元気なクラブ づくりのために クラブ・リーダーシップ・プラン プレゼンテーションを担当する方へ

Slides:



Advertisements
Similar presentations
1 単元 4 : レオクラブの会員. 2 レオクラブの新会員候補者が満たすべき条件: アルファ( 12 ~ 18 歳)またはオメガ( 18 ~ 30 歳)の年齢であ る 善良である スポンサー・ライオンズクラブのレオクラブ委員会により有資 格と認められる 入会資格 レオクラブの会員.
Advertisements

ワールドカフェ この説明資料の内容は以下のとおりです。 〇 ワールドカフェについての説明 〇 ワールドカフェの進め方 〇 進め方の例
マイクロティーチング 演習 指導案作成 模擬授業発表
東京大学工学部 丁友会学生委員会 学生委員長 竹内健登
Ⅱ 訪問介護サービス提供プロセスの理解 Ⅱ 訪問介護サービス提供プロセスの理解.
学校家庭クラブ活動と ホームプロジェクト.
「ICT社会におけるコミュニケーション力の育成」 研修モジュール C-1:パネルディスカッション
研修者のための 研修セミナーへ ようこそ
子どもたちが発達段階に応じて獲得することが望ましい事柄
会員増強と退会防止に繋がる広報 国際ロータリー第2650地区広報委員会 委員長  髙野 治 (奈良大宮ロータリークラブ)
グローバル補助金・・・地区財団委員会の責務
U40(アンダー40) 「文化魅力育成プロジェクト」
国際ロータリー第2760地区 .
地区ロータリー財団セミナー.
ブレインストーミング この説明資料の内容は以下のとおりです。 ◯ ブレインストーミングについての説明 ◯ ブレインストーミングの進め方
ロータリアン行動グループ.
C L Pを学ぼう 2620地区 会長・幹事会 2006年11月18日 RI研修リーダー 2640地区 PDG 成川守彦
2017-2018年 国際ロータリー第2790地区 管理運営委員会 広報・公共イメージ向上委員会
「21世紀型コミュニケーション力の育成」研修モジュール
ロータリーのご紹介 ロータリーに関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。ロータリーの概要をご紹介します。
ロータリー地域社会共同隊(RCC).
国際ロータリー第2760地区 .
国際ロータリー第2760地区 .
元気なクラブづくりのために クラブ・リーダーシップ・プラン プレゼンテーションを担当する方へ
ワークシート 高校生向け Q1 Q2 Q3 Q4 Q5 自然・環境 サンゴは海の中でどんな役割を担っていますか?
少経験者を育てる「3+1授業研究」 今年度からの取組 立案(P) 研究授業(C) 実践(D) 次への抱負(A) 研究協議(A)
住民組織活動を通じたソーシャル・キャピタルの醸成・活用にかかる 研修の進め方
地域・社会貢献をするために人として必要な資質
「講師講演」 本日は、まず講師の○○氏よりテーマ「○○」について講演をいただきます。 2017年度地域再興グループ    日本アカデミー委員会.
職業奉仕 国際ロータリー.
国際ロータリー第2650地区 会長エレクト研修セミナー 05~06年度パストガバナー横浜西RC金杉誠 2017年3月19日(日)
国際ロータリー第2760地区 .
国際ロータリー第2760地区 .
パワーポイントのスライドショーモードでご覧ください。
第70回全国連合小学校長会 研究協議会北海道大会 第61回北海道小学校長会 教育研究函館大会
LCI フォーワード 戦略プラン: 2015~16年度から2019~20年度.
発表内容の例(5S/小カイゼン発表) 活動から学んだこと . 職場とメンバー紹介 グループの思い テーマと目標 お勧めの改善事例
パワーポイントのスライドショーモードでご覧ください。
「行動力アップ研修」から「経営ビジョン実現支援」へ
徹底活用するための校内研修パッケージ これから、「子どもの学びを支えるヒント集2」を活用した校内研修を始めます。
社会奉仕.
会員増強に結びつく広報 国際ロータリー第2650地区 年度広報委員会 委員長 髙野 治 (奈良大宮RC)
商品開発企画 ~実家と寮と私たち~ 定森・川俣・須藤.
リーダーの役割 総合政策学部3年 鋤先麻美 環境情報学部3年 生田目啓
マスターズ甲子園 ボランティアを楽しんでもらうには
事業名 6月例会 第10回小学生ウルトラクイズ㏌京丹後 ~歩こうや!ロマンあるまち京丹後! 教科書にのっていない歴史がここにある!~
メンターチームによる初期研修について 1 現在の課題 国の方向性
受講日:   月  日 暗黙知の見える化ワーク 第1回 コミュニケーションとは.
課題研究ルーブリック評価の 活用マニュアル 平成30年1月10日 愛媛大学高大接続推進委員会 「課題研究」評価ワーキンググループ
国際ロータリー第2760地区 .
第4回目「これからの生涯学習推進の方向を探る」
例会の運営管理 第二副地区ガバナー研修.
2012年度次期会長・主査研修会 事業主任・主査の連携
9月の第1例会の定時総会に向けて CLPを導入した細則の検討.
ロータリー 会員現況 2019年1月1日現在 [発表者名] [発表日]
連絡先 ① ② ③ 作成 平成 年 月 日 名 前 生年月日 住 所 学校・園 家や園での呼び名 平成 年 月 日 ( 男 ・ 女 )
「21世紀型コミュニケーション力の育成」研修モジュール A1 概要解説モジュール
ワークシート 中学生向け Q1 Q2 Q3 Q4 Q5 自然・環境 サンゴは海の中でどんな役割を担っていますか?
ホップ!ステップ!ワーク!2017 一般社団法人 宇治青年会議所.
第XXXX地区 補助金管理セミナー 2012年7月.
国際ロータリー第2650地区 会員増強アクション会議卓話 大宮西ロータリークラブ   荒井伸夫.
年度 RI第2660地区 ロータリー財団委員長 溝畑正信(東大阪東RC)
新入社員トレーニング 発表者名 発表日 このテンプレートは、トレーニング資料をグループ設定で紹介するための開始ファイルとして使用できます。
チームワークによる成功 第二副地区ガバナー研修.
ライオンズクラブ国際協会  ゾーン・チェアパーソン研修
福岡県教育センター ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 研修担当の先生へ ※ ※ ※ ※ ※ ※
2018/04/15 第3分科会(クラブ奉仕部門) アドバイザー RI第1ゾーンARRFC 羽部大仁
地区活動方針と戦略計画の立案 2019-20年度 国際ロータリー第2690地区 2019-20年度 古瀬倶之
地区チーム研修セミナー 開会本会議.
クラブ会長 役割と責務.
Presentation transcript:

