会 計 学 総 論 Ⅱ 第2回 会計領域と複式簿記①
大学で学ぶ会計科目 <財務会計分野> <管理会計分野> <監査分野> <上級会計理論分野> <税務会計分野> <特殊領域>
取引の二面性 取引は契約にもとづいておこなわれ、ほとんどの契約は双務契約である。 すなわち、会計取引の二面性は、会計の基本等式である を常に成立させるものとしての二面性である。
会 計 取 引 資 産 = 負 債 + 資 本 したがって、会計取引とは、会計基本等式を常に成立させるものだけをいう。 ① ② ③ ④ ⑤ 会 計 取 引 資 産 = 負 債 + 資 本 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨
Ex. 現金500を元入れして商売を始めた。 2.商品300を仕入れ、200は現金で支払い残りは掛けとした。 3.商品200を400で売上げ、150は現金で受け取り残りは掛けとした。
4.営業費50を現金で支払った。
ただし実際には、取引毎に貸借対照表を作成することは不可能である。
前述の勘定への記入の前に「仕訳」が行われる。 現金500を元入れして商売を始めた。 2.商品300を仕入れ、200は現金で支払い残りは掛けとした。 3.商品200を400で売上げ、150は現金で受け取り残りは掛けとした。 4.営業費50を現金で支払った。