キノコの見分け方 図鑑に載っているキノコと図鑑に載っていないキノコを参考に 兵庫きのこ研究会 幸徳伸也
見落としがちなきのこを見分けるポイント 匂い 粘性の有無 味 傘の裏 発生時期 変色性 断面の形態 発生環境 発生地 などなど
アマタケ 落葉上に群生し、柄に白色の微粉が付着するキノコ
コゲチャクサカレハタケ
アマタケ コゲチャクサカレハタケ 特別な匂いはない ヘクソカズラもしくはニンニク様の匂いがする
ワカクサタケ 小さくて傘が緑色のキノコ
トガリワカクサタケ
ワカクサタケ トガリワカクサタケ 傘・柄に粘性がある 傘・柄に粘性がない 神戸市須磨区 宍粟市千種町
キアミアシイグチ 柄に黄色の網目があるイグチ
キアシヤマドリタケ
キアミアシイグチ キアシヤマドリタケ 幼時管孔が塞がれない 幼時管孔が塞がれる 苦味がない 苦味がある
ツチグリ 星形に割れる団子形のキノコ
コツチグリ
ツチグリ コツチグリ 11-15片に裂ける クロマツ林に発生 6-10片に裂ける 広葉樹林に発生
ヒメホコリタケ 芝生上に発生する白色の団子形のキノコ
シロクモノコタケ
ヒメホコリタケ シロクモノコタケ 断面は粒状 断面はスポンジ状
ヒメカタショウロ 表面が黄土色で断面が黒い団子形のキノコ
タマネギモドキ
ヒメカタショウロ タマネギモドキ 殻皮が薄い(1mm以下) 殻皮が厚い(1mm以上)
アメリカウラベニイロガワリ 管孔が赤色、柄が粒状で青変性のあるイグチ
ウラベニヤマイグチ
アメリカウラベニイロガワリ ウラベニヤマイグチ 断面は全面が青変する 断面は傘部のみ青変する
シロハツモドキ ベニタケ科の白いキノコ
ウズゲツチイロタケ
シロハツモドキ ウズゲツチイロタケ 断面に模様なし 断面に縞模様がある ヒダは白色で分枝しない ヒダは帯橙色で分枝する
ウスフジフウセンタケ 全体が薄紫色のフウセンタケ
ウメウスフジフウセンタケ
ウスフジフウセンタケ ウメウスフジフウセンタケ 秋にブナ科樹下に発生 春~初夏にウメ樹下に発生
ヒラタケ
オオヒラタケ
ヒラタケ オオヒラタケ 晩秋~春に発生 夏に発生
きのこのは傘の色や柄の色に目を奪われがちです! 匂い 粘性の有無 味 傘の裏 発生時期 変色性 断面の形態 発生環境 発生地 なども確認すればきっと正しい同定ができると思います もし、違う点があったときは無理にあてはめず、「~タケの仲間」としたほが無難です