場 第10回イブニング・レクチャー』アンケート集計結果
論文紹介 大学生はインターンシップをどのように認識しているのか?
Presentation transcript:

NPO法人日本タイムマネジメント普及協会 『働き方改革~個人と組織を強くするタイムマネジメント~』 ―改革を実現する5つのステップとやると必ず失敗する取組み― ―社長にも、部長にも、新人にもあてはまる「仕事のしくみ」が鍵― 芥川龍之介の短編「侏儒の言葉」のなかに 「人生は一箱のマッチに似ている重大に扱うのは莫迦々々(ばかばか)しい。 重大に扱わなければ危険である。 」とあります。 「人生」 を「タイムマネジメント」に置き換えてもなりたちます。 NPO法人日本タイムマネジメント普及協会 http://www.jtime.or.jp 2014年新春 ※この資料は、2013年12月にM県で行った労使共同での働き方改革の講演資料に手を加えたものです。

「意識ではなく認識を変えること」 ステップ1:意識改革を求めると間違いなく失敗する 大切なのは 「意識ではなく認識を変えること」   ・意識ではなく、認識を変えないと間違えた取り組みをすることになります。 <歴史的な例> ・天動説から地動説に認識が変わって中世から近世に移行しました。 <働き方改革での例> ・BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)はモノヅクリ現場の成功体験 ・そのために、「知事さんの仕事=委員長さんの仕事」とは考えられない ・だから、頑張る割には少しの成果しか残せない <変えるべき認識> ・裁量労働制⇒自律労働制 ・モノヅクリ現場の成功体験をホワイトカラーに導入⇒導入しない ・個人と組織は相容れないもの⇒協働できるもの ・知事さんの仕事と委員長の仕事は違う⇒同じ 意識ではなく認識がバラバラだから情報の共有化も進まないのでは?

タイムマネジメントは「時間管理」の技術ではなく、 「上手に仕事をさばく」=「仕事管理の技術」です タイムマネジメントは時間管理と認識しては成果が出ない  時間を止めたり、増やしたり、減らしたりは誰にもできません  つまり、時間管理は論理的には成り立たない言葉です  時間管理の本来意味するところは「時間を資源と捉え有効に使う」ことです  「有効に使う」目的はビジネスでは「上手に仕事をさばく」ことです ・ タイムマネジメントは時間管理ではなく「上手に仕事をさばく」こと(仕事の管理)です タイムマネジメントは「時間管理」の技術ではなく、 「上手に仕事をさばく」=「仕事管理の技術」です <例> 時間管理型 仕事管理型 ・10時から○○しよう ・○○は10時からしよう 時間に仕事を貼り付ける 仕事に時間を貼り付ける 無駄な仕事を貼り付けるかも 大事な仕事を特別な時間に実施

表面的にはまったく別の仕事でも、一皮むいてみると・・・ 仕事のしくみを認識しなくては成果が出ない  知事さんの仕事=委員長さんの仕事  コピー取り=企画書作成  地球上に引力があるように、どんな仕事にも誰が行なう仕事にも共通の仕事のしくみ   が存在する 表面的にはまったく別の仕事でも、一皮むいてみると・・・ 知事さんの仕事=委員長さんの仕事 コピー取り=企画書作成 自分ひとり   ⇔ 他人と共同 事前にわかる ⇔ 突発 継続的にやる ⇔ 単発・企画的にやる 今やる     ⇔ 後でやる 自分がやる ⇔ 他人でもよい 自席でやる ⇔ 他所でやる パフォーマンス⇔ リソーセス 開始   ⇔ 期限 質     ⇔ 量 目標 ⇔ 実績 責任  ⇔ 権限 納得 ⇔ 調整 専門 ⇔ 業際 判断 ⇔ 規範 個人が管理するものと誰かと管理する ものが常にセットになっている 二つの仕事のバランスで成果がきまる

