ヘアケアシャンプーの 製品特徴分析 37040243 上原千佳 37041649 本谷裕美子
1.背景 毎日使用するシャンプーの種類は非常に多い。そこで、消費者は何を基準にどのようなシャンプーを選んでいるのかに興味をもった。企業は商品を販売するためにはどのような戦略の下で展開しているのかを探りたいと考えた。
2.目的 各社のいろいろなシャンプーについてその特徴の違いによる商品の位置づけを知る。各社のシャンプーに対する販売戦略について分析する。そして、よく売れているシャンプーは何かを見つけて今後売れる新商品はどのようなものかを提言する。
3.方法 ①ホームページで各社のシャンプー商品について調べて、その中から私たちが知っている商品を選んだ。 ②そして、その商品について値段、デザイン、ライフサイクル等、商品特徴について調べる。 ③②で作成したデータから主成分分析を行い、各メーカーの商品の位置づけを行う。 ④各商品の位置づけを参考にして、売れている商品の特徴を分析する。
4.研究結果報告 商品特徴のデータ表
主成分分析結果(1)-解析結果精度-
主成分分析結果(2)-各主成分の持つ意味-
以上のことをグラフで見ると第1主成分は
第2主成分は
各シャンプーをこれらの主成分で位置づける
主成分得点 TSUB マシェリ スーパー ティセラ フィーノ 水分ヘア シーブリ メリット エッセン アジエン ラビナス いち髪 海のうる レシェ ナイーブ SALA ヴィダル パンテー ハーバル ダヴ モッズヘ LUX 植物物語 ソフトイ -8.0 -6.0 -4.0 -2.0 0.0 2.0 4.0 6.0 -5.0 -3.0 -1.0 1.0 3.0 主成分 3 主成分 1
使用しているシャンプーランキング1位~10位
広告を見たことがあるシャンプーランキング1位~10位
今後使いたいシャンプーランキング1位~10位
使用したことがある人で今後も使いたいシャンプーのランキング 1位~10位
まとめ 女性がシャンプーを選ぶ選択基準としては価格よりも使い心地を重視することがわかった。その結果としてLUX、TSUBAKI、アジエンスなど、値段は高くても高級感があり機能の高い商品が人気のようだ。その中でも日本人の黒髪をターゲットとしたTSUBAKIやアジエンスを抜いてシェアトップを守ってきたのはLUXであった。その理由としては高級感があるわりにはTSUBAKIやアジエンスのように価格が高くなく、使用感も良いからだ。 反対にメリットやナイーブなど、価格が安いシャンプーを使用している人は多いが、続けて使用したいと思う人は少ない。私たちの主観ではあるが、価格が安すぎると使用感に不安を抱くのかもしれない。実際私たちもあまり安いシャンプーは使用したいと思わない。また、メリットやナイーブは家族で使用するイメージがあり、香りや使用感を重視する年代の女性には人気がない。