H27.3.27 大分県教育庁佐伯教育事務所 米持武彦 スタートカリキュラム 作成支援研修 H27.3.27 大分県教育庁佐伯教育事務所 米持武彦
さあ、新1年生が入ってきます! ゼロからのスタートじゃない! 安心・成長・自立! 生活科を中心に! 環境構成が大切! 全校体制で!
小1プロブレム発生率 (H21~H26) H27.3義務教育課 (A) 小1プロブレム発生率 (C)/(B) (B) 小学校数 (1年生) (C) 小1プロブレム発生校数 (D) 小1プロブレム発生なしの学校数 (E) 小1プロブレムの発生はあったが解消した学校数 (F) 小1プロブレムがない学校数 (D)+(E) (G) 小1プロブレムが年度内に継続している未解消の学校数 (H) 年度内未解消の小1プロブレム発生率 (G)/(B) H21 32.3 313 101 212 53 265 48 15.3 H22 32.1 305 98 207 54 262 44 14.4 H23 22.1 299 66 233 45 271 21 7 H24 19.4 289 56 37 270 19 6.6 H25 21.2 283 60 223 41 264 6.7 H26 14.6 274 40 234 28 258 12 4.4 (大分県教育課程実施状況調査より) 【考察】 ◇県及び市町村の継続した取組(幼保小連携)の成果が現れている。 ◇小1プロブレム発生率は、調査開始年度のH21と比べ、H26で17.7ポイント減少している。 ◇年度内未解消の小1プロブレム発生率(H)は、確実に減少して5%水準まで減少している。 ⇒95%の学校は、小1プロブレムが無い若しくは解消 ◇最も重要な数値は、(H)年度内未解消の発生率であり、今後も推移を見守りつつ、対策に向けた情報を発信していく必要がある。
佐伯市 小1プロブレム発生率 小1プロブレム発生率 【大分県】 (A) 小1プロブレム発生率 (C)/(B) 【佐伯市】 (B) 小学校数 (1年生) (C) 小1プロブレム発生校数 (D) 小1プロブレム発生なしの学校数 (E) 小1プロブレムの発生はあったが解消した学校数 (F) 小1プロブレムがない学校数 (D)+(E) (G) 小1プロブレムが年度内に継続している未解消の学校数 (H) 年度内未解消の小1プロブレム発生率 (G)/(B) H21 32.3 16.7 30 5 25 H22 32.1 17.2 29 24 4 28 1 3.4 H23 22.1 10.3 3 26 H24 19.4 H25 21.2 17.9 23 27 3.6 H26 14.6 10.7 (大分県教育課程実施状況調査より)
スタートカリキュラムをつくりましょう! 1 スタートカリキュラムスタートセットの活用 2 スタートカリキュラムのいろいろ 3 校内組織と年間スケジュール 4 重点課題の設定(枠組例) 5 スタートカリキュラム全体構想(例) 6 スタートカリキュラムの時間割作成 ⇒今日は、仕上げてから帰りましょう!