元気なクラブ づくりのために クラブ・リーダーシップ・プラン プレゼンテーションを担当する方へ 各スライドの発表者用ノートは、進行の際の参考としてご使用ください。スライドの内容の説明や、聴衆との対話型プレゼンテーションにするためのアイデアなどをご紹介しています。プレゼンテーションの聞き手がご自分のクラブの会員か、ほかのクラブの会員かによって、文言を変えてご使用ください。 アイデア 参加者に問いかけてみる。 「皆さんのクラブについて考えてみてください。活気があり、楽しいクラブですか。多様な会員がそろっていますか。新しいアイデアを奨励していますか。すべての会員が積極的にクラブに参加していますか」 「どうすれば、もっと元気なクラブになるでしょうか」

元気なクラブとは 「元気」なクラブは: 活発に活動している 会員が積極的に参加している 有意義なプロジェクトを実施している 柔軟である 新しく、楽しいアイデアを取り入れる 個性がある 会員の多様性や個性を生かしている [元気なクラブのイメージにふさわしい写真を、スライドに加えてください]

元気のあるクラブの強み 新しい運営方法を取り入れることにより: 活気が生まれる クラブがもっと楽しくなる 会員同士の結びつきが 深まる RI戦略計画は、クラブの刷新性と柔軟性を大切にしています。会員のニーズに応えて新しいアイデアを取り入れることで、活気が生まれ、クラブがもっと楽しくなり、会員同士の結びつきが深まり、「元気なクラブ」となるでしょう。 世界中に34,000のロータリークラブがありますが、文化と運営方法はそれぞれ異なります。自分たちのクラブの強みを生かして、地域社会にとって魅力のクラブをつくりましょう。 これから先のスライドでご紹介するベストプラクティスの一つひとつを、クラブでご検討いただき、必要であれば工夫して応用してください。心を開いて新しいアイデアに挑戦するよう呼びかけ、会員の強い支持が得られたアイデアを採用しましょう。

