基礎タスク 「部屋」 「この部屋に何がありますか」 「○○はどこにありますか」 「ねこがいますか」 場所に関する文型や語彙の定着度を見る 基礎タスク 「部屋」 「この部屋に何がありますか」 「○○はどこにありますか」 「ねこがいますか」 場所に関する文型や語彙の定着度を見る 「あります/います」(動詞) 「に」(助詞) 「上、下、右、左」など(場所を表す語彙) うまく行かない場合は、「これは何ですか」のような 単語レベルの質問に切り替える ◆設問 ●ねらい ■注意事項 2010.3.24-25 © k.nakajima 2010
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基礎タスク 「スポーツ」 「○○をしますか」 「○○が好きですか」 「○○が出来ますか」 習慣的動作 好き嫌いの表現の定着度を見る 基礎タスク 「スポーツ」 「○○をしますか」 「○○が好きですか」 「○○が出来ますか」 習慣的動作 好き嫌いの表現の定着度を見る 可能表現の定着度を見る 年少児(5~7歳)でスポーツの直接体験がない場合は父親や年上の兄弟姉妹のスポーツの話に切り替える 国によってスポーツの種類を入れ替える必要がある 2010.3.24-25 © k.nakajima 2010
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基礎タスク 「日課」 「いつも何時に起きますか」 「朝起きて、何をしますか」 「家に帰ってから、何をしますか」 「今朝何時ごろ起きましたか」 基礎タスク 「日課」 「いつも何時に起きますか」 「朝起きて、何をしますか」 「家に帰ってから、何をしますか」 「今朝何時ごろ起きましたか」 「それから何をしましたか」 「昨日何時ごろ寝ましたか」 「いつも何時ごろ寝ますか」 動詞の「て形」を使って、習慣的動作や過去の出来事を時系列に従った述べる力 2010.3.24-25 © k.nakajima 2010
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基礎タスク 「職業」 「何になりたいですか」 「大きくなったら、何になりたいですか」 「〜たい」(希求表現) 「〜たら」(条件) 基礎タスク 「職業」 「何になりたいですか」 「大きくなったら、何になりたいですか」 「〜たい」(希求表現) 「〜たら」(条件) お医者さん、先生、パイロットなどの職業の名前が出ない場合は、「お医者さんは(どうですか)?」というような誘導尋問をする。 「どうしてですか」を加えると、認知タスクになる。 2010.3.24-25 © k.nakajima 2010
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基礎タスク 「やりもらい」 「この女の子は何と言いますか」 基礎タスク 「やりもらい」 「この女の子は何と言いますか」 子どものおじいさん、おばあさんの話、誕生日にどんな贈り物をあげたか、どうしてその奥井ものを選んだかなどに発展させてもよい。 2010.3.24-25 © k.nakajima 2010
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対話タスク 「誘う」 「今週の土曜日は○○さん(当人の名前)のお誕生日です。家でパーティをします。ケーキを食べて、そのあとで、新しいゲームをして遊びたいと思っています。○○さん(友達の名前)を誘ってください。朝学校の門のところで会いました」 誘うというタスクができるかどうか 場所や時間の取り決めのやりとりができるかどうか 親しい友達との会話なので、「だ体」が期待される 親しい友達の名前を導入会話で聞いておくこと 会話が切り出しやすいように2人が出会う場所を決めておく 誘い合って出かける年齢の子どもには代用カードを使用 2010.3.24-25 © k.nakajima 2010
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対話タスク―「伝言」 「○○さん(当人の名前)は家にいます。お母さんはいません。電話がかかってきました。電話に出てください」 (場面が変わって、テスタ—が母親になる) 「ただいま、電話あった?」 知らない人からかかった電話で、まず(1)伝言を受け、その伝言を(2)親に伝えるというタスク (1)は、電話に出て受け答えをするだけなので、難易度は低 いが、(2)は得られた情報をまとめて伝えるというタスクで、難 易度は高い。 年長児の場合は、電話特有の丁寧表現の理解や使用が一つのポイントになる 2010.3.24-25 © k.nakajima 2010
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対話タスク 「ねだる」 会話をリードする力を見る やりとりをする力、自分の都合のいい方に会話を運ぶ力 家庭内の「だ体」を使用した会話 対話タスク 「ねだる」 会話をリードする力を見る やりとりをする力、自分の都合のいい方に会話を運ぶ力 家庭内の「だ体」を使用した会話 ねだるモノは、子どもの年齢、男女差、生活環境によって選ぶ。例えば、年少児の場合は、新しいゲーム、自転車など、年長児の場合は、IT器具、お小遣いなど 「ねだる」対象が父親か母親か、文化によって異なる。 「どうしてお小遣いがもっと必要なの?」 「何に使うつもり?」 (会話のしめくくり) 「考えておきましょう」/「じゃ、お父さんに相談してみましょう」 2010.3.24-25 © k.nakajima 2010