「スキルアップを実現すると時短はついてくる」 ステップ2:時短、時間縮減を求めると間違いなく失敗する 大切なのは 「スキルアップを実現すると時短はついてくる」   ・時短を目指すよりスキルアップを目指すのが理にかなっている。 <その理由は>        生産性 =質×量/投下時間 ・生産性を上げるとは、三つの取組みが必要 ・今までよりも少ない時間でやる ・今までよりも多くやる ・今までよりも上手にやる ・この方程式で解答を出すには、今までよりもスキルアップしないと不可能 ・スキルアップなしで「今までよりも少ない時間」でやると質・量が低下する ・つまり生産性が低下することにつながる <現場での悲しい事例>長時間労働対策をやったことにより ・人間関係が悪化する ・クレーム、トラブルが増大し、いつの間にか、もとの労働時間に戻ってしまう ・一人一人のやる気が大きく損なわれる  スキルアップなくして成功するマネジメント上の取り組みは皆無

仕事の遅れっぷりの悪化(スキルダウンの傾向) ・仕事の始めと終わりのマネジメントの状況を調べたデータです。 ・点数が少なくなるほど、マネジメントが貧困な状態といえます。(うまくいっていない) ・過去8年間の傾向を見ると、概して年々悪化の傾向をたどってきていましたが、 2009年は企業  状況の変化により、管理職者層での研修が多かったため、スコアが良くなっています。  ただし、若手層だけでみると、やはり遅延傾向は悪化しています。

M県S部の2007年のスキルの分布状態 ・5,6級で60%超 ・5,6級は自力では仕事を 完成するのは難しい ・5,6級が6割超で  完成するのは難しい ・5,6級が6割超で  長時間労働対策を実施  すると成果は乏しい ・5,6級が4割以下になると  やっと成果が期待できる ・部下をたくさんもつ人、  プロジェクトリーダーは  有段者が望ましい ※仕事のしくみに基づいて、 五者択一の90問の業務診断を 用意しています。 このページのデータを含め、 以下に出てくるデータも全て この診断の結果をもとに導かれ ています。 個人のスキル状態と 組織の環境整備状態の両方を 把握することができます。20枚目 に参考データあり。

M県S部の2007年のH氏と部のスキル状態

M県S部の2007年のH氏と部のコミュニケーションスキル状態

M県S部の2007年のH氏の段級審査結果 M県S部H ※企業研修では、受講前と受講後(3ヶ月程度)にスキル診断を行い、各自のスキルアップの支援と 研修効果の測定を実施し、個人からも企業からも喜ばれています。

「今日、今週、今月の大事をはっきりさせること」 ステップ3:ムダ排除を求めると間違いなく失敗する 大切なのは 「今日、今週、今月の大事をはっきりさせること」   ・ムダ排除、ムダとりはモノヅクリ現場の定番だが、ホワイトカラーには通用しない! <その理由は>               大事⇔ムダ ・ビスを持って三歩移動する工程をどうして一歩に短縮できたか? ・毎日三歩だったから ・どうして? ・毎日「大事」が変わらないから ・では、ホワイトカラーの現場にムダ排除を導入すると ・精神論、根性論に成り下がる。どうして? ・ホワイトカラー現場は毎日大事が変わるから(ムダも毎日変わるから) <現場での悲しい事例>ムダ排除をやったことにより ・やる気が喪失する ・頑張る割りに成果が出ない(時間の無駄) ・科学的な取組みではなく、精神論・根性論が全ての取組みの根幹に  仕事の上手な人は今日のムダではなく大事がはっきりしている

大事 ムダ 大事とムダ <モノヅクリ現場とホワイトカラー現場の違い> モノヅクリ ホワイトカラー 24時間、365日不変 ムダとりは容易 日替わり ムダとりは困難 ホワイトカラー

東北日本電気「今日の大事」取組み後の残業時間の推移 見える化スタート 12/1 記入開始 内容確認・コメント記入 総時間外確認 業務分担変更 月・週の大事追加 事後時間外表記    (対話による時間外すり合わせ) 3月超過予測対策 休暇:前年比で1人1日増の取得 11月 12月 1月 2月 3月 (H) 2006年 2007年 東北日本電気「今日の大事」取組み後の残業時間の推移