クラブの未来の姿を思い描く 3~5年後にどのようなクラブになりたいかを考える どのクラブにも戦略計画が必要です。その戦略計画の中に、クラブの3~5年後のあるべき姿を描いた「ビジョン」と、そのビジョンを実現させるための長期目標を含めましょう。さまざまな斬新なアイデアが、戦略計画になるべく多く反映されるよう、立案の段階で全会員が意見やアイデアを取り入れることが大切です。 将来を見据えた計画を立てることで、クラブが常に地元のニーズに沿い続け、持続可能で大きな成果をもたらすプロジェクトを立案できるでしょう。 アイデア 参加者に問いかけてみる。 「“ビジョン”とは何でしょうか」 「皆さんのクラブの個性や強みは何ですか」 「クラブが得意としているのは、どのようなことですか」 クラブでのビジョンはどういうものか、参加者に尋ねてみる。 「戦略計画立案ガイド」を配り、戦略計画の概念を説明して、クラブでの戦略計画がどういうものになるかを考える糸口をつくる。

年度目標を立て記録する 年度目標をロータリークラブ・セントラルに入力 年度目標は、長期目標達成へのステップ クラブの最近の達成事項がロータリークラブ・セントラルに 記録されるよう、目標と進捗状況を定期的に入力 クラブ運営を透明性のあるものにするため、クラブ目標に 関する情報を閲覧するようクラブ会員に奨励 戦略計画は、クラブの大局的な未来像を思い描くものですが、長期目標を達成するには、目標一つひとつを、各計画年度ごとに達成可能な年度目標に分ける必要があります。 ロータリークラブ・セントラルは、クラブが年度目標を立て、目標への進み具合を記録するためのツールです。 目標を立てることで、クラブが、ただ現状を受け入れるのではなく、向上心を持ち続けるきっかけとなるでしょう。 アイデア 参加者に問いかけてみる。 「皆さんのクラブの年度目標は何ですか」 「その年度目標は、とのような方法で立てましたか」 「年度目標を、誰がロータリークラブ・セントラルに入力しますか」

クラブ協議会を定期的に開く クラブ協議会を定期的に開き、会員の 参加意欲と熱意を維持 すべての会員からアイデアと関心事を募る クラブのニーズに全会員で取り組む 会員の関心が高いことを活動計画に盛り込む クラブ協議会の計画の段階で全会員が参加し、クラブの最新情報を共有することが大切です。クラブ協議会は、会員とのコミュニケーションをとるのに最適な場です。クラブの運営方法の見直しや、斬新なアイデアを募るためのブレーンストーミングに1回の協議会をまるまる充てるのも、一つのアイデアです。そうすることで、全会員が意見を述べたり提案をしたりする機会となります。会員が「自分たちで立案に取り組んだ」と自覚できるプロジェクトや活動ほど、会員が熱心に支持し、協力してくれるものです。 アイデア 参加者に問いかけてみる。 「このほかに、クラブ協議会でどのようなことができるでしょうか」 「これまでに開いたクラブ協議会は、クラブにとって有意義でしたか」 クラブ協議会で話し合いたいと思うことを参加者に書き出してもらう。

オープンなコミュニケーションを図る 会員が自由にアイデアや情報を 交換し、全員がクラブの 方向性を決める クラブ改善のためのアイデアを クラブのリーダーに提案し、ほかの会員にも意見を聞く インターネットやソーシャルメディアが発展し、いろいろな方法でクラブの活動、ニュース、イベントについて情報が発信できるようになりました。どの方法を使うにしても、常にオープンなコミュニケーションに努め、情報を共有したり公開したりする方法や時期を決めておくことが大切です。 クラブ会員のニーズが、クラブのリーダーや、必要な場合には地区のリーダーにも伝えられることが大切です。 逆に、地区の取り組みについても、クラブのリーダーや会員に情報が伝わるようにしましょう。 利用者は急増しているソーシャルメディアは、大勢の人に一斉に情報を伝えるのに便利です。 アイデア 参加者に問いかけてみる。 「人びとは、何を目的としてクラブや地区のウェブサイトを訪れるのでしょうか」 「クラブや地区のウェブサイトにどのようなことを載せてほしいと思いますか」 ソーシャルメディア(フェイスブック、ライン、ミクシー、LinkedInなど)をよく知っている人とあまり知らない人にペアを組んでもらい、ソーシャルメディアの利点や、ソーシャルメディアで発信するのに適した情報は何か、また、アカウントをつくるにはどうすればよいかを話し合ってもらう。

