第三回経営戦略会議 マーケティング 2013丁友会学生委員長 竹内健登
これまでのあらすじ 第一回:理念・ビジョン・目標・計画・実行 理念は不変、ビジョンは絵にして共有、目標は計測可能に、計画はMECEかつ全員に分かるように貼る。 行動は期限と責任を決めて頼む際は人の動かし方に注意する。 第二回:プレゼンテーション キャッチコピーの重要性、自己紹介、強み、失敗談、問題を認識させる、解決策、さらなる解決策、断る理 由をつぶす。四段論法、シーンの鮮明さ。
今回のテーマ マーケティング マーケティングとは? 顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるよう にする活動 マーケティングはなぜするんですか? ニーズを見つけるため、ウォンツを見つけるため。 新しいニーズを生み出す場合も、それ以外の場合も、マーケティングは絶対必要。 企画を立案する際にターゲットを鮮明に理解していますか? ターゲットはどこにいて、どんな生活をしていて、何を求めているのかを考えて企画を組んでいます か?
恋愛セミナーはなぜ成功したのか? マーケをしたから。緻密にアンケートをしてリサーチをした。 そしてそのリサーチで出てきた悩みに対してセミナーという形でソリューションを提供した。 対象が東大で理系という超ニッチ市場だった。 だから成功してテレビにも取り上げられた。新規企画なのに。 東大で学生レベルでマーケティングができればまずニュースになる。
マーケティングの流れ ターゲットに関する仮説を立てる。 ターゲットに接触し、プレゼンテーションをする。 ターゲットの問題点を聞き出す。ニーズを聞き出す。こちらの仮定しているソリューションに対する反応 率を見る。 仮説を確認・変更する ソリューションのプロトタイプを作る ターゲットに見せ、購入(来場)するかを確認 ターゲットを拡大させる 実行・フィードバック
仮説を立てる ワークシート配布 WMCを満たしているか? 2チームに分けて一つビジネス及び企画を考えさせる
ターゲットに接触し、プレゼンテーションする。 前回やりました。 大事なのは信頼関係。 それぞれのチームの営業担当にやらせる
情報聞き出し、反応率検査 相手が困っていることを聞き出す。 沢山聞き出せればそれだけよい。 何か一つ欲しいとしたら何か? ソリューションへの反応率を見る。 「まあ、おもしろそうじゃん」っていうのは当日来ません。 「これ、めっちゃいきたい!めっちゃほしい!」という人がどれくらいいるかを調べる。 1/10であれば優秀な企画案だと言える。普通は3%くらいだから断られてもあきらめない。
仮説を確認・変更する ここまでで変更する部分があれば変更する。
プロトタイプ作成 試作品を作る。 それは企画書で構わない。 ポスターとかでも構わない。 とにかく、相手に対して「もの」で実感させることが大事。 企画書であれば、必ず写真を載せる。 アプリであれば、動くパワポなりフラッシュなりで作る。 とにかく、文字ではなくものや画像、映像にする。 やらせる
顧客実証 ターゲットに実際にプロトタイプを見せる。 その場で購入(予約)を完了させる。
ターゲットを拡大させる 先ほど買ってもらった顧客・予約を約束してくれた顧客が他の顧客を呼びたくなるようなモデルを予め 考えておく。 例:共同購入モデル 具体的方法として図書券などを考える。 ツイッターやフェイスブックでの広報などはこの段階での話。 3M
企画実行・フィードバック 企画当日に必ずアンケートを実施する。 アンケート結果をみて企画をブラッシュアップする。 このようにして継続収入・継続企画が出来上がる。
まとめ 企画を確実に成功したいのなら、ちゃんとマーケティングをしろ。