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対話タスク 「問い合わせ」 「○○さん(当人の名前)は土曜日に○○に行きたいです。でも、(1)土曜日にあいているか、(2)何時からあくか、(3)いくらかかるか、分かりません。電話をして聞いてください」 テスタ—があらかじめ指定した場所に電話をして指示された情報を聞き出すタスク 子どもの年齢や生活環境に合わせて、公民プール、図書館など、問い合わせ先を選ぶ テスタ—が会話の流れをとめてしまわないように、予め開館時間や料金など必要な情報を用意する必要がある 3つの質問が覚えられない可能性があるので、指を立てて3つということを明示したり、また採点の折に、2つだけの正解を容認するなど、記憶力テストにならないようにする必要がある。 2010.3.24-25 © k.nakajima 2010
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対話タスク 「助けを求める」 「大変です。○○がありません。駅員さんに聞いてみましょう」 2010.3.24-25 対話タスク 「助けを求める」 「大変です。○○がありません。駅員さんに聞いてみましょう」 2010.3.24-25 © k.nakajima 2010
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多目的タスク 「あやまる」 (テスタ—が女性になってロールプレイ) (1) 「今何と言っていますか」(男の子を指して) 多目的タスク 「あやまる」 (1) 「今何と言っていますか」(男の子を指して) (2) 「○○さん(子どもの名前)はこの子です。 私はこの女の人です。話してください」 (テスタ—が女性になってロールプレイ) (3) 「この子は今どうして困っていますか」 (4) 「この女の人はどうして怒っていますか」 (1)は基礎タスク、(2)は対話タスク、(3)(4)は認知タスク 2010.3.24-25 © k.nakajima 2010
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認知タスク 「公害」 「これは地球です。地球はどうして泣いていると思いますか」 「どうすればいいと思いますか」 認知タスク 「公害」 「これは地球です。地球はどうして泣いていると思いますか」 「どうすればいいと思いますか」 地球がどうして泣いているかの説明、公害、環境問題とその対策について意見が言えるかどうかを見る 2010.3.24-25 © k.nakajima 2010
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認知タスク 「お話」 「小さい子(ども)が何かお話ししてと頼みました。お話をしてあげてください」 認知タスク 「お話」 「小さい子(ども)が何かお話ししてと頼みました。お話をしてあげてください」 知っているストーリーの再生が出来るかどうかを見る 絵カードにあるお話に限らず、どんなお話でもいいという指示を与える 2010.3.24-25 © k.nakajima 2010
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認知タスク 「地震」 「地震にあったことがありますか」(1) 「その時のことを話してください」(2) 「地震のときはどうしますか」(3) 認知タスク 「地震」 「地震にあったことがありますか」(1) 「その時のことを話してください」(2) 「地震のときはどうしますか」(3) 「地震はどうして起こりますか」(4) 地震体験のない子どもの場合は(1)(2)は省略 (4)は学年相応の理科の教科書用語(地殻、変動など)を使ってどのぐらい説明できるかを見る 2010.3.24-25 © k.nakajima 2010
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認知タスク 「食物摂取」 「りんごを食べていますね。食べたりんごはどうなりますか」 認知タスク 「食物摂取」 「りんごを食べていますね。食べたりんごはどうなりますか」 年齢相応の教科書用語を使って消化機能の説明ができるかどうかを見る。 2010.3.24-25 © k.nakajima 2010
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認知タスク 「蝶の一生」 「これは何ですか。そう蝶ですね。蝶の一生につい て話してください」 理科の教材と密着させて認知面の会話力を調べる 認知タスク 「蝶の一生」 「これは何ですか。そう蝶ですね。蝶の一生につい て話してください」 理科の教材と密着させて認知面の会話力を調べる 卵、幼虫、さなぎ、成虫、卵からかえる,孵化する、 蝶がさなぎから出るなどの表現を使って説明できる かどうか そのほか、「ひまわりの一生](1、2年生用), 「とんぼの一生」(2、3年生用), 「火山」(4年生以上) 2010.3.24-25 © k.nakajima 2010
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比較(カードなし) 「○○と○○はどう違いますか」 (1) 日本の食べ物と○○の食べ物(G1/2) (2) 日本の家と○○の家(G3/4) 2010.3.24-25 © k.nakajima 2010