企画② 桑田 アニー かっしー
説明
ものづくりゲーム! みなさんの手元にはA4用紙10枚、文具があります 各グループには今5000円あると考えてください 今からの時間は各グループごとに協力し、あるものをつくってもらいます
ものづくりゲーム! つくるものとは・・・ 半径3㎝ 一辺5㎝
ものづくりゲーム! 各グループを一つの会社と考え作業をおこなってもらいます ○、△は会社の商品だと思って真剣につくってください できた商品が販売するに値すると思ったら、前にいる顧客に売りにきてください(何個ずつでも構いません)
ものづくりゲーム! 制限時間内に商品を正確に多く作り、最後に持っている金額が多い会社が優勝です! どうすれば効率よく稼げるか、各会社で役割分担を考えて作業をおこなってください!
ものづくりゲーム! 半径3㎝ 一辺5㎝
ものづくりゲーム! 需要変動 通常の用紙で○:1000円 △:500円 色紙:1枚15000円、2倍の値段 通常の用紙で○:1000円 △:500円 色紙:1枚15000円、2倍の値段 シール:5枚30000円、製品に貼れば高い値段で買取(貼るのは1枚まで) 90度、60度、30度の三角形:1500円で売れる 2㎝
補足 需要変動 色紙は需要が低下したため通常用紙と同じ値段で買い取ります シールが貼ってある製品は半額 法律の改定により、台紙一枚につき5分ごとに5000円徴収します シールは一度貼ったら 剥がすことは禁止! 台紙を捨てるのも禁止!
まとめ
ゲームの仕組み 環境変化 B B C
学んでもらいたかったこと 環境変化に 適応することの大切さ
機会を活かす! 状況を打開する! 2種類の環境変化 ①これまで培ってきた技術が さらに活かされる ②これまで培ってきた技術が さらに活かされる 機会を活かす! ニーズの高まり 技術の進歩 ②これまで培ってきた技術が 役に立たなくなる 状況を打開する! ニーズの減少 競合・代替品の台頭
今回のケースだと… ①これまで培ってきた技術が さらに活かされる ②これまで培ってきた技術が 役に立たなくなる さらに活かされる 色紙で作ったり、シールを貼ると高く売れる ➡技術を取り入れニーズに応える ②これまで培ってきた技術が 役に立たなくなる 色紙やシールが無価値に ➡情報を待ちながら他の生産方法にシフトする
そのほかにも… 各グループの手持ちの道具(=技術)の違い ➡それぞれの会社の強み ➡多様な技術を確保することの重要さ 品質管理の重要さ ➡それぞれの会社の強み ➡多様な技術を確保することの重要さ 品質管理の重要さ 合理的な判断を下せるようになる ○:経済的価値に基づく購買 ×:感情的プロセスに基づく購買
そのほかにも… 同じ方法では利益継続が困難 ➡新しい技術の取り入れ 役割分担を自然とできる ➡限られた時間と情報を効率よく整理し、 ➡新しい技術の取り入れ 役割分担を自然とできる ➡限られた時間と情報を効率よく整理し、 活用するための分業体制が重要 「情報」の大切さ ➡競合やニーズなどの環境変化について
ケース紹介
環境変化への適応に 成功した企業 失敗した企業 概要 環境変化への適応に 成功した企業 失敗した企業
環境変化への適応に 成功した企業 失敗した企業 概要 環境変化への適応に 成功した企業 失敗した企業 デジタルカメラの台頭
環境変化への適応に 成功した企業 失敗した企業 概要 環境変化への適応に 成功した企業 失敗した企業
環境変化への適応に 成功した企業 失敗した企業 概要 環境変化への適応に 成功した企業 失敗した企業
フィルム業界の歴史 コダック倒産 1888年 コダック 世界初のフィルムカメラ発売 1934年 富士フイルム設立 1888年 コダック 世界初のフィルムカメラ発売 1934年 富士フイルム設立 1975年 コダック デジカメ発明 1976年 コダック 米国のカメラの85% フィルムの90%のシェア獲得 1988年 富士フイルム 世界初のデジカメ発売 2000年 カラーフィルムの世界需要ピーク 2005年 デジカメ販売台数がフィルムカメラを上回る 2012年 コダック倒産 コダックHP コダックの歴史(http://www.kodak.com/global/ja/corp/historyOfKodak/historyIntro_ja.jhtml?pq-path=2217/2687) 富士フィルムHP 沿革・歴史(http://www.fujifilm.co.jp/corporate/aboutus/history/index.html)
カラーフィルムの世界需要推移(相対値) 2000~2010でフィルム需要が大幅減少 コダックと富士フィルムに見るサバイバル方法(http://www.electronicjournal.co.jp/article/PDF/20120601.pdf)
コダックと富士フィルムの売上比較 2000年を境に両社に大きな差ができた コダックと富士フィルムに見るサバイバル方法(http://www.electronicjournal.co.jp/article/PDF/20120601.pdf)
コダックに何が起きたのか 10年間で売上1/10に まだまだフィルム技術に集中しても大丈夫!!! 2010年にデジカメは フィルムカメラを上回る 1975年 まだまだフィルム技術に集中しても大丈夫!!! 10年間で売上1/10に コダックと富士フィルムに見るサバイバル方法(http://www.electronicjournal.co.jp/article/PDF/20120601.pdf)
富士フイルムの躍進の理由 このままではいけない!! ビジネスの再構築を 行わなければ!! 2000年社長就任 古森重隆氏 2000年社長就任 古森重隆氏 このままではいけない!! ビジネスの再構築を 行わなければ!! ただ生き延びるだけではなく 今まで培ったフィルム技術を 応用できないかな…? 東洋経済オンライン2013年11月24日「富士フイルムはなぜ、大改革に成功したのか」(http://toyokeizai.net/articles/-/24643)
富士フイルムの化粧品参入 2007年 アスタリフトを生み出した フィルムに使っていた コラーゲンに詳しい! これは化粧品に応用できるのでは!! 2007年 アスタリフトを生み出した 東洋経済オンライン2013年11月24日「富士フイルムはなぜ、大改革に成功したのか」(http://toyokeizai.net/articles/-/24643)
富士フイルムの事業構成変化 フィルム事業縮小するも、売上高倍増!! フィルム19% 2740億円 フィルム1% 300億円 フィルム19% 2740億円 フィルム1% 300億円 売上高 1兆4403億円 売上高 2兆3000億円 2000年 2010年 フィルム事業縮小するも、売上高倍増!! コダックと富士フィルムに見るサバイバル方法(http://www.electronicjournal.co.jp/article/PDF/20120601.pdf)
2013年度 事業セグメント別売上高構成比 写真以外の事業の割合が高い (富士ゼロックス) 富士フイルムHP 事業領域(http://www.fujifilmholdings.com/ja/business/field/)
インフォメーションソリューション 売上構成比 アスタリフト含むヘルスケアの割合増 →富士フイルムの核に!! 富士フイルム 事業別売上高(http://www.fujifilmholdings.com/ja/investors/performance_and_finance/sales_trends_by_products/)
まとめ これまで培ってきた技術が 役に立たなくなる これまで培ってきた技術が さらに活かされる フィルムカメラの時代の終焉 →何もしない(コダック) ビジネスの再構築(富士フイルム) これまで培ってきた技術が さらに活かされる フィルム技術で培ったコラーゲンの 化粧品への応用(富士フイルム)
まとめ 環境変化に 適応できた富士フイルムと 適応できなかったコダック 環境変化への適応が重要