後継者を育てスムーズな引継ぎを図る 毎年リーダーが交代するロータリーでは、多くの会員がリーダーの役割に就く チャンスがある 会長エレクトとノミニーが就任に備えられるよう、現会長とパスト会長に支援をお願いする 毎年リーダーが交代するロータリーでは、多くの会員がリーダーの役割につくチャンスがある一方、長期的な計画が実行しづらくなることがあります。クラブリーダーの選出は、現任者からの引継ぎがスムーズになるよう、十分な期間の余裕をもって行いましょう。また、選出されたリーダーに早いうちからクラブでの計画立案にかかわってもらうことで、次年度以降に影響がおよぶ決定を行う際に、次期リーダーの意見を反映させることができます。 アイデア 参加者に問いかけてみる。 「新ロータリー年度に、どなたがクラブのリーダーになりますか」 「現リーダーの方へ:就任に備えるために何をしましたか。今振り返って、どうすればもっと効果的に準備できたと思いますか」 「クラブでは、リーダー育成のために何をしていますか。その方法はうまくいっていますか。リーダー育成のために特に何もしていない場合、何を取り入れたらよいと思いますか」 リーダーシップに継続性がないと効果的に実施できないと思われる活動や事項を、思いつくままに挙げてもらい、継続性の重要性を再確認する。

クラブの運営方法を反映させて細則を修正 クラブの発展に伴い、細則を変える 「推奨ロータリークラブ細則」は 土台 必要の応じ修正 最近取り入れた運営方法や 手続きを反映 新たな手続きは、細則に盛り込む前に試験的に取り入れてみる 推奨ロータリークラブ細則は、クラブの運営方法に合わせて修正を加えて使用すべきものです。クラブの現在の運営方法をクラブ細則に反映させましょう。 アイデア 参加者に、クラブで廃止したい慣習や運営方法をひとつ、新たに取り入れたい慣習や運営方法をひとつ、挙げてもらう。

会員同士の交流を深める ロータリーを楽しんでいる会員 ⇒ クラブに積極的に参加 クラブ行事に親睦の機会を添える クラブ行事に家族や友人を招く 新会員が歓迎されているという 雰囲気をつくる 何事も楽しんで行う ロータリー親睦活動やロータリアン行動グループを推進する 会員が、つまらないという気持ちや義務感で例会に臨むのではなく、本当に来たいと思って出席できるようにすることが大切です。元気なクラブは楽しく、会員に熱意があります。 会員がクラブを楽しくないと感じているのなら、会員が参加したいと思うのはどのようなことか、どの曜日や時間が都合がよいのかを調べるために、ア ンケート調査を行うのも一案です。 会員間のつながりの強さは、会員維持のカギとなるものです。新会員をきちんと歓迎しなかったり、付き合いやクラブの会合に招待しなかったりすると、無関心になってしまったり、ロータリーの活動に対する熱意がわかない可能性もあります。 ロータリーならではのネットワークづくり(人と人とのつながり)機会は、特に若手の職業人にとって魅力のあるものです。会員勧誘の際には、これらの機会を強調するようにしましょう。 アイデア クラブをもっと楽しくする方法を思いつくままに述べてもらい、その場でホワイトボードや大型用紙に書き留めていく。 参加者が互いを知り合えるよう、一人ひとりに、まず起立し、ほかの参加者の中でよく知り合っていない人を選んでペアを組み、会話を楽しんでもらう。

心から関心をもてる活動に参加 会員が心から関心を持っている活動に参加できるようにする 会員一人ひとりの関心を調べ、それを基にプロジェクト、活動、プログラムを企画 関心があれば積極的に参加 ボランティア活動やそのほかのクラブ活動がさらに活発に クラブに会員に積極的に参加してもらうために。どのような方法をとっていますか。例会に出席するだけではマンネリ化してしまい、会員の積極性を引き出すこと難しくなります。積極的な参加を促すための第一歩は、関心のある活動や分野は何かを会員に尋ねることです。その結果に基づいてプログラムや活動の計画を立てることにより、会員の積極的な参加が促進されるでしょう。 アイデア 各参加者に、参加してみたい奉仕活動を一つ挙げてもらい、ホワイトボードや大型用紙に書き留める。そのうち一つのプロジェクトを選んで、各自がどのようなスキルで貢献できるか尋ねてみる。

リーダーとなる人材を育てる ロータリーは職業人とリーダーの 集まり ロータリーのリーダーとしてのスキルを学んでもらう 包括的な研修プランには、地区での研修、新会員オリエンテーション、継続的な教育の機会、リーダーシップスキル開発などが含まれます。 クラブ研修リーダーまたはクラブ研修委員会を設置して、新会員や現会員のための研修の監督を担当してもらいましょう。 また、どのような主題やリーダーシップスキルを学びたいと考えているか、会員に尋ねてみるとよいでしょう。 アイデア 参加者に問いかけてみる。 「クラブでどのような研修をしてほしいですか」 「現在ある研修のうち、どれを廃止し、どれに変更や修正を加えたらいいと思いますか」