配布資料 レジュメ「スタートカリキュラム作成支援研修」 大分県スタートカリキュラム事例集 高知県教育センタースタートカリキュラム指導案集 臼杵市立福良が丘小学校スタートカリキュラム 4~5月8週間スタートカリキュラム作成シート 諸データ記録DVD (市内小学校交換用資料)
1 スタートカリキュラム スタートセットの活用 1 スタートカリキュラム スタートセットの活用 ○管理職、1年部、2年部各一部計3部配布 ○低学年の教育課程全体を視野に編成 ○活用しつつ、カリキュラム等と一緒に保管 ○校内組織で作成し、全校体制で指導 ○児童の活動イメージをしっかり描く ○目標、内容、時間数の管理と修正
2 スタートカリキュラムのいろいろ ~どのタイプで作成し(でき)ますか?~ 2 スタートカリキュラムのいろいろ ~どのタイプで作成し(でき)ますか?~ A<合科的な単元設定型>別冊高知県教育センターなど 単元E 単元B 単元A 生活 国語 算数 学級 体育 音楽
2 スタートカリキュラムのいろいろ ~どのタイプで作成し(でき)ますか?~ 2 スタートカリキュラムのいろいろ ~どのタイプで作成し(でき)ますか?~ B<重点課題別関連指導型>別冊福良が丘小など 国・音 国・図 国語 遠足 生活 図工 算数 生・体 体・算 体育 学級 音楽
作成要件 1 生活科(学習活動)が中心。 2 単元を設定(1時間もしくは単元で合科)。 3 授業時間数を割振(0.5,1,1.5など)。 1 生活科(学習活動)が中心。 2 単元を設定(1時間もしくは単元で合科)。 3 授業時間数を割振(0.5,1,1.5など)。 4 朝の会から1,2時間目の流れを重視。 5 小単元や週程度のテーマと、目標の設定。 6 1日や単元の流れ、単元相互の関連。
3 校内組織と年間スケジュール ○名 称 スタートカリキュラム作成委員会 ⇒校務分掌表に入れる! 3 校内組織と年間スケジュール ○名 称 スタートカリキュラム作成委員会 ⇒校務分掌表に入れる! ○構成員 校長、教頭、主幹教諭・教務主任、現1年担任、 新1年担任、生活科主任、養護教諭、 特別支援教育コーディネーター ( )、( )、( )
3 校内組織と年間スケジュール(例) 月 幼保との連携 スタートカリキュラム作成委員会 留意点 実態把握 5 6・7 8 10 11 3 校内組織と年間スケジュール(例) 月 幼保との連携 スタートカリキュラム作成委員会 留意点 実態把握 5 6・7 8 10 11 幼保小連絡会 交流活動 保育参観 就学時健康診断 秋祭り (交流活動) ○幼保小年間交流活動計画の作成 ○情報交換 (園児・幼児・児童の現状について) ◎交流活動等を通して継続的実態把握 ○交流活動の成果と課題 (配慮が必要な園児について) ○園児・幼児の様子を観察 (集団行動・話の聞き方) ○配慮が必要な園児・幼児の活動観察 ○2学期の成果と課題 *園児・児童の実態に合わせて交流グループ作りをする *夏休みを利用して訪問する *幼・保と連携をとり継続的に実態把握をする 作 成 1 2 3 入学説明会 (授業と学習発表会の参観) 入学児童の確定 ■作成委員会開催 (作業日程・分担などの確認) ○アンケート調査 (幼保指導者対象・保護者対象に) ○本年度取組の成果と課題 ○来年度の取組,連携計画について ○学級編成と来年度の行事の確認 ■スタートカリキュラムの完成・確認 *保護者にスタートカリキュラムについて知らせる *全教職員で確認する 実 践 4 6 入学式 ◆スタートカリキュラムの実施 ○スタートカリキュラムの成果と課題把握 *児童の実態に応じて弾力的に実施する *朱書きし,次年度の作成に生かす
4 重点課題の設定(枠組例) スタート期に育てたい力(重点課題)
5 スタートカリキュラム全体構想(例)
6 スタートカリキュラムの時間割 (H27例) 8(水) 9(木) 10(金) 目標 行事 1 2 入学式 3 4 5 13(月) 6 スタートカリキュラムの時間割 (H27例) 8(水) 9(木) 10(金) 目標 行事 1 2 入学式 3 4 5 13(月) 14(火) 15(水) 16(木) 17(金) 20(月) 21(火) 22(水) 23(木) 24(金) 27(月) 28(火) 29(水) 30(木) 1(金) 昭和の日
6 スタートカリキュラムの時間割 (H27例) 4(月) 5(火) 6(水) 7(木) 8(金) 目標 行事 1 2 みどりの日 こどもの日 6 スタートカリキュラムの時間割 (H27例) 4(月) 5(火) 6(水) 7(木) 8(金) 目標 行事 1 2 みどりの日 こどもの日 振替休日 3 4 5 11(月) 12(火) 13(水) 14(木) 15(金) 18(月) 19(火) 20(水) 21(木) 22(金) 25(月) 26(火) 27(水) 28(木) 29(金)