「やる気が湧き出る自律的な取組み」 ステップ4:強制すると間違いなく失敗する 大切なのは 「やる気が湧き出る自律的な取組み」   ・やらされ感の増大からやっている感の増大へは意識ではなく認識を変える <その理由は>        コピーとり = 企画書作成 ・どんな仕事にも「開始と期限」、「質と量」などがある ・開始で指示されると違和感や不愉快感が増大する ・どんな仕事もやってる本人が執り行うものと誰かと一緒でなければ執り行えない  ものがコインのウラオモテになっている ・そう考えると「期限」を守れないのは、個人の問題ではない(仕事で自己責任はない) ・チームで言えば上司の問題といえる ・開始や質などの個人が執り行うものが蔑ろになるとやる気の低下とスキルの停滞  がはじまる <現場での悲しい事例>強制的な取組みをやったことにより ・水曜ノー残業ディ実施組織はそうでない組織より責任感が希薄になる ・以前やれていた業務ができない、またはミスが頻発する ・上司部下の関係が劣悪に  やる気とやり方はコインのウラオモテ、スキルアップでやる気アップ

仕事のしくみで見ると、 やり方 やる気

「個人のスキルアップと、 組織の環境整備はコインのウラオモテ」 ステップ5:自己責任を追及すると間違いなく失敗する 大切なのは    組織の環境整備はコインのウラオモテ」   ・取組むべき分野は個人も組織も三つある。 <その理由は>        知事さんの仕事 =委員長さんの仕事 ・日々やっていることはBPR的には全く異なるが、 ・実は二つの仕事しかしていない。 ・それは、「自分ひとり」でやる仕事と「他人と共同」でやる仕事 ・自分ひとりの仕事には、その仕事の専門知識・ナレッジが必要 ・他人と共同の仕事には、コミュニケーションの技術が必要 ・そしてこの二つを最有効に機能させるために「さばき方」の技術が必要 ・個人は日々この三つのスキルアップに励み ・組織は個人がスキルアップできる環境の整備を支援することが肝要 <現場での悲しい事例> ・ワークライフバランスのプロジェクトリーダーがパニック障害に ・リバウンドの繰り返しか、取り組みの頓挫  徒然草五十二段:すこしの事にも先達はあらまほしきことなり

生産性を向上させるための三つのスキル

三つのスキルの個人と組織の関係

M県S部の2007年の個人のスキルと個人の組織への満足度の相関関係 ※前述7枚目のスキル 診断の結果を、個人の スキルと組織の環境整備 状況で個人データを プロットしたもの。 この組織では、分布傾向 が正の相関になっている。 組織が硬直したり、大企業 病になると負の相関に なるので、個人と組織の 関係を的確に把握すること も可能。 ストラグルゾーン エクセレントゾーン クリティカルゾーン イナーシアゾーン

イノベーションの普及曲線 473/4528(10.5%) 3%、16%がキーポイント

no1 no2 no3 no4 no5 no6 A+AX 59 53 72 82 73 51 65 60 B+BX 26 20 12 11 M県S部の2007年の投下時間分析 no1 no2 no3 no4 no5 no6 A+AX 59 53 72 82 73 51 65 60 B+BX 26 20 12 11 22 24 19.2 30 C+CX 15 27 16 7 5 25 15.8 10 allX 32 37 23 17 22.3 AX 9 8 13.3 100 A 54 45 58 43 51.7 40 Bx+CX 1 ※Aは期限が迫っていて自分がやること、Bは期限が迫っていなくて自分がやること、Cは期限に関係なく  他人でも良いこと。  Xは突発の仕事。AXは突発ですぐ自分がやること、BXは突発であとで自分がやること、CXは突発で  他人でもできること。  以上六つの仕事別に時間の使い方を調べると、仕事の仕方の問題点がはっきりしてくる。  表左の赤字は20世紀の調査結果、21世紀でもピラミッド組織は赤字のデータに近似する。