クラブ運営に必要な委員会を設置 クラブの効果的な運営を支える委員会を設置 推奨されている委員会: 会員増強委員会 広報委員 奉仕プロジェクト委員会 ロータリー財団委員会 管理運営委員会 どのような委員会構成を採用する場合でも、全委員会が、奉仕部門、クラブの活性化、会員の積極的参加など、クラブの目標に向けた活動を支援することが大切です。 大規模なクラブの場合、全会員が参加できるよう、追加の委員会を設けることを検討するとよいでしょう。小規模クラブでは、同じ会員が複数の役割を務める状況を避けるため、委員会の活動を統合するのも一案です。 アイデア 参加者に問いかけてみる。 「現在のクラブの委員会構成に問題点やうまくいっていないと思われることはありますか」 「クラブ運営を円滑にするために追加したほうがよいと思われる委員会がありますか」 「現在ある委員会の中で、必要ないと思われるものはありますか」

伝統と革新 クラブにとって有意義な伝統は 維持するとともに、新しい運営方法を会員が提案しやすい環境を つくる 変化をためらうのは、ある程度自然な反応です。しかし、革新的な変化を遂げるために、必ずしもすべての伝統を捨て去らなければならないわけではありません。 クラブにとって意義のある伝統を維持するのは良いことですが、現状や現在のやり方に疑問を投げかけることのできる雰囲気をつくることが大切です。 次の点を、自問自答してみましょう。 クラブの伝統の中で、クラブの活性化を助けているものには何ありますか。 新しいアイデアを取り入れるとしたら、どのようなものがあるでしょうか。 最近クラブで起こったいい意味での変化には、どのようなものがありましたか。 変化についての、どのような懸念や心配がありますか。 「今までずっとそうだったから」というのが、ある慣習の唯一の存在意義であるとしたら、それはおそらく、クラブの活性化を助けているとは言えないでしょう。 アイデア 参加者に問いかけてみる。 「クラブの伝統の中で、本当に意味があると思うものは何ですか。また、クラブの活性化に寄与していないと感じられる伝統がありますか」 「クラブでやってみる可能性がある新しいアイデアには、どのようなものがありますか」 2人1組のペアを組み、クラブがこれまでに取り入れた良い意味での変化をいくつか取り上げ、それについて話し合ってもらう。

アイデアを実行する 別の日にミーティングを開き、新しいアイデアについて 話し合うのも一案 会員のアイデアを取り入れる アイデアを細則に盛り込む前に試験的に取り入れてみる アイデア 参加者に問いかけてみる。 「今まで挙げられたアイデア以外で、元気なクラブとなるために実行してみたいものがありますか」 「何か懸念はありますか」

「元気なクラブづくりのために: クラブ・リーダーシップ・プラン」 クラブが独自のリーダーシップ・プランを作るための手引き 10のベストプラクティスを紹介 クラブ活性化に役立つ資料 リソース 「元気なクラブづくりのために:クラブ・リーダーシップ・プラン」 「戦略計画立案ガイド」 ロータリークラブ・セントラル 「活動する地域社会:効果的なプロジェクトのための手引き」 「指導力養成 プログラムを始めるための手引き」 RI 戦略計画とそれについてのEラーニング資料 推奨ロータリークラブ細則 標準ロータリークラブ定款 ロータリーショーケース、ロータリーのアイデア応援サイト(My ROTARYより) クラブ例会および協議会の情報 クラブの委員会構造 アイデア 「元気なクラブづくりのために:クラブ・リーダーシップ・プラン」を配る

「元気なクラブづくりのために」の活用法 ベストプラクティスを吟味 (「アイデア:クラブでやってみよう」を参照) クラブの改善点を検討 思いつくままにでアイデアを挙げてみる(ブレーンストーミング) 新たな方法を試してみる

会員のアイデアを取り入れる クラブでの運営方法や慣習と、「元気なクラブづくりのために」に紹介されているベストプラクティスを比較対照してみましょう。 改善の余地がある点については、改善のアイデアを考え、それをどのように実行できるかを検討します。たとえ実現までに時間がかかったとしても、それによって実りある結果がもたらされるでしょう。 アイデア 参加者に問いかけてみる。 「既に紹介されたベストプラクティスのほかに、良い方法やアイデアがありますか」 「何かご質問やコメントがありますか」