ASEAN共同体の是非 藤代 高松 矢崎 山田 山本
ASEAN共同体とは AEC (ASEAN経済共同体) APSC (ASEAN政治安全保障共同体) ASCC (ASEAN社会文化共同体)
今回のディベートではASCC(ASEAN社会文化共同体)は議論しないこととする 前提 今回のディベートではASCC(ASEAN社会文化共同体)は議論しないこととする
以上の3点によりASEAN共同体を肯定します 主張 主張① 対内直接投資が増加する 主張② 域内競争力が向上する 主張③ ASEANの結束力が強まる
主張① 対内直接投資が増加する 主張①
インフラの未整備、人件費上昇が課題として挙げられている 企業が政府に求める施策(タイ) インフラの未整備、人件費上昇が課題として挙げられている タイ インドネシア 主張①
直接投資の懸念点(発展途上国) ミャンマー ベトナム やはりインフラを問題視する企業が多い 主張①
AECにおけるインフラ設備 ・ASEANハイウェイネットワークの完成 主張① ・シンガポール~昆明鉄道の完成 ACIAにおいて投資保護の枠組みが進み、対内直接投資の促進政策が行われている AEC(ASEAN経済共同体)の目標の一つである「競争力のある経済圏」の中にASEAN各国のインフラを整えるという政策がある ・ASEANハイウェイネットワークの完成 ・シンガポール~昆明鉄道の完成 ・ASEANブロードバンドコリドーの確立 ・マラッカ~プカンバル及び西カリマンタン~ サラワクのインターコネクション ・離島間ネットワークの確立 など 域内関税の撤廃によって、6億人規模の市場ができる 主張①
これらの政策により、対内直接投資は飛躍的に上昇し、域内の経済発展を促進するだろう また、これらの取り組みは安価な労働力をもつCLMV諸国への直接投資を増加させ、格差是正にもつながる これらの政策により、対内直接投資は飛躍的に上昇し、域内の経済発展を促進するだろう 主張①
主張② 域内競争力が向上する 主張②
貿易自由化により域内関税が撤廃され、ライバルが国の垣根を越えて出現する インフラ設備が充実することで移動にかかる時間やコストが削減され、域内の競争力が強化される より効率的な経済発展が可能となる 貿易自由化により域内関税が撤廃され、ライバルが国の垣根を越えて出現する 主張②
主張② 域内の競争力の強化や分業システムの確立をすることで、規模の経済のメリットを享受することは、これらの国が罠を脱出する足掛かりとなる 現在、タイやマレーシアなどの国は中所得国の罠にはまっている 域内の競争力の強化や分業システムの確立をすることで、規模の経済のメリットを享受することは、これらの国が罠を脱出する足掛かりとなる 主張②
競争力の強化によって先行6か国やCLMV諸国が全体的に成長することが可能となる タイプラス1 競争力の強化によって先行6か国やCLMV諸国が全体的に成長することが可能となる 主張②
主張③ ASEANの結束力が強まる 主張③
南シナ海での中国の行動をめぐって激しく対立 中国からの支援を受けている議長国カンボジアが対中強硬姿勢を共同コミュニケに反映させようとする主張を取り上げなかった ベトナム フィリピン 議長国 カンボジア マレーシア 南シナ海での中国の行動をめぐって激しく対立 1967年から続くASEANの歴史の中で初めて共同コミュニケを採択できなかった 主張③
今こそASEAN諸国は団結し、協力する必要がある!! 域内に生じた亀裂は各国の経済協力を確実に妨げる問題となる ・先行6か国は中国の横暴に対抗するための協力を深めなくてよいのだろうか? 主張③
主張③ ASEAN各国が政治的、経済的、社会的に協議し、連携していくシステムがASEAN共同体なのである
以上の3点によりASEAN共同体を肯定します 主張 主張① 対内直接投資が増加する 主張② 域内競争力が向上する 主張③ ASEANの結束力が強まる
ご静聴ありがとうございました